家・車以外で、人生で一番奮発した買い物

遅ればせながら最近になって投資について、一冊参考書を購入したり、ネットを使って情報収集をしている初心者です。
そこで、下記のような素朴な疑問を最近になって感じているのですが、初心者向けに解りやすく解説していただけたら幸いです。

1 投資の原則として「安く買って高く売る」というのがあるようですが、これは初心者にとって、とても分かりやすい表現です。そうすると「株式」や「投資信託」、さらには「外貨投資」など、今がチャンスなのかな、というふにうに単純に思いますが、どうなんでしょうか。

2 それとも、そう単純ではないということであれば、その理由としてどのようなことが考えられるの
か、聞かせていただけると勉強になりますのでお願いします。

 
3 私自身、まだ、何かを購入(投資)するようなレベルではないとは思いますが、株式投資、投資信託、外貨投資などについて、初心者向けの商品というのはあるのでしょうか。もしあるようでしたら、一般にどのようなものがあるのか紹介ください。それぞれの特色やリスク等、注意する事なども教えていただけたら幸いです。

4 ネット上で「投資信託は、販売企業が儲けるだけなので手を出さない方がよい」という意味の意見を何度か目にしたことがあります。現実には、手を変え品を買え広く販売されているわけですが、どうしてこのような意見が出てくるのでしょうか。
自分が損害を被ったので・・・・・・。まさか、そういうことではないと思うので。

以上よろしくお願いします。




リスク

A 回答 (4件)

わたしもプロではないので間違いも多いと思われますが、会社が確定拠出年金を導入したときにみずほ総研の方が講師できて教えていただいたことはこんな感じです。



投資はリスクを分散させる。
リスクとは、下がることだけを意味していない。価格の振れ幅を指す。
リスク分散には、投資先と時間軸での分散がある。←これ重要。

また、これは私見ですが、投資は無くなってもいいお金でやる。
無くなってもいいお金なんてあるわけ無いじゃないかと思われるかもしれませんが、当座の生活をしのげる以外のお金と解釈してください。生活費で精一杯という場合は、投資には手を出さないほうが良いです。
また、現物での売買を原則とし、信用取引(持っていない株の空売り、レバレッジの高いFX)には手を出さないようにしたほうが良いです。←質問者さまは、初心者ということなので・・・

以上を踏まえて質問に対して回答していくと・・・

1)と2)今が買い時 → No しかし、買い方を勉強すれば、初め時。
  リスク(振れ幅)の底は、プロでもわからないと言うことを認識してください。
  しかし、時間軸でリスクを分散させることで、これを補います。
  「ドルコスト買い」と検索してみてください。毎月一定額、一定の銘柄を購入し、買い時のわからない商品の購入時価格を平均化していく手法が出てきます。
  初心者だからこそ、いちじのきめうちで大きな金額を購入するのは危険です。
  余剰資金が有り、ドルコスト買いで購入するのであれば、いつ始めても良いでしょう。

3)投資の基本はリスク分散です。
 一種類の投資に偏らないように銘柄を選択します。これをポートフォリオと言います。目標の運用利回りに応じて、ハイリスクの商品も混ぜて、その他商品と組み合わせて目標の運用利回りになるよう銘柄を構成します。まだ若く投資期間が長く取れる場合はハイリスクで構成しても取り戻せる可能性があります。数年後に投資資金を現金化する必要が有る場合は、元本保証のローリスクを選択せざる終えません。また、ポートフォリオは、自分の年齢、経済状況で見直しをかける必要があります。運用利回りとポートフォリオ作成に便利な計算機が以下のサイトにあります。

http://www.morningstar.co.jp/tools/simulation/

4)確かに投資信託は信託報酬を支払わなければならないので相場の下げ局面では損をしているように思えます。でも、自分ですべて運用することと比較してみてください。出来ますか?機関投資家は、個人投資家では購入できないような商品もポートフォリオに組み込めます。このようなポートフォリオを、1万円程度の小額から購入できるのです。そのようなメリットも勘案してどう考えるかだと思います。

