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今年の2月に父が胆嚢癌(SS)で手術をしました。
元々は胆石で腹腔鏡手術をし、摘出した胆嚢から癌が見つかり、
腹腔鏡手術から約3ヵ月後に、転移の疑いのある肝臓やリンパ、胆道などを一部摘出する手術を行いました。
摘出した臓器を検査しましたが、癌の転移は確認されませんでした。

父の意向で、念のため、抗がん剤を投与しています。

しかし、癌のあった胆嚢はすでに摘出しており、
周辺の臓器からも癌は発見されていませんので、
抗がん剤を投与しても、その効果はわかりません。

それでも、抗がん剤は有効なのでしょうか?
体に負担をかけているだけではないでしょうか?

3週投与し、1週休み。というサイクルです。
しかし、白血球が減少し、実際には1週投与し、1週休み。のサイクルになっているようです。

癌の再発も心配ですが、抗がん剤の副作用なども心配です。
父はこのまま抗がん剤を続けたほうがいいのでしょうか?

ご回答お願いいたします。

A 回答 (4件)

抗がん剤は、「賭け」ですよ。


普通の薬は、8割、9割が効きますが、
抗がん剤は、せいぜいで3割程度です。
つまり、7割は、副作用だけで効かない。
では、なぜ、抗がん剤を使うのか?

がんは、がん細胞の塊です。
そのような塊になるのに、数年間がかかります。
CT、MRI、PETなどの画像でわかるようになるには、
少なくとも5ミリ以上の大きさになる必要があります。
つまり、それより小さながんは、あるのか、ないのか、わからない
という状態なのです。
なので、「ある」と仮定して、抗がん剤を使うのです。

臨床データとしては、1割程度に延命効果が認められる……
という程度です。
たかが1割ですが、抗がん剤を使った場合、3割が助かり、
使わなかった場合は2割……という1割なので、
とても大きいのですよ。

いずれにしても、「賭け」であることには、違いありません。
場合によっては、効果よりも、副作用が強くて、
寿命を縮めるという場合もあります。

ついでですが、日本には、抗がん剤の専門家が少ない
ということをご存知ですか?
確率的には、今、抗がん剤を使っている医師は、
胆嚢外科の専門医で、手術の名医かもしれないが、
抗がん剤の専門医ではない
という可能性がある、ということですよ。

場合によっては、専門医のセカンドオピニオンを検討するのも
良いでしょう。
http://oncology.umin.jp/second-opinion1.html

セカンドオピニオンと、
患者が別の医師の診察を受ける(ドクターショッピング)を
混同している方が非常に多いので、誤解しないでください。

セカンドオピニオンというのは、診療ではなく、相談です。
つまり、主治医(ファーストオピニオン)から、データを借りて、
別の医師の意見を聞く(セカンドオピニオン)のです。
つまり、診療はしません。
セカンドオピニオンの医師は、データを見て、意見を述べるだけです。
そして、その意見を患者や家族だけでなく、
主治医にも伝えます。
主治医は、セカンドオピニオンという専門医のアドバイスを受けて、
患者により良い治療をするようになる……
というのが、セカンドオピニオンのシステムなのです。
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ついでに一言……



No.2の方が紹介しているビデオの冒頭で
「抗がん剤では、癌の治療はできない
そんなことは、医学界の常識」
という話が出てきますが、この話し方はどうかと思いますね。

確かに、その通りですよ。
でも、病気を治せる薬って、どこにありますか?

風邪になると、風邪薬を飲みますよね。
どこに「風邪を治療する」と書いてありますか?
「症状を緩和」するとしか、書いていないですよね。
薬で病気は、治せないのですよ。
すべて、「手助けをするだけ」なのですよ。
抗がん剤だけでなく、それは薬の宿命なのですよ。
それをあたかも、抗がん剤だけが悪者のように言うのは
どうかと思いますね。

ただし、賭けであることには違いありません。
それも、相当に厳しい賭けです。
風邪の場合、かぜ薬が効かなくても、ほとんどは、
問題なく治ります。
一方では、スティーブン・ジョンソン症候群のように、
強烈な副作用があります。
でも、天秤に掛けたとき、飲んだ方のメリットが大きいと思って
薬を飲むのですよ。
スティーブン・ジョンソン症候群は、検索してください。

もしも、この強烈な副作用がでる確率が高ければ、
誰も、かぜ薬なんか飲まないですよ。
確率が非常に低いから飲むのですよ。
でも、抗がん剤は違います。
副作用の確率が段違いに高いのです。
しかし、風邪で死ぬ事は滅多にないけれど、
癌は死に向って一直線なのです。
だから、「賭け」なのですよ。

さらに言えば、抗がん剤の研究は、ここ10年で格段に進歩しました。
例えば、グリベック。
慢性骨髄性白血病の抗がん剤です。
かつて、慢性骨髄性白血病は致死率100%でした。
でも、グリベックの登場で、救命率9割と言われるまでになりました。
残念ながら、このような抗がん剤は、まだまだ例外です。

しかし、医師をはじめとして、医療に携わる人々は、
患者のためを思って、日々努力しているのです。
その努力が報われるときもあれば、
逆に、悪い方向へ出ることもあります。
でも、全体としては、一歩一歩、前に進んでいるのです。

現時点で、どの意見を取り入れるのか、
それは患者本人が決めることです。
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抗ガン剤についての動画「抗がん剤に殺される!」です。


6年前の動画ですが、私は船瀬俊介氏は正しいと思います。

>父はこのまま抗がん剤を続けたほうがいいのでしょうか?
抗ガン剤は止めた方がいいと思います。
動画を見て判断してください。

参考URL:http://video.google.com/videoplay?docid=-9190800 …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
お礼が遅くなりまして申し訳ありません。
いろいろな考え方があるのですね。参考にさせて頂きました。

お礼日時:2012/08/23 20:56

ジェムザール?


マーカーはどんな経緯でしょうか?
高価な薬ですが、医者を信じたら?
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
お礼が遅くなりまして申し訳ありません。
使用しているものはジェムザールでした。

お礼日時:2012/08/23 20:55

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