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簿記ですが決算整理前残高試算表の繰越利益剰余金が1万円で、決算整理仕訳を行い損益勘定から繰越利益剰余金が8万とでたとして
次に繰越利益剰余金勘定の仕訳を行い、決算整理前残高試算表の1万と今期の繰越利益剰余金8万を足して、繰越試算表では繰越利益剰余金は9万になるじゃないですか?

しかし問題の解説を見たら決算整理後残高試算表の繰越利益剰余金は1万のままです。

今期の繰越利益剰余金を足して9万を決算整理後残高試算表にのせるものではないんですか?

A 回答 (2件)

決算整理後残高試算表(以下、後TB)は、決算整理仕訳を行った後に作成したものをいいます。


繰越試算表は、後TBを作成したあとに、決算振替仕訳(損益振替・資本振替)を切った後に作成したものです。

※損益振替は、収益・費用の勘定すべてを損益勘定に振り替えることをいい、資本振替は損益勘定の差額で当期純利益を算定し、繰越利益剰余金勘定に振り替えることをいいます。

>決算整理仕訳を行い損益勘定から繰越利益剰余金が8万とでたとして

これは、決算整理仕訳を切って、後TBを作成したのち、決算振替仕訳(損益振替・資本振替)をしていることになるので、繰越利益剰余金の金額は、後TBが1万、繰越試算表が9万となります。

簿記一巡の手続きはごっちゃになりやすいですが、これをキチンと整理して理解すると、特殊論点(推定簿記や特殊商品売買など)などがわかりやすくなるので、普段から「今自分がどの場面の仕訳をしているのか」を意識すると良いと思います。
がんばってください!
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
がんばります。

お礼日時:2011/09/26 15:10

質問者さんは、決算整理後残高試算表と繰越試算表を混同されているようですが、両者は全く別物です。



決算整理後残高試算表は、決算整理が終わったばかりの段階ですから、資産・負債・純資産だけでなく損益科目も表示されています。もしここで、当期純利益を繰越利益剰余金に加算すれば貸借が合わなくなってしまいます。

これに対して、繰越試算表では損益科目は表示されず、資産・負債・純資産だけが表示されます。ここでは、損益科目を集計した差引合計である当期純利益は、純資産中の繰越利益剰余金に含まれます。これで貸借がバランスします。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
がんばります。

お礼日時:2011/09/26 15:11

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