ドルコスト買いであれば、投資はいつでも始められます。また、運用期間を長く取れるほど、益を得られる可能性はあがります。早く始めるに越したことはありません。しかし、次は、直面する問題は、「いつ売るか?」の問題です。

以上、参考になれば・・・
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この回答へのお礼

うなずきながら読ませてもらいました。
ていねいな解りやすい回答、勉強になります。今後の参考にさせてもらいます。
有り難うございました。

お礼日時:2012/06/10 06:49

経験者であれ初心者であれ、金融商品による資産運用の目的が(1)元本の安全性を重視した運用にあるのか、(2)安全性と収益性のバランスを考慮した運用にあるのか、(3)収益性を追求するためにリスクの高い商品にも投資した運用にあるのかで、投資対象がおのずから限定されてくるように思われます。


小生の場合は基本的には(1)のスタンスで、定期預金や国債に準じて発行体が破綻しない限り、購入対価である元本とそれら二つのものよりも遥かに高金利の利払金が保証される個人向け社債(円建)に金融資産の半分以上は投資しています(個人向け社債の投資判断については以下のブログが非常に参考になります)。
http://shasaiwatch.blog.fc2.com/
それ以外の国内株式については、今回の株式相場のように至極シンプルに「安く買って高く売る」ことができると自分なりのファンダメンタルズ分析とテクニカル分析や為替や世界経済の動向を総合的に判断して結論に達した時点で躊躇せずに不況に強くて高配当のディフェンシヴ銘柄で勝負をかけて来たので、それに欲に駆られることなくあくまでもゲーム感覚でスリルを楽しんでいる結果、お陰様で一度も損をせずに来れました。もっとも、株式と債券の割合は1.5対8.5で債券が株式のリスクヘッジになっているので、上記の(2)の運用になっているかも知れません。
投資のためには毎日「日経新聞」を読んで経済社会の動向を知る必要がありますが、その際「日経メールニュース」が一番便利なので、まず無料会員登録をお勧めします。
それをチェックしていれば、以下の記事のように何故投資信託が駄目なのかがすぐに理解できます。
http://www.nikkei.com/money/column/moneyblog.asp …
ついでに下の動画を拝聴すれば、投資信託など投資するに値しないことがお分かりになるでしょう。

後は信用金庫の出資金(年配当5%~7%)以外に「みんなで大家さん4号」(年配当6%)に投資していますが、これまで一度も元本の毀損も分配金の遅延も減額もないので、お勧めは出来ます。但し、ミドルリスク・ミドルリターンの商品なので、運用期間とポートフォリオには充分に配慮する必要があります。
自分のやっていないことを人に勧めることはできませんので、自分の投資経験を語るだけのものになってしまいました。ただ、これまで不動産投資を含めて1円たりとも損をしたことがないのは、上記の(1)のスタンスを堅持して来たお陰だと思っています。
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この回答へのお礼

投資スタンスと運用目的、日経メールニュースのことなど、参考になりました。
同時にまだまだ、基本的なことを学ばなくてはと思っているところです。
有り難うございました。

お礼日時:2012/06/10 07:38

私も10年程、日本株、投資信託、外貨預金に少しずつですが投資しているため、感想を書かせて頂きます。



>「安く買って高く売る」について

確かに真実ですね。しかし人間の心理はその反対を強く勧めるようにできています。つまり騰がってくると、すぐ下がるかと思い少しの儲けで売ってしまう。またもっと騰がるのではないかと思い売るのに躊躇していると下がってしまう。逆に下がってくると、損して売る気がおこらず、持っているとまた騰がるのではないかと思う。そのまま持っていると値が半分以下になって塩漬け。
分かっていても実行は難しいのが人間ですね。

>今がチャンスなのかな?

確かに株、投資信託は、今相当に下がっているのでチャンスかもしれません。しかし6月17日ギリシャ再選挙の結果によっては、世界経済が恐慌状態になって、今後更に急速に下がるかもしれません。リスクを犯して買うには相当勇気が要ります。

>初心者向けの商品というのはあるのでしょうか?

