アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

こんにちは。
国公立大学志望の高校三年生です。

私は昨年まで看護士に憧れており、
看護学部に進学するため
文理選択時に理系を選択しました。

ですが様々な大学の
オープンキャンパスに参加することにより
自分のやりたいこととは違うと感じ、
進路を変更することにしました。

現在は子どもの心理や障がい児の支援などに
興味があり、教育学部を志しています。

先生方に相談したところ
「教育学部の心理や障がい児教育は
文系系統だからすすめない。
せっかく理系科目が得意なんだから
工学部や理学部を目指せ。
(そこから教員を目指せと。)」
「募集定員も少ないし難しい。」
と言われてしまいました。

私は数学が最も得意で
社会が大の苦手。
バリバリの理系です。
文転は厳しいと思います・・・。

そこで、自分なりに調べたところ
理系でも受験でき、
教育学部で心理や特別支援について
学べる国公立大学は約20校程度でした。
(現在の私の学力は
偏差値65前後です。)

ここで質問なのですが、
理系で受験はできても
私が行きたい学部は
やはり文系が有利なのでしょうか?
先生方の言う通り
理系の学部に進むべきでしょうか?

子どもと関わる仕事に就きたい。
子どもについて学びたい。
と思っていたのは小学生の頃からで
ずっと変わっていません。
看護士を目指したのも
病気の子ども達を助けたいと思ったからです。

稚拙な文章で、伝わりにくい箇所も
あるかと思いますが
回答よろしくおねがいします。

A 回答 (3件)

 こんばんは夜分遅くに失礼します。

僕は企業勤務と大学教育に携わる二股草鞋ですので、質問者様のご質問に双方からの立場でもお話しできると存じます。
 >「教育学部の心理や障がい児教育は文系系統だからすすめない。せっかく理系科目が得意なんだから工学部や理学部を目指せ。(そこから教員を目指せと。)」「募集定員も少ないし難しい。」
 このアドバイスをされた先生は少しばかり古いタイプの教職課程で教職免許を取得された方の様ですね。少なくとも「心理学」そのものが「文系寄り」であるとの認識は現在では通用しません。心理学では理論に基づく分析やその方法論ももちろん扱いますが、症例を分析するための統計学手法も求められます。また理系・文系と二分すること自体も既に誤りを含んでもいます。何よりも理論構築にはフィールドワークや実証事例を求めて対象や現場を観察することが大切です。教育学でも同じです。学習測定をはじめ心理測定、教科目毎のカリキュラム編成などの実務的領域と密接に関連する講座でも統計学およびサンプリング理論を実際に使用します。
 理数科目の成績が良い、だけで理系の学部を薦められて入学しても躓くことだけは確かです。それほどに高校までの理数科と大学以後の理数科ではレベルも求めるものも異なります。
 高校までで数学が得意であって社会科目は不得意というのも不自然です。数学も社会も「○○に関して説明せよ」との出題があったなら、そこで求められるのは「論理の正確性」です。もっと突き詰めるならば「その論理を表す言葉」にまで遡ることになります。ただ計算問題を解くことが得意だからというのは「表面的な現象」であって、その背後にある「なぜその様に解くのか」とのキチンとした理由説明を理解していなければ意味はありません。これはこのパターンだからと定式化してとらえているなはらば計算も得意でしょう。けれどそれは「着眼点」とは異なり、その様な生徒さんを大学に送り込まれては困るうえに、大学での数学が自身の前に立ちはだかる壁となってしまう学生にも気の毒です。
 ご質問を読ませていただきながら、ここまで目的意識も自己分析もできている生徒さんも珍しく感じられました。「なぜ~なのか」「どうすれば~できるか」と対象を観察し分析する基礎やそこから目標到達までの道筋もある程度構築されています。
 少し余談になりますが、パパートという教育学者がいます。元々は数学の研究者でしたが、子ども達に数学の楽しさをより効果的な形で伝えるにはどうすれば良いだろうかとの観点から、コンピュータ言語のLOGOを利用し、「検証しながら次の段階へと進む楽しさ」を動機付けの意義と実践を体系化しました。もし暇があったら読んでみて下さい。タイトルは『マインド・ストーム』(未來社)です。
 理系への進学を勧めたその先生の意識には「理系の有名大学に進学させれば、自身の勤務評価もあがる」などのつまらないサラリーマン根性が見え隠れしてもいます。もし僕がこんな先生に出会ったなら、「では先生は4年後そして6年後に現在の理系学部の学生達が理数科の教員として通用するとの確証をお持ちですか」と質問したくなります。それほど裏付けのないアドバイスとも申せます。
 「子ども達に学ぶ喜びや楽しさを伝えたい」これは何よりも「教員を志す」にあたって最も求められる資質と観点です。テクニックやスキルは現場でしか学ぶことができません。大学で学んだ学問成果をそのまま教室に持ち込むことなど不可能です。なにしろ、相手にはその前提がないのですから。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

