アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

ソファーから有機化合物臭がしたので、家具屋さんへ問い合わせたところ、検査結果が送られてきました。


合板の検査を行った結果を示した表に、Test Method : With reference is ISO 17226-1: 2008, Analysis was permed by HPLC.

とあり、結果欄に

MDL(mg/kg)    20
Limit(mg/kg)   75

(Method Detection Limit = MDL )

とありました。 


また、下記のページを見ますと、大人用の衣料品などからは、75ppm(=mg/kg)とあります。
http://www.gls.co.jp/technique/lc_technical_note …

しかし、よく見かけるホルムアルデヒドの空気中の量は、0.08ppmです。 

この75ppmと0.08ppmの違いはなんなのでしょうか? ppm=mg/kgとありますが、数値があまりにも違いすぎます。

また、上の検査結果は、合板に含まれるホルムアルデヒドの重さを量っているようですが、何mg/kgならば、空気中のホルムアルデヒド量が0.08ppmになるのでしょうか? 

詳しくお分かりの方がいらっしゃいましたら、教えていただけますでしょうか?



よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

ようやく全体が見えてきました。



Perforator value は「抽出値」と訳せます。
DIN EN 120(ドイツ=EU規格)による合板のホルムアルデヒド含有量試験で、
合板サンプルを抽出器に入れ、トルエンで抽出し、抽出液注のホルムアルデヒドを
光学的に定量します。結果はmg/100g(乾燥合板の重量)で表されます。

表の訳は
Result          結果
No4---21         21(mg)
No5---24         24(mg)
MDL---2.0        この方法の検出限界
Permissible Limit 8.0 許容限界 8.0(mg)

No4--brown board(frame) 褐色ボード(枠)
No5--(MDF)        (MDF(部材の略称))

許容限界より高いので、「不合格」判定となります。

DIN EN 120ではクラスE1が8.0mg以下、クラスE2が8~30mgと成っています。
このソファーメーカーでは、E2では不十分と見ているわけです。

<組み立てる前に、殺虫剤をかけたのかもしれません。。。 
フランスで中国産の家具から殺虫剤が検出されたような話を聞きました。>の可能性は
無いと思います。
DIN EN 120では表面塗装・処理をする前の合板材自体からのホルムアルデヒドを
規定しているからです。

お仕事でこの件に関係しているなら、一度ホルムアルデヒドの臭いを経験されたら
いかがでしょうか?
白くて小さいプラスチック歯車(ポリアセタール樹脂)に着火マンで火を付けます。
目に見えない様な青い炎を出して良く燃えます。息で吹き消して、臭いを嗅ぎます。
強烈な刺激臭がします。ホルムアルデヒドの臭いです。
檜の様な快適な芳香ではありません。

参考までに、perforator test の抽出器と試験法のURL(ドイツ語)を紹介します。
写真だけでも参考になります。
http://www.hll.de/pdf/223/son02269-perforextraka …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

大変ありがとうございました。

仕事の関係ではありません。個人でソファーを購入したのですが、それが臭く、底の布を外して中をみると合板があり、そこの部分から強烈な臭いがしていました。 ネットで調べてみると、合板からホルムアルデヒドが出ることがあると知り、ホルムアルデヒドではないかと思い、家具屋に問い合わせたところ、製造メーカーからSGS-CSTC Ltdというフランスの検査会社へ委託して検査した結果が届いたと言われ、今回のレポートをもらいました。 レポート自体は20ページくらいありました。 ただし、私の購入したソファーとは違うタイプのものを試験したようですが、結局、このソファーは他の商品と交換してもらうことにしました。

自分でも簡易キットを買って、ホルムアルデヒドの試験してみましたが、それでも反応しませんでした。

ホルムアルデヒドではないようなのですが、そうでないなら、あの匂いは、いったいなんだろうと思っています。木のにおいなのでしょうか?

何はともあれ、おかけ様で、検査結果の意味が理解できました。 ありがとうございました。 感謝いたします。 今度、ぜひ、ホルムアルデヒドのにおいをかいでみたいと思います。 

もう一度、合板の臭いについての質問を出したいと思いますので、もし、お分かりでしたら、また、教えていただければと思います。 よろしくお願いします。

お礼日時:2011/05/25 09:37

情報が交錯しているようです。


ソファーは合板材製フレームで皮張りと思われますが、いかがですか。

規格ISO 17226-2:2008は、皮革のホルムアルデヒド含有量を高速液クロで求める方法に付いてです。
試験結果は、通常以下の様にまとめられます。
1)試験項目
2)試験方法・規格
3)結果
結果3)として、測定値のみを記入している場合が多いですが、
丁寧にも、適用した方法(または装置)の測定限界MDL、この項目に関する規制値Limit、
それに規制内か外かの判定を記載しているケースが有ります。
ご質問の内容では、ソファーの外張り皮革に付いての測定値は無いということでしょうか。
(皮張りに付いては標準として試験し、布張りは試験しないというケースも考えられます。
皮も布も規制値は75ppmです。)

