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第四文型の受動態は目的語が二つありますので、通常二種類の受動態を作ることが
できますが、
He bought his sister a book.
という文は、
His sister was bought a book by him.
A book was bought his sister by him.
の二種類ではだめで、His sister was ...の文章は不自然なので成り立たないと
文法書にありました。
これはなぜなのでしょうか。
ご存知の方がいらっしゃいましたらお教えいただけますよう、よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

 まあ、難しい問題ですね。

ご参考になれば、程度でしかないですが、「英文法詳解」(杉山忠一)には、こういう二つ目的語については、以下のように解説(コメントと言うべき?)しています。

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2.目的語を2つ取れる動詞は多いが、そのどちらでも主語にして、受動態2つを作れる動詞は、show, offer, tell, teach, give, grant など一部のものに限られ、次のような文の間接目的語([]内)を主語として受動態を作ることは正しくないと考える人もあって、一般的ではない。

I wrote [him] a long letter.(私は彼に長い手紙を書いた)
They did [him] an injustice.(彼らは彼に不当な仕打ちをした)

 いっぽう米語では、上のような例文の場合の直接・間接どちらの目的語も主語にできるから、2つの受動態を作れる場合は多い。しかし米語でも、envy [him] his success(彼の成功をうらやむ)The mistake lost [him] his job.(その過失が彼に職を失わせた)などの文で、[him]を主語に受動態は作れないであろう。
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 うーん、結構分厚い文法書だと思うんですけど、「正しくないと考える人もあって」とか「作れないであろう」とか、あいまいです。

 同書では、その他に、save(はぶく)、spare(免れさせる)は間接目的語で受動態とか、目的格+目的格補語は1つしか受動態が作れない(They mane him king.→He was made king( by them).)とか、注意書きがバリアーみたいに張り巡らされてる感じで、ややこしいようです。

 まあ、受験英語としては、お示しのような例は、参考書の通りに慣れておくしかないでしょうね。あんまり、これについて完璧を期すのも、時間の無駄遣いだと思いますし(その時間で単語でも覚えるとかしたほうが良さそう)。

 しかし実用の英語では、普通はこういうややこしいのは避けますけど。ただ、主語が、一・二人称だと、学術論文などの堅い文章では、無理矢理にでも受動態にすることはあります。まあ、その時はその時ということで(^^;。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
あまりしっかりした定義はないんですね。
ちょっとびっくりしました。
詳しい説明をしていただき本当に助かりました。

お礼日時:2011/10/26 21:37

buy(買う)の目的語は、book(本)であって、his sister(彼の妹)でないことは、意味の上から明らかです。

His sister was bought・・・は、彼女が買われたことになってしまいます。
従って、buyという動詞を使って受動態に言い換えるとすれば、bookを主語にしなければなりません。
A book was bought for her by him.となるでしょう
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
そうした考え方もあるんですね。
大変参考になりました。

お礼日時:2011/10/26 21:38

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