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現在時制進行形が確定的な未来を表すとき未来時制進行形との違いがよくわからなくなります。
手持ちの文法書の例文に
We will be practicing in 10 minutes. Do your warm up.
10分後には練習しています。
ウォーミングアップをしなさい。

とあります。これは別に現在時制進行形で表しても良いような気がします。
そうなれば一層違いがよくわからなくなります。

A 回答 (3件)

従来の文法書では(例えばSwanのPractical English Grammar)、現在時制進行形が「すでに手筈が整っている未来に起きることが確実なプライベートな予定」、未来時制進行形が「未来に起きる事柄が客観的であることを強調する」という説明がみつかると思います。



後者の「客観的であることを強調する」とは、willには大きく分けて「意思未来」と「単純未来」との解釈がありますが、後者の解釈であることを強調するということです。

この説明で十分ならいいのですが、よく考えると疑問が残ります。上の説明ではお手持ちの文法書の例文ではどちらかというと現在時制進行形が不可であることがわかるだけだからです。

おそらくお察しの通りポイントはwillにあります。will がどのような意味を持っているかがわからないとなぜ We will be practicing.... になるかがわからないからです。

私は学生時代からこうした説明の難しい文法事項は好きなのですが、この問題については上の回答以上のものは得られませんでした。

しかし最近面白い本をみつけました。『じゃぱにぃず・イングリッシュ』というのですが、これによると、willは「未来」というより、発話者が、発話者と聞き手がいる現在に全く兆候のない出来事が起こることを経験から知っていることを表す、そうです。つまりその例文の発話者は試験監督で当然これから何が起こるのかを熟知しているわけですが、受験者は知らないので、will ということになると思います。

そのうえで進行形の説明もみるといいと思います。たぶんその例文でも進行形の用法のいくつかが併用されています。

ちなみに will be doing の解釈は文脈によって幾通りかありますが、それらの区別もwillと進行形の意味がわからないと解釈が難しいと思います。
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‘will be …ing’ の「未来進行形」は、説明がなかなか難しい部類の文法事項になりますが、がんばってトライします。



簡単にいうとこの形は「もともと、そういうことになっている」という感覚で使う未来形だと思ってください。仮にバレーボール部の監督の言葉として、その監督がいま思いついて練習メニューを決めたわけでもなく、監督あるいはだれかが前もって決めていて、あるいは日常的な練習メニューとして決まっていて、「そうことになっている」とうフィーリングがあります。

最近わたしは新幹線に載っていませんが、以前、新幹線がABC駅に停まるとき、車内放送でもこれが使われていました: “We will soon be arriving at ABC.”
このように乗り物の案内でもよく使われる表現です。くりかえしますが、これは「誰の意思でもなく、習慣的に前から決まっている予定」でよく使われる表現だと思ってください。

つけ足しで説明をしておきます。あなたのおっしゃるとおり、現在進行形 ‘We are practicing…’ でも近未来は表せますし、バレーの監督の言葉としても、違和感はありません。まさに「近未来」の意味で、「もうじき始まるよ」です。しかし、若干の違いがあるとしたら、いま述べたとおり「前もってきまっていて、いつものスケジュール通りに」の感覚は、これには含まれていません。

また、「未来」の表現といえば、 ‘We will practice…’ もありますが、こちらは「今、思いついたから言うんだけど、あと10分したら…するよ」の語感があります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます(^^)

お礼日時:2012/06/02 03:56

>>これは別に現在時制進行形で表しても良いような気がします。


そうなれば一層違いがよくわからなくなります。

   今はウォーミングアップをしていませんから現在進行形は使えません。
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