株は小額でも買えるので、何か少し買ってみることをお勧めします。実際に買ってみないと心理的なことは分からないものです。しかし小額で始めるのが肝心です。私は架空のシミュレーションやってみて、うはうは儲かる結果になったため、いざ値嵩IT株を買いに入ったらその途端ITバブル崩壊でひどく損しました。

>投資信託について

投資信託の問題点は、おもに下記のようなものがあります。
・購入手数料、信託報酬といった経費が高い。特に信託報酬は保有しているだけで一定額が毎年かかるので、あまり長期保有は損になります。
・運用会社の運用手段として、積極的に売りで入ることができないため、相場が下降局面ではほとんど損する。
リーマンショック後の世界経済は下降局面であり、さらに円高もあって、日本のほとんどの投資信託は損を出しています。今は買い時でないので、景気が上昇局面に入ったと思った時に買ってみると良いかと思います。

私の場合、投資でなかなか儲かりませんが、日々の刺激材料になる、世界経済に注意が向くといった利点はあります。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなり申し訳ありません。
質問に合わせ体験を通し解りやすく回答いただきました。
納得です。とても参考になりました。
有り難うございました。

お礼日時:2012/06/10 07:48

1)株価にしても為替にしても、どこまで変動するかを見極めるのが非常に困難です。


例えば、バブル後の最安値以下には絶対に下がらないなどとは誰も言えません。
更に下がって日経平均が5000円になることだってありえますし、為替にしても$1=60円になるかもしれません。

2)また一方で株であれば配当、金銭であれば利息と言うものがあります。
仮に1株千円で買った株が持っている間に1株900円に下がったとしても、その間に配当を200円もらっていれば、実質的には100円の儲けです。

3)株式投資の難しいのは、個別企業の評価をしなくてはならないことです。
例えば、今年は自動車関連は景気が良くて上がりそうだとしても、トヨタがいいのか日産がいいのか本田がいいのかはたまたスズキがいいのかなどを考えなくてはなりません。
余程の資金があって全ての関連を買えれば平均的に儲かりますが、それだけの資金はなかなかありません。
一方で、投資信託に関して言えば、それらのお金を集めて、一定の範囲の株や為替に投資をするのですが、今度はそのファンドマネージャー(運営担当者)の才能に手数料付きでゆだねることになります。
現実的に過去から同じような投資信託でも大きく値上がりしたファンドもあれば、あまり値上がりしなかったファンドもあります。

4)まあ、自分ならもっと上手に(または同等に)運用できたと思えば、手数料の分だけは損でしょうね。

ちなみに初心者が信用売りから投資に入るというケースは滅多にないので、あくまでも買いから入るという前提で書くと、
仮に日経平均10000円から100万円を元手に株式投資を始めたとして、日経平均が11000円になったときに自分の資金が110万円になっていなければ、才能はないと思ってください。
逆に日経平均が9000円になったとしても自分の資金が95万円になっていれば、それほど捨てた才能ではありません。
株価か総じて上がっているときは、買いから入っている人は総じて儲かるし、下がれば総じて損をします。
(もちろん、才能がある人は株価が下がる前に国債などに乗り換えます。)

最後に、初心者の投資方法でいえば、
1)ばくちはしない(利回りで5%/年で満足する)
投資はあくまでもハイリスクハイリターン、ローリスクローリターンです。
最初はローリスクローリターンを狙ってください。

2)インサイダー取引にならない範囲で、身近のことや興味のある業界や通貨などに投資する。
情報収集を苦にならずできることが重要です。
投資の基本は情報収集と分析です。

3)追い銭はしない(損は損としてあきらめて、損を取り返すために元手を増やさない)
理想は仮に100万円で投資を始めて、ある程度儲かったら100万円は銀行預金などに入れてしまい、儲けだけで運用するのがいいでしょう。
その儲けだけで運用するならハイリスクハイリターンの投資もいいのではと思います。
(仮に無くなっても元手は残ります。)
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この回答へのお礼

早速の回答、感謝です。
ていねいにやさしく説明していただき、とても参考になりました。
どうも有り難うございました。

お礼日時:2012/06/08 18:01

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