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直接配賦法と相互配賦法は分かるのですが、階梯法のやり方がわかりません。
2級を独学で勉強しているのですが、大学の授業で1級の階梯法が試験で出ます。。。

例題を出しながら、解説をしていただきたいです。回答お願いします。

A 回答 (2件)

簡単ですが、プロセスは、ややこしく



表を書きながら計算していくので


諦めて、テキストを、

大学・公共機関の図書館で借りるか、古本をBOOK OFFなどで買って

勉強しちゃった方が早いと思いますよ。


古くても、この部分は変わってないので、100円とかで売ってるやつとか

図書館でホコリかぶってるやつとかでも大丈夫です。


階梯法は、その部分だけ見れば理解できるので

一冊借りる、買うだけですみますよ。
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加工部門、組立部門の2つの製造部門、材料倉庫部門、動力部門の2つの補助部門があるとし、


最終的に製造部門である加工部門、組立部門に金額を集計することとします。

(イ)部門費(加工部門10,000 組立部門15,000 材料倉庫部門3,600 動力部門6,000)
(ロ)補助部門の用役消費量
・動力消費量(加工…2,000kwh 組立…2,000kwh 材料倉庫…☆1000kwh 合計5,000kwh)
・材料出庫量(加工…70kg 組立…50kg 動力…☆30kg 合計150kg)

直接配賦法、相互配布法、階梯式配布法の計算の違いは、上記(ロ)で☆を付けた部分を考慮するかどうかです。
☆は動力→材料倉庫、材料倉庫→動力のように、補助部門から補助部門へ用役を提供している部分です。
直接配賦法、相互配賦法の計算も載せるので参考にしてください。


〈直接配賦法〉

・動力部門費6,000→加工と組立に2,000kwh:2,000kwhの割合で配賦(材料倉庫‥☆1000kwhを無視)
 加工‥3,000 組立3,000
・材料倉庫部門費3,600→加工と組立に70kg:50kgの割合で配賦(動力‥☆30kgを無視)
 加工‥2,100 組立1,500

表にすると、計算結果は以下のようになります。

 加工   組立  材料倉庫  動力
10,000  15,000  3,600   6,000
 3,000  3,000       △6,000 ‥動力部門費の配賦
 2,100  1,500  △3,600      ‥材料倉庫部門費の配賦
--------------------------------
15,100  19,500


〈相互配賦法〉

・動力部門費6,000→加工と組立と材料倉庫に2,000:2,000:1,000の割合で配賦
 加工‥2,400 組立‥2,400 材料倉庫‥1,200
・材料倉庫部門費3,600→加工と組立と動力に70:50:30の割合で配賦
 加工‥1,680 組立‥1,200 動力‥720
補助部門に数値が残っているので、直接配布法でもう一度配布を行う
・動力部門費720→加工と組立に2,000:2,000の割合で配賦
 加工‥360 組立360
・材料倉庫部門費1,200→加工と組立に70:50の割合で配賦
 加工‥700 組立500

表にすると以下のようになります。

 加工   組立  材料倉庫  動力
10,000  15,000   3,600  6,000
 2,400  2,400   1,200 △6,000 ‥動力部門費の配賦
1,680  1,200  △3,600   720 ‥材料倉庫部門費の配賦
--------------------------------
14,080  18,600   1,200   720
  360   360        △720 ‥動力部門費の配賦
  700   500   △1,200     ‥材料倉庫部門費の配賦
--------------------------------
15,140  19,460


〈階梯式配賦法〉

補助部門費の大きいものから小さいものへ配賦するときのみ、☆を考慮します(重要です)。
今回は、動力部門費6,000>材料倉庫部門費3,600なので、動力部門費の配賦時に☆を考慮します。
・動力部門費6,000→加工と組立と材料倉庫に2,000:2,000:1,000の割合で配賦
 加工‥2,400 組立‥2,400 材料倉庫‥1,200
・材料倉庫部門費3,600+1,200=4,800→加工と組立と動力に70:50の割合で配賦(動力‥☆30kgを無視)
 加工‥2,800 組立‥2,000

表にすると以下のようになります(表の形が段々になるので階梯式です)。

 加工   組立  材料倉庫  動力
10,000  15,000  3,600   6,000
 2,400   2,400  1,200  △6,000 ‥動力部門費の配賦
--------------------------------
12,400  17,400  4,800
 2,800  2,000  △4,800      ‥材料倉庫部門費の配賦
----------------------
15,200  19,400

階梯式配賦法は、補助部門費を配布する順番が大切です。順番を逆にすると結果が変わります。
また厳密には、順番を決める際に、
初めに、他の補助部門への用役提供数(単純な"数"です)が多い順に
次に、用役提供数が同じ場合、補助部門費(第1次集計額といいます)の大きい順に
というルールがあります。
☆の数が多いものから順に、☆の数が同じ場合は金額の大きい順に、ということです。

たとえば、材料倉庫部門、動力部門、工場事務部門と3つの補助部門があり、
材料倉庫部門は 加工、組立、動力(☆)へ、
動力部門は   加工、組立、材料倉庫(☆)へ、
工場事務部門は 加工、組立、材料倉庫(☆)、動力(☆)へ、
それぞれ用役を提供している場合(上記(ロ)の資料が複雑になったものと捉えてください)、
☆が2個ある工場事務部門を1番、残りは金額の大小で2番、3番と順番を決めていきます。

厳密に、という言葉を使いましたが順番を決定する方法はまだ完全ではありません。
一度に書きすぎると混乱してしまいそうなのでとりあえずは上記の方法でやってみてください。
経験上9割方問題ないと思いますが‥。
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