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下行大動脈に流れる血液よりも上方大動脈に流れる血液の方が、
酸素飽和度が高いのはなぜか??その根拠を3~4行で説明できますか??
お願いします。

A 回答 (2件)

まず胎児の血液循環について、考えると、、、、



1、胎盤で母親から酸素を得た血液は、臍帯静脈を経て、胎児の下大静脈に流入します。ここで、胎児の下半身から戻ってきた血液と混ざります。ここで、酸素飽和度は下がります。

2、下大静脈は心臓の中の右心房に流入し、ここで胎児の上半身(上大静脈)から戻ってきた血液と混じります。酸素飽和度はさらに下がります。

3、大部分の血液は、右心房から卵円孔を通じて、左心室に流入し、大動脈(上行)から拍出されます。一部の血液は肺から戻ります。肺からの静脈血の混合で酸素飽和度は少し下がります。

4、右心房から右心室に入った血液は、肺動脈から拍出されますが、本来、ガス交換を行う肺は胎児ではまだ機能していないので、そのほとんどは肺動脈から動脈管を通じて、大動脈に流れ込みます。(この位置は、大動脈弓部すなわち上行大動脈に続く部分です。)一部は、肺に流れます。

5、3と4の血液が、混じり合って下行大動脈を通して下半身に流れます。

以上をまとめると、上行大動脈と下行大動脈の酸素飽和度の差は、動脈管からの流入血液があるかないかという違いになります。3の血液(上行大動脈)のほうが、肺からの流入がある分、酸素飽和度は少し低いので、5の血液(下行大動脈)は、3の血液(上行大動脈)より酸素飽和度が高くなります、、、、。
あれっ、逆になっちゃったな。何か、間違ってますか。それに、肺からの流入血液は、卵円孔からの血流の比べると、量がかなり少ないはずなので、酸素飽和度はあまり変わらない気もしますが、、。わたしも発生学を学んだのが、随分前なので、今ひとつ自信がありません。^^;
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この回答へのお礼

この道筋をたどってもう一度確認してみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2001/05/22 08:42

胎児の場合、酸素飽和度が最大になるのは、胎盤もしくは臍の緒だという


ことは、門外漢の私でも分かります。そこから論理を組み立てるとどう
なりますか。
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この回答へのお礼

どうにか方向が見えてきました。
参考にさせて頂きます。
ありがとうございました。

お礼日時:2001/05/22 08:39

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