補足に転記された結果は合板に関してとの事、MDLも許容限界も皮革の場合と異なって
来ることは当然です。試験規格もISO 17226-2:2008とは異なるでしょう。
Permissible Limit許容限界80ppmは、残念ながら英国のWeb.では見あたりませんでした。
さて合板の規制値が80ppmとすると、サンプルNo.2は検出されず(10ppm以下)ですから合格、
No.3は45ppmですから80ppm以下で判定は合格となるはずです。
<Formaldehyde-wood base board の欄には、FAIL>は判定「不合格」と読め整合性に
欠け理解に苦しみます。

日本の場合、合板のホルムアルデヒド放散量の試験は、所定量の合板と水をガラスの
密閉容器に入れ20℃で24時間放置後に水に溶けたホルムアルデヒドの量を定量する
もので、☆1~4個の合板で10, 5, 1.5, 0.5mg/L以下です。水1Lを1Kgとすれば、
それぞれ10, 5, 1.5, 0.5ppmですから、この方法で測られる規格なら確かに「不合格」です。
ただ記載されている規制値80ppmとの関連は判りません。日本の合板の基準に付いては
下記URLを参考にしてください。
http://wtak.jp/hatena/answers/a31.html

試験成績書の記載を、もう一度見直されるようお勧めします。

この回答への補足

詳しいご説明ありがとうございます。 

Formaldehyde-Perforator Value
Unit -- mg/100g dry material
Result
No4---21
No5---24
MDL---2.0
Permissible Limit 8.0

No4--brown board(frame)
No5--(MDF)

Perforator Value の意味が分かりませんが、ホルムアルデヒドに関しては「Formaldehyde-Perforator Value」という項目もあるので、これが不合格の原因ではないかと思います。 もしお分かりでしたら、教えていただけないでしょうか?

No3が合板で、ここから匂っていたのでてっきり接着剤かと思っていたのですが、違っていたようです。ただし、すごくきつい、ツンンとした臭いがします。 木材、本来のにおいなのでしょうか?? 

この結果を見る限り、フレームとMDFからホルムアルデヒドが検出されているので、もしかしたら、組み立てる前に、殺虫剤をかけたのかもしれません。。。 フランスで中国産の家具から殺虫剤が検出されたような話を聞きました。
 

補足日時:2011/05/24 15:18
    • good
    • 0

検査結果の表には


MDL(mg/kg)    20
Limit(mg/kg)   75
(Method Detection Limit = MDL )
の他に、もう一つ数値かND(Not Detected)という記載が無かったでしょうか?
数値の場合は75ppm以下のある数字だろうと思います。
NDと有ったら、このHPLC(高速液クロ)検出限界の20ppm以下と言うことになります。

ご存知のように、
MDLは測定方法の検出限界、
Limitはソファーに使われている布地に含まれているホルムアルデヒドの限界量です。
布地の溶出試験を行い測定した結果です。

0.08ppmは厚生省のシックハウスに関するホルムアルデヒドの室内濃度をppmに換算した
基準値です。
従って、家具の布地に含まれるホルムアルデヒドの量とは直接の関係は有りません。
家具に含まれるホルムアルデヒドが多く、それからの室内への拡散が多ければ
室内濃度は高くなりますが。
家具に含まれるホルムアルデヒドが多くても、それが容易に逃散しなければ室内濃度は
それほど高くなりません。

下記URLに解りやすい説明が有ります。参考にしてください。
http://www010.upp.so-net.ne.jp/onhome/note/holm. …

経験的には、室内のホルムアルデヒド濃度は0.5ppm以上なら臭いで識別できます。

この回答への補足

ご回答、ありがとうございます。 

表を書き写しますのでご覧いただければと思います。 うまく表示できないので縦書きにさせてもらいます。  Resultの欄に、No2 とNo3がありますが、これは、検査対象物No2とNo3の2種類ということです。

Test Item --- Formaldehyde
Unit --- mg/kg
Result  
No2 --- N.D.
No3 --- 45
 
MDL --- 10
Permissible Limit--- 80


No2については、N.D.がありますが、No3(合板)の結果欄には45とあります。
ある一定量の物質の中に含まれているホルムアルデヒドの量とそれが空気中に発散するかどうかは別だということはわかりましたが、私の場合、布ではなく合板なのですが、75mg/kgなので、合格ということでしょうか? 
Formaldehyde-wood base board の欄には、FAILとあります。

私の購入したソファは、不合格品ということなのでしょうか


確認なのですが、MDLとLimitは、検出できる最低値と最高値を表し、Resultが、検査対象物の検出結果ということなのでしょうか? それとも、Limitは、検査物質の中に含まれる最大量でしょうか? そうするとResultとの関係は、どう判断したらよいのでしょうか? 

お手数をおかけしますが、よろしくお願いします。

補足日時:2011/05/23 05:02
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!