
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
No.5
- 回答日時:
日本もドイツも、国際連合に対する拠出金は大きい
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/jp_un/yosan.html
だが、常任理事国にはなれていない、格下です。
なぜか?
そもそも国連(United Nations)は日独に対して戦った連合国(United Nations)が作った組織だからです。
※ ドイツの分割統治が 米英仏ソ の四カ国で、日本の分割統治(案)が英米中ソ の四カ国であったことに端的に示されています。連合国にいた他の国は、この分割統治に加わっていません。
ということを考えると、
朝鮮は、清朝と戦って負けた敗戦国の位置づけであり、琉球は戦っておらず、単純に柵封を受けただけです。
国力とかなんかは関係ない。仮想敵国(あるいは敗戦国)か友好国かでの扱いのちがいです。
No.4
- 回答日時:
地勢の差です。
朝鮮半島は満州と陸続きに接しています。しかし琉球王国は中国大陸とは海を挟んで遠く離れています。その違いが冊封体制下での朝鮮と琉球の序列の違いになるのです。満州では度々、勢力交代がありました。契丹→金→モンゴル→明→後金。
中原での政権交代より先に満州で政権交代が起こります。中原が万里の長城で守られているのに対し、満州は何も無いただの草原ですから。
新勢力が満州で台頭してきたときに、いつも朝鮮はそれまで旧勢力に朝貢してきただけに、新勢力と敵対することになります。朝鮮は旧勢力への忠誠にこだわり、新勢力の台頭を認めないという保守的な立場に拘ってしまうのです。そうして朝鮮は新勢力と激しく対立して度々攻め込まれたりしました。朝鮮と満州の境には万里の長城など無い。朝鮮が抵抗しても敵わず、満州は旧勢力と新勢力が完全に入れ替わってしまいます。そうなると覇権を握った新勢力からすれば朝鮮はいままで散々逆らってくれたという立場になってしまうのです。だから序列は下に落とされます。
しかし琉球王国は、そうじゃない。新勢力が琉球王国の存在に気づくのは中原を完全に納めた後です。旧勢力と新勢力が完全に入れ替わった後なのです。気づくというより、中原の勢力交代が終わったのを見計らって琉球王国の方から進んで朝貢にやってくるのです。だから琉球王国は新勢力からすれな従順な朝貢国に見えます。他の朝貢国は琉球王国をみならえとばかりに琉球王国の序列が上がるのです。
この回答への補足
回答有難うございます。
中国の冊封体制下で朝鮮は琉球より格下だったというのは本当であるとの回答ですが、根拠(中国の文献等)を紹介してください。
No.2
- 回答日時:
「頒封」と「領封」の違いについてでしょうかね?
【頒封・領封】
http://www.museums.pref.okinawa.jp/museum/topics …
ご承知のように、支配権がはっきりしない時代から「グスク時代(城塞を中心とした琉球王国形成期)」そして琉球王国が成立してゆくわけなのですが、10~12世紀の東アジア地域は、宋(中国)の海商を中心とした自由貿易の時代であり、海商たちは中国の陶磁器などをアジア各地に輸出し、日本からは美術工芸品や薬の材料となる「夜光貝」や「硫黄」などを出すといった感じなのですが、夜光貝そのものは琉球列島にありますので、日本からの様々な物が夜光貝などと交換されたのでしょう。特に注目されるのが、長崎産の「石鍋」ですね。滑石をくりぬいた保温性の高い石鍋は4個で牛一頭の価値がある高価なものとされ、琉球列島では波照間島にいたるまでの広い範囲で出土します。
このような事から、日本にとっての琉球といった地域は交易的に魅力的な地域であり、実際に日本人商人の活躍も波照間島までの広い範囲であった事が指摘できると思います。
当然そのような自由貿易の時代は、琉球における社会変化を促し、13世紀には「按司(あじ)」と呼ばれる地域豪族が出現し琉球の政治統一がはかられるわけです。これらがいわゆる「グスク時代」とよばれます。その様な中で琉球は、中国やアジア諸国に対する直接交易に乗り出すなど、その成立初期から順風満帆な滑り出しであったと言えるのではないでしょうか?
そして14世紀。東アジア地域に大きな転換期が生まれます。1368年に江南地域を基盤とした明が成立しますと、明は冊封した国家との朝貢貿易のみを認め、宋にみられるような自由貿易が衰退するんです。
では、貿易立国たる琉球王国はどうであったか?といえば、琉球王国として冊封され、しかも冒頭に申し上げたように「頒封」などの優遇措置を受けるんです。その結果、琉球王国は海外貿易をテコに繁栄してゆくといった具合なんですね。
ですから、その国力を別として、中華秩序の中で琉球地域は独自性を発揮できる条件があり、また朝鮮と比べた場合、中国にとっては、その独自性を生かすことこそが国益にかなう国。その様な国の中の一つの地域が琉球であったということなのでしょう。ですから、「頒封」といった、国家として認めながらも、その国家運営自体にはオブザーバーを派遣させてもらいますよ。といった特別な関係が生まれたのでしょう。
冊封体制のありかたって、「支配・被支配」「征服・被征服」などのパワーバランスだけでは上手に読み取れない部分もありますからね。
ですから、そもそも「格下」という表現が曖昧なので、質問者様も少々理解に手こずっているのかな?と客観的に思いました。
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