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決算整理仕訳:年度末にすべての勘定科目の金額が正しくなるよう整理すること。

ということは、年度末に処理する仕訳は全部決算整理仕訳になるという考えで宜しいでしょうか?
例えば、取引があって通常行う仕訳として12月31日に処理する事があったとしても、それも決算整理仕訳になるという事でしょうか?

A 回答 (2件)

> 例えば、取引があって通常行う仕訳として12月31日に処理する事があったとしても、


> それも決算整理仕訳になるという事でしょうか?
いいえ。

決算仕訳とは、大まかに説明すると次の2つに区別されます。
①1年間の仕訳を見返して、間違っていた箇所の修正仕訳。
 ・たとえば、預金の残高は銀行の照明額と一致していたけれど、売掛金の入金を未収入金で処理していたので、「未収入金/売掛金」という修正仕訳を起こす。
②決算時にのみ行う「減価償却費の計算」「貸倒引当金の計算」「賞与引当金の計算」「有価証券の評価替え」「退職給付費用の繰入額の計算」「仮勘定の精算」「未払費用や前払費用の洗い替え」「借入金や貸付金が長期なのか短期なのかの検討とその結果に応じた処理」「棚卸減耗や商品評価損」「納税予定額の計上」「税効果会計処理」と言った仕訳。

なので、処理日が年度末であったとしても、それが他の月に行っている仕訳と同じ(例えば、1か月分の売上高を纏めて仕訳計上)であれば、決算仕訳ではありません。


また、決算の流れで書いていくと
①通常の取引による仕訳をすべて帳簿に記録して、仮締めする。
 ↓                    ↑
②合計残高試算表を作成 → 貸借不一致 → 理由を調査
 ↓ 貸借一致
③8桁精算表に転記して、決算整理を行う
(一般にこの段階で起こすのが決算仕訳)
 ↓
④決算の確定
 ↓
⑤決算報告書及び法人税などの確定申告書の作成


参考になるかどうかわかりませんが、↓にURLを付けておきます。
もし、日簿3級のテキストと問題集を見ることがあるのならば、『決算整理事項』とか『8桁精算表』が載っている個所も見てください。
 https://studyboki3.com/050_kessann/030_kessannse …
 https://sukimaboki.com/goukakukouza/q35top/kessa …
 https://www.freee.co.jp/kb/kb-blue-return/closin …
 http://www.kyousinkai.jp/kessannseiri.htm
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この回答へのお礼

回答頂きありがとうございます。

年末の処理日がすべて決算整理仕訳だと思っていたので、
引っ掛かっていた事が解決しました。
ありがとうございます。

お礼日時:2019/11/25 17:19

>年度末にすべての勘定科目の金額が正しくなるよう整理すること。


帳簿に記載すべき事実のことを、取引、と表現されますが、その都度正確に把握し、正確に記帳していれば、金額は正しいはずです。
正しくなるように、ではなく、間違いがないか確認するだけ?
>取引があって通常行う仕訳として12月31日に処理する事があったとしても
通常の作業です。
通常の作業が終わって、それ以上の変更がない状況で確認します。
決算整理仕訳、この意味いまいちよく理解できませんが。
決算処理、では、棚卸金額、期首棚卸、原価償却費、その他年間通じての税金等の仕分が必要になります、当然決算にに必要な仕訳、ということになります。
その仕分けに基づき、それぞれ記帳の上、貸借対照表、損益計算書を作成するのが決算です。
複式簿記、決算の内容を理解せずに、言葉だけでの理解は無理では。。。と思います。
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