とても詳しく回答していただき、
ありがとうございました。
何度も何度も読み返しました。

パンフレットやネット上では知ることのできない
詳しいお話を聞けて、
とても参考になりました。

数学は好き、社会は嫌い。
暗記は出来ない、考えて解くことならできる。
と自分の中で決めつけていたことは確かです。
質問をさせていただくことで
反省すべき点も知れてよかったと思います。
ご指摘ありがとうございました。

今までの経験をふまえて相談にのってくださっている
ということも忘れず、
先生個人の意見に振り回されることなく
自分でよく考えていきたいと思います。

最後に、興味深い本を
紹介していただき、ありがとうございました。
調べてみたところとても面白そうなので
数学担当の先生にも相談をし、
今探しているところです。

質問をしないとわからなかったことを
たくさん知ることができ、
質問させていただいて本当に
よかったと思いました!
ありがとうございました。

お礼日時:2013/05/16 20:45

現状をそこまで詳しく知る者ではないが、質問者はちゃんと自分で調べていますが、


惜しいという印象です。俺ならば、その該当する大学に足を運ぶか、電話で相談するかを
行います。

そっち方面に就職した者がいるが、そいつが言うには、結局資格が必要なのです。
したがって、質問者がイメージする職業で何の資格が必要なのか、そのゴール地点から
逆算するような形で考えましょう。

上述の俺の友人は、プログラマー→CAD→障がい者関係という何の関連性もない
進路を歩んできましたから。そもそも大学が必要なのか、それすら疑わしいかも。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

今回、質問させていただくことで
自分の調べ方の甘さに気付きました。
ある程度志望する大学が決まったら
電話をして相談してみます。

詳しい例も聞けて参考になりました。

もう一度考え、
納得できる道を見つけたいと思います。

本当にありがとうございました。

お礼日時:2013/05/16 20:56

学習塾を経営しているものですが、私の個人的な意見を参考までに。


塾の生徒にも教育学部に進学した子は多いですけど、数学や理科の教員を目指す人はもともと理系の人が多いです。大学に入ってからも、微分、積分、線形代数など、高校で数IIIcをやっていないと厳しい科目も履修することになるので。
教育学部というと文系というイメージですが、そうでもありません。それと、もちろんご存じだとは思いますが、教育学部は主専攻と副専攻があって、主専攻で数学をとり、副専攻で特別支援教育をとることもできるのではないかと思います。自分の得意を生かしつつ、興味のあることも学んでいけばよいのではないでしょうか。社会、国語等の文系科目が苦手だと困るのは、せいぜい採用試験の勉強になってからでしょう。その時までに、独学でも高校の時の社会の教科書をやり直すだけのやる気があれば何も心配はないのではないかと思います。自分の人生ですから、何が有利かとかじゃなく自分の興味のあることを学べばいいと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

丁寧な回答ありがとうございます。
教育に携わっている方の意見を聞けてありがたいです。

私は、特定の教科を教える教員になりたいというよりは
児童福祉司や心理判定員(発達障がい児支援センター、児童相談所などでの)
特別支援学校教諭になるか、
もしくは発育支援センターなどで働きたいと思っています。
(数学の教員免許は取りたいと思っています。)
説明不足で申し訳ありませんでした。

主専攻、副専攻については、初めて聞きました。
完全に私の調べ不足です。
自分なりに詳しく調べたつもり
だったのですが・・・すみませんでした。
今、知ることができて良かったです。

自分の人生、後悔しないように頑張ります!
詳しく、わかりやすい回答
本当にありがとうございました。

お礼日時:2013/05/16 20:23

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!