電子書籍の厳選無料作品が豊富!

不況やデフレの時は通貨供給量を増やす、というのは教科書にも書いてあることです。

この通貨供給量を増やす方法ですが、公開市場操作で買いオペをするか、日銀が国債を引き受けるぐらいしかないのでしょうか。

将来返済せずに済むような紙幣の発行方法はないのでしょうか。

例えば昔行った「地域振興券」は通貨供給量を増やしたのでしょうか。

よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

中央銀行の機能としては預金準備率の操作というのがありましたが最近は影が薄くなっています。



通貨(邦貨)供給量を増大させる要因としては為替操作(ドル買い)があります。これは行政(財政)の機能です。

紙幣は中央銀行への預金を裏付けとした証書であり、借金(国債)ではありませんから返済義務はありません。
地域振興券は地域での購買には使えて地域の消費を喚起する機能はあるでしょうが、強制通用力はありません(預金できない?)から通貨とは見なせません(同等の機能があるとは認められません)。

通貨供給「余力」があっても通貨流通量が増えない事態もあります。おカネがあってもモノ(実体経済)の動きがそれに伴わない事態です。これだけ金利が低くても一向に投資資金への需要が盛り上がらない今がそれに当たるように思います。

通貨供給量を増やせば不況やデフレを克服できるという主張には疑問を感じます。不況やデフレだから通貨への需要が盛り上がらないのだとしたら、不況やデフレを克服する別の方法を考える必要があるのではないでしょうか。
因果関係なのかただの相関関係なのかの認識の問題です。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

返事が遅れてしまい大変申し訳ありません。

役立ちました。ありがとうございます。

お礼日時:2011/12/12 07:11

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!