No.4ベストアンサー
- 回答日時:
アメリカに35年ちょっと住んでいる者です。
私なりに書かせてくださいね。
関係代名詞とは、前にある名詞の意味することを狭めるために使うのが普通なんですね.
ですから、これを訳す時に、後ろから意味を持ってきて、「と言うところの」と言うようにしちゃうんですね. 最後まで聞かなくてはいけない、という日本語の解釈のし方をしてしまうわけですね.
こちらでは、そう感じ取っていないんですね. あえて言えば、関係代名詞が来たら、「ア、そうなの、どんな?」と言うフィーリングで受け取ってしまいます.
kenkonkenkonkenさんのすばらしい回答の一部を使わせていただくと、I like a man who is sweet, nice, attractive, rich and well-educated.のようになりますが、ここで、who isがきたら、「あ、条件がついてくるな、じゃ、どんな人(男)?」と感じてしまうんですね. そのフィーリングを全く無意識にやっているわけです.
私は/好き/男が/(どんな?)/やさしい、すてきな、魅力的で、お金持ちで、とっても教養のある。という感じですね.
ちょうど、I like a man.と言って、ある程度の英語を知っていれば、私は/好き/男がと日本語とは違う単語の並びであっても、違和感を感じませんね.
ネイティブとしては、関係代名詞が入っていても、違和感を感じないわけです.
私にしてみれば、「やさしい、すてきな、魅力的で、お金持ちで、とっても教養のある 」と聞かされて、かえって、とっても、といわれたときには既に、「あと、他になにかもっとあるのかよ、なかったとしても、男性をことをいっているのか、女性のことをいっているのか、早くいってくれよ」、と感じてしまいます.
丁度、日本文で、最後に、「~ではない」なんで言われたら、「お笑い」でよく使われる、前につんのりたくなる<g>のと同じですね. 英文では否定である事を先にいってしまいますね.
どちらがいいか悪いかではなく、言葉と言う物は、それぞれの言い方があり、使う人は、それに慣れなくてはいつまでたっても、疲れてしまうものですね.
I love youと言われて、日本人が全く違和感がないのは、それを言われても、その「慣れ」があるから、「私はあなたを愛しています」と訳す事もまく、違和感も感じなく、フィーリングを感じると言う事に過ぎないわけですね.
だから、英語に強くなりたければ、英語を習うのではなく「慣れ」なさい、言われるわけです.
これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
No.3
- 回答日時:
私はネイティブではありませんが、彼らの説明を聞くところにによればまずwhoですがこれは疑問詞と同じように「だれ」と言う意味で捉えているということです。
日本語に訳す場合は訳さないでいわゆる「連体形」でつなぐとおなじ意味になるわけで英語圏のひとにとってみればwhoはあくまでwhoであるわけです。This a boy who wants to learn Japanese.
まず最初の部分で、「こちらが少年です、」そしてその後の文で(少年というのは)だれかといえば、日本語を習いたいと思っている」という感覚だそうです、同じようにwhichは「どれかというと」というような感覚だそうです。あくまでも感覚ですから実際には瞬間的にそう考えているのだそうです。
また関係代名詞のthatの場合も「あの、あれ」という何かひとつのものをさすような感覚です。
an old castle that we visited という文章では、「ふるいお城、あの私たちが昨日訪れたやつ]心の中で、指差して示すようなのとおなじで、「あれ、あれ、あの昨日行ったお城」というような感覚だそうです。もちろんこれはスローモーションで言っているわけですから、実際には「私たちが訪れたお城」という訳でいいわけです
関係代名詞のwhoやthatの違いもそこから来ているそうです。「だれ」とか「どの」というよりも「あれ」というほうがずっと強く対象を限定するので最上級とかで強く限定するときは「あの」という意味でthatがこのまれます
a fish which I caught
という場合「魚はどれかというと私が捕まえたもの」ということから「私が捕まえた魚」となりますが、
the biggest fish that I have ever caught
と言う場合にwhichが使えないのは「どの一番大きい魚かというと、私がつかまえたもの」というような一番大きい魚がたくさんあるような感じがするのでwhichを使わないでthatを使います。「あの一番おおきい魚、一番大きいというのは私が捕まえた中で。」というような感覚で、「私がうかまえたなかで一番大きなさかな」となるのだと思います。
関係副詞として やはり疑問詞のwhere,whenなどを使うのもおなじ理由だと思います。
ここで疑問に思われるのは目的格の省略ですが、私がならったところでは、英語の歴史としては省略された形のほうが早くつかわれていて、つまり the book I boughtというような形のほうが関係詞を使ったthe book which I boughtよりもはやく使われているということです。「本、私が買った」で「私が買った本」としてつかわれていたそうです。
No.2
- 回答日時:
専門家じゃなくてすみません。
でも、ネイティブの人はたぶん、「自然に」読んでると思います。。。
私の英語力は大したもんじゃありませんが、英語で話してるとき、時々どれを使うのが適切か迷う時こそあれ、たいていは自然に出てきます。
ご質問は大変難しいです!多分慣れれば、gomamisoさんも自然に出てくるようにある程度はなると思いますよ。
No.1
- 回答日時:
こんにちは。
すばらしい質問だと思います。
専門的にいえば
普遍文法という概念から
説明できるかと思いますが、
難しすぎるので、できるだけ
簡単に説明します。
たとえば、
日本語で「背の高い男」という文があるとします。
日本人ならなんにも違和感感じないですよね。
なぜならこれが日本語だからです。
でも、英語を使って、かつ、関係代名詞を
用いて表現すると
a man who(that) is tall
となりますよね。
それはなぜなのでしょう。
それは、英語がそのようなスタイルをとって
いるからです。理由はありません。
みんながそう使っているからです。
なんで日本語をそのように話すのか?
と質問されても困りますよね。
まあ、たしかに文法があるからという回答も
ありますが、文法をつくったのも人間ですし、
文法は恣意的なものなので、それを使う人間と
その言葉の間にはなんの関係も実はないのです。
話それました。
head firstと head lastという用語があります。
ここでいうheadとは名詞をさすんだなと
覚えておいてください。
日本語はできるだけ名詞を最後に置きたい言語です。
例)やさしい、すてきな、魅力的で、お金持ちで、とっても教養のある男性
つまり、日本語はhead lastの言葉です。
でも上記の例文を英語であらわそうとすると、やっぱりまず、a man who is - といいたくなるのが
英語なんです。つまり、英語はhead firstの言葉です。まずは小さな情報をどーんとおいて、あとからペタペタと情報を付加するというような言語なんです。英語は。
肝心な質問の答えですが、ネイティブはなんにも考えてません。関係代名詞であろうが、なんだろうが。日本人が、これは格助詞の「の」だ!とか意識して話してないように。
ちょっと余談になりますが、日本語には関係代名詞という文法がないだけに、日本語話者が英語を学ぶときに、関係代名詞をマスターするのが難しいというのは
世界的に言語学的にも実験が行われ、そのデータが出てきています。自分の言葉にないものが、相手の言葉にあるときってとてつもなく習得するのが難しいのです。
だから逆にいうと、関係代名詞をつかって、きっちりとした文章を話すと、ネイティブから「お、こいつは英語ができるな」という感覚を抱くことが多いそうです。関係代名詞をどんどんつかいまくって、ネイティブをうならせてみせましょう!!!
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