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(1)よその事は、言ひやすくとも、我が身の上は言ひにくくこそ。
(2)鳶のゐたらんは、何かはくるしかるべき。この殿の御心、さばかりにこそ。

前者は【あれ】、後者は【あらめ】が省略されている様ですが、
それはどういう根拠で判断できるのでしょうか?

A 回答 (2件)

    自信はないのですが、「こそ」で終わっているので、結びは已然形。

したがってご質問は、なぜ(1)では、動詞だけなのに(2)では動詞のあとに、推量の助動詞が入っているのか、ということだと思います。

    鍵になるのは、(1)は、我が身の上のことなので、推量しなくても直接分かる。しかし(2)は「この殿」の心中だから、直接には分からないので、推し量る必要がある、したがって推量の助動詞が介在し、その已然形になる、のではないでしょうか。
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この回答へのお礼

なぜ質問したかと申しますと係助詞こその後の省略は
【あれ】の一本槍でいいのだろうかと思っていた所
【あらめ】という形が急に出てきて面食らってしまったんです。
でも丁寧な回答のおかげで無事理解出来ました。
ありがとうございます。

お礼日時:2013/04/15 14:51

>前者は【あれ】、後者は【あらめ】が省略されている様ですが、


>それはどういう根拠で判断できるのでしょうか?

「それ」は推量の助動詞が付加されるときと付加されないときのことでよろしいか?
省略は
その省略を誰もが容易に想起できるものを省略することですから。
(1)は自分のことだから、「自分のことは言い出しにくいものだ」・・・「言ひにくくあり」
(2)は第三者のことだから、推量の助動詞を付加する「その程度だろう」・・・「さばかりにあらむ」

ご希望の回答になっていないかな?
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この回答へのお礼

なぜ質問したかと申しますと係助詞こその後の省略は
【あれ】の一本槍でいいのだろうかと思っていた所
【あらめ】という形が急に出てきて面食らってしまったんです。
でも丁寧な回答のおかげで無事理解出来ました。
ありがとうございます。

お礼日時:2013/04/15 14:52

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