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少し前にpricelessというキムタク主演のフジテレビ月9ドラマがありました。社員千人くらいの会社の社長が独裁的経営をして、それに全社員がムカついて、ある朝に全社員が辞表を机に置いて一斉退職するという描写がありました。

会社の労働条件が悪くては大多数の社員がムカついているとき、普通は社長に向かって労働組合が文句言い出すのが先ですよね?そして、交渉が割れればストライキですかね?

A 回答 (6件)

 労働組合が機能して労使交渉が対等にできるケースは少ないと思います。

労働組合があっても、そこに加わって組合員になれば組合活動にも手を取られて煩わしいんです。全組合員集会への参加、組合員同士の打ち合わせ、労働組合啓蒙活動、勉強会への参加、労働組合への加入勧誘活動、活動資料づくりと資料配布、全組合員の給料の調査・分析、労働条件や待遇に関する世の中の動向調査、同業他社の労働組合との連携・打ち合わせ等々…することが多く、しかも当然ながら時間外にこの活動をしなければなりません。休日のメーデーには全員でデモなどの活動をするように駆り出されますし。それに少ない給料の中から毎月組合費をとられますからね。

 労働組合にはタダで入れていろいろ面倒を見てくれ、労使交渉もしてくれるから助かる、なんて思っていると大間違いです。楽ではないんです。他の組合員がやってくれるだろう、ではないんです。同じように行動しないと、なじられます。ですからそういう面倒を嫌って労働組合に加入する社員は近年はどんどん減り、派遣やパートが増えて正社員が減っていることもあわせて、労働組合があっても体をなしていないのが多いと思います。

 労働組合に力があれば経営者に文句が言えれるのですけれど、難しいかもね。ストライキをするのも、ほとんど絶望的です。ストをすると、その間の給料は減りますので給料がギリギリの人は嫌がって参加しないでしょうし、ストのことも想定して(ストによる給料減額の穴埋めをするためにも)組合費を決めると、毎月かなり高い組合費を払うことになるので、いっそう嫌がる人が多いんです。

 かつて、多くの社員が一斉に辞めて窮地に陥った某メーカ(K電気)がありました。でも会社はつぶれませんでしたね。辞めた社員たちがその後、どうなったのか(幸せだったのか)分かりません。今なら景気がどん底ですから、辞めても再就職できる人は少ないでしょうし、再就職できても元ほどの給料をもらえる可能性は限りなくゼロでしょう。一方、会社のほうは人員募集によってより安い給料でより優秀な人で若い人が採用できるかも知れません。
 今は待遇が悪くなっても働く者には我慢我慢の時代なんです。
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戦前の労働組合敵視が、再びよみがえり広がっています。


昭和50年代の、総評(日本労働組合総評議会)のストライキ万能主義の路線が、国民の支持を失ったことに起因します。三公社五現業を中心とする『スト権奪還スト』が致命的でした。此処で、総評と総評を基盤とした社会党は、完全に国民の支持を失い、中曽根内閣による国鉄民営化、さらには電電公社、塩・タバコ専売制の廃止にもつながり、総評も解体して『労使協調路線』の連合に吸収されて行きました。社会党は社民党と改名しても、すでに壊滅状態です。
そうした過程の中でマスコミは、労使協調=闘わない労働組合を支持し続けました。今日では、定期昇給ストップの経団連主張を支持し、最低賃金を生保基準以下にまで押さえ込もうとする流れに乗っています。電力労連などは、原発推進のお先棒まで買って出ています。
ドラマで労組抜きでのサボタージュを取り上げるのは、下層労働者の鬱憤晴らし的な人気は得たとしても、大きな罠です。一気に首切りされても、文句の言えない状態に導くだけですから。
『労組への活動参加が面倒だから』等と、労働組合に否定的な人は、労働者の権利を保障した憲法や、諸法規で認められた幸福追求権を自ら放棄する愚論と言うしかありません。
ストライキは、交渉決裂後の、組合員の総意に基づく実力行使で、合法とはいえ乱用すべき権利ではありません。
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中小零細企業では、労働組合など無いところも多いですし、ストライキという発想はまず有りませんね。


社長と個別に交渉するのが普通でしょう。

極端な例ですが、資金繰りが悪化した会社で給料・手当の不払いが続いた経験が有りますが、2ヶ月間出なかった辺りから、全社員(10人未満)で今後の身の振り方を相談したりしましたよ(笑)。ちなみにその時点で労働相談窓口的な所に聞いたところ、即日退職しても全く問題無いと言うことでしたよ。
まあ、3ヶ月以上無収入だった訳ですから当たり前ですが・・・。
結局、不払いのまま、破綻するまで付き合いましたが。

他には、大規模なリストラをしようとしたら、対象じゃない人まで反発して一斉に辞めてしまって社員数が半分以下になった零細企業も見たことが有ります。

中小零細企業では、給与が最低賃金ギリギリである、いつ破綻するか分からない、といったところも多いですから、退職に対する心理的なハードルが低いのでしょうね。


1000人以上の規模の会社では、まず、あり得ないとは思いますが。
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マンガですからね。


正当な労働組合活動であれば一定の範囲までは免責されますが、何もなく、単にキムタクが煽動して全社員をやめるように仕向けた場合、威力業務妨害として有罪になる可能性があります。
キムタクがやってるんだから正しいんだろうなんてマネする奴もいるから、tv局はその責任を負うべきでしょう。
例のオークションと同じだと思いますが、個人で推薦しちゃうとさんざ叩かれて、大企業がやる分にはおとがめなしになるんでしょうなぁ。
フィクションだからって何やってもいい訳じゃありません。
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私は労働組合のあるような企業や社員数の多い企業で働いたことはないです。

(3社勤務で150名、150名、50名)

これくらいの企業規模だと自分で社長に直接言うというのが手っ取り早いですね。
私は自分の処遇に関して言ったことはないですが、その他の会社について思っていることは直接言ったことはあります。私の先輩は直接交渉で給料を上げてもらったそうです。

>全社員一斉退職の可能性
さすがに千人規模だとありえないでしょうね。人によって事情が違って生活が懸かっているのでやめるにやめられない人、社長派の人もいるでしょうから。
少人数のところなら可能だろうと思いますが。
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組合が無い会社もありますからね。

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