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2級独学者です。

下の表現のどの部分から売上戻しと判定するのか?判る方、教えてください。

「得意先に割り戻しを行い掛け代金から控除した」というのは、「売上戻し」の仕分けを切るという解答が私の勉強している問題集に載っています。
私が判らないのは、この場合の得意先は売り先であって仕入れ先ではない、ということです。問題文に売り上げや仕入れ、売掛や買掛けが出てくればそれを頼りに判断しますが、そのような表現のない場合、問題文のどこで判断するのでしょうか?

おそらく常識的な日本語の理解不足が原因と思われ恥ずかしいのですが、判る方お願いします。

できれば、売上戻しと仕入れ戻しの(売上や仕入れ、売掛や買掛表現のない)表現パターンを箇条書きで教えていただくと助かります。

A 回答 (5件)

少し間違いのある回答の修正を入れつつな。




「得意先」は、商品の売却先や役務の提供先のことだ。簿記用語としては、懇意にしているかどうかは無関係であり、ただ一回きりの取引相手でも得意先だ。この対義語は「仕入先」だ。「売上先」は得意先の言い換えではあるが、あまり用いられない。

簿記用語として、「売上戻し」は存在しないが、「売上戻り」は存在する。売り上げた物が自分の手元に戻ってくるから「戻り」と考えればいいぜ。また、「仕入戻し」は存在する。存在しないとする回答があるが、誤りだ。それぞれの意味は下記URLを参照して欲しい。
http://kessansyo.com/9d-3.html
http://kanjokamoku.k-solution.info/2006/06/post_ …
http://kessansyo.com/9d-5.html
http://kanjokamoku.k-solution.info/2006/06/post_ …


それから、「取引先から売掛け代金の割引を受けた」については、既に回答のあるところだ。その上で、「割引」と「値引」の違いに気を付けて欲しい。文脈から、ここを混同しているように思えたので念のためな。

この違いについても、上記URLを参照して欲しい。なお、リンク先の中で「売上割引は、売上高控除項目の一つとして位置づけられる。」「仕入割引は、仕入高控除項目の一つとして位置づけられる。」とあるが、この部分はいずれも誤りだ。いずれも控除項目ではなく、だからこそ営業外損益に区分される。
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1 「取引先から売掛け代金の割引を受けた」・・・


→この場合は、割引をしたのは相手方ですから、相手方が売り手で、こちらは買い手です。売掛金とは相手方からの見方であって、こちらの立場では買掛金です。

2 「Aは取引先Bとの間で掛け代金の割引を成立させた」・・・
→お書きのとおり、このような記述の出題はおそらくないでしょう。
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既に適格なご回答があるので、蛇足ながら追加質問に対するピンポイントで。



『「取引先から商品代金の割引を受けた」とか「取引先に商品代金を割り引いてもらった」場合、この表現では取引先が売上先なのか仕入れ先なのかは不明、と考えればよいのでしょうか?』

上のご質問については、不明でも何でもありません。

ものの商売で、「負けてあげる」のは常に売り手の側です。買い手側は「負けてくれ」とお願いはできても自ら負けることはできません。

このように考えれば、「取引先から商品代金の割引を受けた」とか「取引先に商品代金を割り引いてもらった」という場合、割引をしたのは相手方ですから、相手方が売り手であり、こちらは買い手であることは明白です。すなわちこの場合、取引先とは仕入先を指すことになります。

これは簿記以前の社会常識の範囲です。
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この回答へのお礼

早々のピンポイント回答ありがとうございました。

皆さんからいただいた回答を読むにつけ、やはり簿記に関する質問ではなく、実質的には、社会常識、日本語に関する質問となっているようで恐縮します。
しかし、日本語の理解なしには先に進めませんので、もう少し教えてください。(ちなみに私は生粋の日本人です。)

割引をした側とされた側を記述から特定すればよい、おっしゃるとおりで、一旦は理解しましたが、そのうえで次のような対応でよろしいのでしょうか?

1 「取引先から売掛け代金の割引を受けた」・・・一見普通の記述にみえるが、このような記述は日本語としてありえないものの、読み飛ばしてしまい、試験なので、(貸方)売掛金を仕訳する


2 「Aは取引先Bとの間で掛け代金の割引を成立させた」・・・どちらが売り手か買い手かは不明である。(よって、こんな記述で出題されることはない)

という理解で先に進みたいと思いますが、正しいでしょうか?

お礼日時:2013/05/05 14:11

簿記(または会計)の用語として、「売上割戻し」、「売上値引き」、「売上割引き」は存在しますが「売上戻し」は存在しません。

ですから「売上戻し」の仕分けを切るという解答は不適切です。同様に「仕入割戻し」、「仕入値引き」、「仕入割引き」は存在しますが「仕入戻し」は存在しません。

「得意先に割り戻しを行い掛け代金から控除した」という問題設定は、素直に読めば「売り先に商品を納入し、その売上について、売り先にインセンティブを供与する目的で『割戻し』サービスを行った。『割戻し』は売掛金の一部を控除する形で行った 」という意味です。

ですから、「売上割戻し」の仕訳を切る、が正解です。

〔借方〕売上割戻****/〔貸方〕売掛金◎◎◎◎
〔借方〕仮受消費税◇◇◇/

なお、簿記(または会計)の用語についてですが、得意先とは商品の売り先を意味し、仕入先とは商品の買い先を意味します。
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この回答へのお礼

ご丁寧な解説付き回答ありがとうございました。

「割戻し」であって「戻し」ではありませんでした。
せっかく善意で教えていただくのですから、正確な記述をすること
を肝に銘じます。

ちなみに「懇意にしている取引先を得意先という」という私個人の日本語の解釈誤りから出たのが、今回の質問でした。

お礼日時:2013/05/05 14:21

>問題文のどこで判断するのでしょうか?



どこで判断するも何も得意先と言ったら売上先。

仕入れ先を得意先とはいいません。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
やはり基本的な日本語の理解不足で、恥ずかしい限りです。

ところで、「取引先から商品代金の割引を受けた」とか「取引先に商品代金を割り引いてもらった」場合、この表現では取引先が売上先なのか仕入れ先なのかは不明、と考えればよいのでしょうか?

得意先=売上先 と同様な仕入先の表現は何かご存知でしょうか?

お礼日時:2013/05/05 09:50

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