プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

昨年まで何の問題のなかったナナカマドの木が枯れてしまいました。我が家の玄関前にあり象徴のような木だったので残念でしかたありません。これはもうダメでしょうか。できればなんとかしたいです。
どうすればいいでしょうか。周りにももみじとか植えてあるので両親は伝染するから切ったほうがいいというのですが残念で残念で心配です。詳しい方助けてほしいです

「ナナカマド(七竃)の木が枯れてしまいまし」の質問画像

A 回答 (2件)

病害虫の仕業である可能性はあると思いますが、あなたからの回答で


もう一つハッキリした事があります。それは薬害です。あなたは薬害
とは違いますよねと言われますが、薬害の可能性は大ですね。

薬剤使用に関して知識が少ないようですから、少し説明させて頂きま
す。これは大変重要な事ですから、聞きたくないかも知れませんが、
少し耳を拝借させて下さい。
薬剤を使用する時は必ず守らなければいけない規則があります。薬剤
を使用する時は、まず発生した病害虫名を病害虫図鑑で調べて確認を
し、次に発生した作物や樹木や草花の正確な名前を調べます。
例えば石灰硫黄合剤を使う時は、この薬剤が発生した病害虫に対して
有効かどうかを調べ、ナナカマドに作物登録がされているかを調べま
す。この2つの条件に両方ともマッチしないと石灰硫黄合剤は使う事
が出来ないと言う事です。もし使用してしまうと、病害虫に効かない
だけでなく、樹木に対しても薬害を起こさせて枯らせてしまいます。
ちなみに石灰硫黄合剤に有効な病害虫は、赤カビ、サビ、うどん粉、
サビダニ、縮葉、黒星、胴枯、赤星、腐らん、芽枯、ふくろみ、そう
か、かいようの各病気と、ハダニ、カイガラムシ、ヤノネカイガラの
各害虫だけです。作物登録は麦、果樹、落葉果樹、茶、桑だけです。
これで分かるように可能性の高いテッポウムシは含まれず、ナナカマ
ドも作物登録がされていません。と言う事は石灰硫黄合剤は使用して
はいけないと言う事です。

樹皮に入り込む害虫は、前回に説明したように内部で駆除しない限り
駆除は出来ません。樹皮の表面には何も居ませんし、樹皮の表面には
出る事もありませんから、何を散布しても病害虫には効果が無いと言
う事です。効果が出ない代わりに、薬害を起こさせて被害が大きくな
ってしまいます。石灰硫黄合剤は万能薬ではありません。強アルカリ
性の薬剤ですから、他の薬剤よりは危険だと考えて下さい。

モスピラン水和剤もトップジンM水和剤も、目的を考えないと散布し
た意味が無くなってしまいます。

薬害を起こして枯れた部分は元には戻りません。枯れた部分は切るし
か方法はありません。一部分から新芽が出ているようですから、それ
を残して再生させるしか方法はないでしょうね。
その新芽が出ている部分から下は生きていますので、その部分も枯ら
さないように早めにテッポウムシを見つけ駆除して下さい。

とにかく駆除も大切ですが、御両親と一緒に最初にナナカマド周辺の
環境整備から行われて下さい。低木の剪定と草の下刈り、ナナカマド
の剪定等を行われ、ある程度は土が乾くようにして下さい。これによ
り他の樹木や草花も今よりは元気になり、見栄えもよくなります。

ナナカマドを剪定したら、切り口は必ずトップジンM融合剤を塗り、
切り口から雨水や雑菌が入って、切り口を保護して下さい。切り口を
保護しないと、切り口から枯れが生じます。ナナカマドは切り口が塞
がりにくい樹木です。バラと同じですね。

この回答への補足

薬害については希釈はかなり薄めたんですが、計算では100mlで50リットルなんで500倍希釈です。毎年春先に1回消毒するんです、石灰硫黄合剤は毎年使っていて、写真ではわからないかもしれませんが、ナナカマドの他にも、もみじ、藤、つばき、薔薇、ボタン、ブルーベリー、八重桜、あけび、さくらんぼと色々あるんですがかけてます。他は碧々として順調です。ナナカマドも家の前のナナカマドはこの状態ですが、家の裏にあるのは問題ないです。

いずれにしてもご指摘のとおり、手入れしてみます。手入れしないことにはどうしようもならないのでがんばります。枝が赤くなるのは腐乱病ではないですよね。腐乱病は木があかくなると両親が言うのです。腐乱病だとこわいです。剪定をしてみますが赤くなった枝は切り落としたほうがいいですかね。

補足日時:2011/06/30 21:47
    • good
    • 0
この回答へのお礼 お礼日時:2011/07/01 13:21

画像を見ると相当に大きいようですが、植栽されて何年程度経っているの


でしょうか。画像は薄暗く写っていますが、天気の悪い日に撮影されたと
思います。通常は日当たりが良い場所なのでしょうか。

害虫被害か病気なのかを判断するのは難しいのですが、画像を見ると他の
樹木がナナカマドの周辺に多く見られ、入り込んでいるようにも見えます
が、これでは十分に日が当たらないだけでなく、風通しか悪いので病害虫
の発生は避けられません。
本来は高山性樹木ですから、比較的に寒い場所に自生していた樹木です。
そのような場所では病害虫の発生は少ないのですが、最近では平地や暖地
に植えられるようになり、病害虫の発生が見られるようになりました。
病気はうどんこ病や黒斑病等が代表的で、害虫はアブラムシを筆頭にして
ハマキムシ、ミノムシ、テッポウムシ、ナナカマドフシダニ等は代表的で
す。ナナカマドはバラ科の落葉高木ですから、比較的に病害虫の発生が多
いのが特徴です。
この中で最も確率が高いのはテッポウムシで、樹皮と材部との間の柔らか
い部分を食害し、最終的には材部も食い荒らして空洞を作り、生育を衰え
させて枯らしてしまいます。内部に入られると発見は出来ませんが、根元
を見ると木屑が落ちていればテッポウムシが侵入しています。
木屑から10~30cmの場所を見ると、5ミリ程度の小さな穴が開いて
います。穴を見つけたら、穴に入る程の大きさに丸めた綿に、スミチオン
乳剤の原液を浸み込ませて、内部に押し込んで下さい。穴は粘土で塞いで
も良いですし、ガムで塞いでも構いません。要は薬剤が気化しなければ良
いだけの事です。枯れたのはテッポウムシの仕業です。

失礼ですけど画像を見ると密林ですよね。これでは病害虫の発生は枯れな
いと発生が分かりませんよね。周辺の樹木の剪定を行い、ナナカマドの剪
定も行えば、風通しも良くなりますし病害虫の発生も抑えられます。
また発見を素早く出来ますから、手遅れになる事は避けれます。
    • good
    • 2
この回答へのお礼

画像が小さいかもしれないのでこちらからだと大きく見れると思います

http://uproda.2ch-library.com/396109vp2/lib39610 …

虫ですか・・・・その可能性はあるかなと思ってました。スミチオンですか
実はモスピラン水溶剤を用意してどうしようか悩んでいましたが、あと殺菌で
トップジンM水和剤です。このダブルでどうかと思案していたところです。
あと春先に石灰硫黄合剤をかけたんです。最初は薬害かと思いましたが違いますよね
それで農薬はためらっていたんです。色々すいません

お礼日時:2011/06/29 21:30

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!