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これら2つの構文についての質問が山ほどあるのは承知しています。
またそのなかのいくつかをざっと読んだ上で質問します。

今度、知り合いのあまり英語が得意でない高校生に程度の違いこそあれ同じく英語が得意とはいえない私が2つの構文の違いを教えることになりました。
そのために現在文法書を使ってどのように説明すればいいか思案しているのですが、その中で
一つ苦慮している個所があります。それは強調するものがthat以下の文での目的語にあたるときです。例えば It was this book that he bought yesterday. のような文です。

「It, is, thatを外せば意味の通る文になる」、「文法的に正しい文になる」と説明しようと初めは思っていたのですが、それだと上記の場合にその子がすんなりと腑に落ちてくれるかどうか不安です。強調するものが主語や副詞であればおそらくすぐに理解してくれそうですが、その子は英語が得意ではないので、たとえ「目的語が文頭に来る倒置もあるんだよ」と言っても頭の中が疑問符で埋まること必至です。「目的語を強調されているときは一旦それをthat以下の文の適当な位置に戻さないといけない」というように言うしかないのでしょうか。

ぜひご意見をお聞かせください。

A 回答 (3件)

あと、基本的な強調構文は関係代名詞的な構造になり、


今回のように、目的語を強調すれば、
that 以下は目的語が欠ける he bought yesterday
という形が続くことになります。

こういう受験英語でよくやる、関係代名詞構造では不完全な文がくる。
強調構文でも同じ。
形式主語であれば、that の後は完全な文。

そういう見極めもできますが、#1 の方が例にあげた
>It was on the wall that he drew the picture.
という場所を表す部分の強調では説明しきれません。

これにしても He drew the picture on the wall.
という文から on the wall が欠けています。
ただ、修飾部であるため、文の主要素としては「完全」というだけで、
文としては不完全です。
こういう「完全・不完全」というのは高校生レベルであって、
あるレベルまでいくとそんなものは超えた次元での理解になります。

ただ、これは「彼が絵を描いたのは壁に、であった」という強調構文にしかなり得ません。
これを形式主語になり得る、と思ってしまうと、正確な理解はできません。

That he drew the picture was on the wall.
こういう英語は成り立ちません。
that he drew the picture というのは「彼がその絵を描いたということ」
という事実を表すのであって、これと on the wall が「イコール」で結びつかない。
be 動詞では結びつきません。

It was clear that he drew the picture.
It was a fact that he drew the picture.
こういうのが形式主語として正しいものです。
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この回答へのお礼

教える相手の子には、時間もあるので強調されるものを主語、目的語そして副詞に分けて丁寧に説明したいと思います。
that以下の文については、おそらく完全、不完全文といっても目が点になると思うので今回は言及せず、「形式主語構文と比べて語順を整理したあと文法的に正しい文か否かで判断するように」という感じで話したいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2013/01/09 23:21

強調構文というのは


He bought this book yesterday.
という文があって、
this book の部分を強調して
It was this book that he bought yesterday.
とします。

強調構文にするために it was that を使ったので、
それをはずせば元の形になって、はずしても正しい英語のはず。

ただ、そのままはずせば
This book he bought yesterday.
となって、普通の語順じゃなくなるので、これで即「正しい」と思われない。

そういう意味で倒置と言っているのですよね?

形式主語の場合、
It is natural that he got angry.
元は That he got angry is natural.

元の段階で、that 節、is という英語は存在し、
形式主語になって it が使われるだけ。
だから、it is that 全部をとると、英語としては成り立たない。

こういう形式主語と、「~なのは」と訳す強調構文を区別できないのは
ネイティブ感覚のある人でも普通です。

以前回答されていたアメリカに何十年と住まれている G さんも区別できていませんでした。

語順の変更も含めて、文が成り立つのが強調構文です。
形式主語の場合は
Natural he got angry.
ブロークンでは通じても、
is がないと少なくとも正しい英語は作れません。

it is 形容詞
ときたら確実に形式主語です。

強調構文の完全な文法的な説明は誰にもできません。
一方、形式主語の場合は
形式主語 is 補語 +真の主語

S' V C + S
という完全に説明できる構造。
ただ、ネイティブ感覚では後にくる真の主語は、
主語と感じにくいのかもしれません。
ただ、文法的には真の主語と説明できます。
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この回答へのお礼

「it, is, thatをとって文法的に正しい文になれば強調構文」ではなく、
「it, is, thatをとって必要であれば語順変更をしてみて文法的に正しい文になれば強調構文」
というように説明してみます。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/01/09 23:10

>例えば It was this book that he bought yesterday. のような文です。



 これをあえて倒置にするなら、

 This book that he bought yesterday was it.

であって、

 That he bought yesterday was was this book.

ではないです。(名詞と強く結びつく)関係代名詞を切り離して主語とするのは、ちょっと無理があるんですね。そういう構文を用いるなら、


 What he bought yesterday was was this book.

でしょうか。これが強調構文に分類されるかどうかは、知らないのですが、

He bought this book yesterday.

に比べれば、this bookはIt ~thatの強調構文同様に強調されています。

 もし形式主語の構文を用いるなら、

It is this book that he bought it yesterday.

となるでしょう。ちょっと不自然な感じのような気もしますが、原文との差異を少なくしています。

 こうすると、thatは関係代名詞ではなくなり、完全な文を持つthat節を作っていて、文頭の仮主語Itに対する真主語となります。これは仮主語を真主語で置き換えると、

 That he bought the book yesterday is this (book).

とできます。語順が変わるため、普通の代名詞のitの書き換えなどが生じます。

 the bookはa bookになる可能性も無きにしも非ず、あるいはoneでもいいかとも思いますが、どちらにせよ不自然な文だと思いますので、あまり気にしても仕方ないような気がします。

 一文だけで判断できない場合もあります。

 It is the doctor who/that is seeing me today.

 強調構文なら「今日私を診察してくれるのは、その医師だ」になります。

 これが、誰かがドアをノックしたのを聞いて、そばにいる人に誰が来たのかを注げるという状況なら文頭のItは状況を表す主語となり、「来たのは、(私を)往診に来た先生だよ」になります。

 It was on the wall that He drew the picture.

「彼が絵を描いたのは、壁だったんだよ」(強調構文)
「彼が描いた絵は、壁に掛けてありました」(形式主語構文)
「彼が絵を描いた壁に、それはありました」(Itは他の何かの普通の文)

 これはもう、前後関係次第です。ただ、形式主語構文は不自然なのですが、ちょっと多義で適切な例文が思いつきませんでした。すみません。こういう判別不能な文もあり得るということで、ご了解をお願いします。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/01/09 23:05

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