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今、ふと疑問に思ったのですが、明るいところでは、物に反射した光が
目に入ってきて、色々な色が見えますよね。では、光がない暗闇が黒く
見えるのはなぜでしょうか。なぜ、白でもなく、赤でもなく青でもない
のでしょうか。光がないときは、脳がそのように判断する(?)という
のは、回答としてはちょっといまいちなので、何か誰もが納得できる答え
を求めています。暗闇はなぜ黒い?

A 回答 (17件中1~10件)

 質問に回答する前に、もし、光がない状態が 「赤」だったら、暗闇はなぜ赤い?と質問したかもしれない かな なんて 意地悪に思ったりも…



 基本的に、色は、赤、青、緑の光線をブレンドすることで 構成されます。

そのいずれもない状態が「黒」なわけです。

 「黒」は「色」を示すというより「明暗」を示す色といわれています。
(ちなみに、赤、青、緑すべて同一輝度に混ぜると「白」即ち無色に見えます)

人の視覚野で関知できない領域では、すべての色素の輝度がゼロの黒になる…ということだと思います。


 

この回答への補足

>もし、光がない状態が 「赤」だったら、暗闇はなぜ赤い?と質問したかもしれない かな

はい。間違いなく、そのように質問したと思います(笑)。

>「黒」は「色」を示すというより「明暗」を示す色といわれています。
>人の視覚野で関知できない領域では、すべての色素の輝度がゼロの黒になる

ということは、明るい時には色が見えるとして、暗い時には「黒い色」ではなく「黒く見える」ということですよね?
輝度がゼロの時はなぜ「黒く見える」のか、が知りたかったんですが。
そのように見えるから、としか言いようがないんですかね。

補足日時:2001/05/29 02:26
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太陽光には赤、橙、黄、緑、青、藍、紫の波長の光が含まれていますね。


これを可視光線といいますが、私たちは700ナノメーターと波長の長い赤から、
400ナノメーターと波長の短い紫までが見えています。

それが物体に当たると、ある波長の色が物体に吸収され、吸収されなかった色が
反射され、私たちにはその物体の色として見えます。

例えば、りんごの皮が700ナノメーターの波長を持っているので、光があたると
他の6つの色が林檎に吸収され、吸収されなかった赤色が反射されて赤く見えます。

白色の物体はすべての波長の色が吸収されずに反射されたもので、
黒色の物体はすべての色を吸収します。

当然暗闇は一切の光を吸収された状態と同じですので白でも赤でも青でもなく、黒です。

この回答への補足

うーん、色々と説明を書いていただいたのですが、私は一応、物理専攻です(ならこんなこと聞くなって?)。
光のスペクトルや、反射、吸収等の理解は十分にしています。
全ての光が吸収された状態が、なぜ黒く見えるのか、を知りたいと思っています。

補足日時:2001/05/29 02:36
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人間にとっての闇は黒い色があるのではなくて、人間の目に見える光がないと言うだけの状態ではないでしょうか。


赤外線や、紫外線はあるかもしれませんよね。
たまたま人間に見える光が無いだけで、特殊な能力(赤外線を見ることのできる人)を持っている人には黒くないかもしれませんよね。
まるっきり光(全ての波長の光)のないところだとどんな素晴らしい目を持っていたとしても感じることはできません。
これって黒ではなくて闇ではないですか。
何も感じられないから闇なんだと思うのですが、答えになっていませんかね。
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この回答へのお礼

闇・・・ですか。
確かにそうかもしれませんね。
でも、「黒い色」が見えるのではないですが、何も感じないといっても、実際黒く感じますよね?
単純に、その黒ってなんだろうって思ったんですよ。
まだ、腑に落ちません・・・。

これって意地悪な質問ですかね。でも、純粋に知りたかったんです。
医学のカテゴリーがあれば、そちらに聞く質問ですかね。
う~ん。むつかしい。

お礼日時:2001/05/29 03:23

>何も感じないといっても、実際黒く感じますよね?


触覚にしても何もさわっていない時は「何もさわっていない」と「感じ」ますよね?

目の「光を感じる」構造は、フィルムを関連させて想像していただければ判りやすいと思うのですが、「感光していない(光を感じていない)所」は「黒」と「現像(認識)」されると考えるのはいかがでしょう。
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この回答へのお礼

何も感知しないときは、脳でそのように(黒)感じる、としか言いようがないのでしょうかね。
どうも有り難うございました。

お礼日時:2001/06/03 18:54

「黒」が「見える」ということ自体が間違えているのではないでしょうか?


hiropiroさんは、本当に黒を「感じて」いるのでしょうか?感じるとはどういう事でしょうか?
すでに回答があるように「黒」は「色」ではありません。
目の神経細胞を刺激するほどの強度の光が来ないとき、そこを「黒い」と認識するのでしょう。
いままでの補足を見ている限り、
生物学的(神経細胞の刺激の伝達と脳について)あるいは
哲学的(感じるとは?、認識するとは何か?)な方向で考えた方が
hiropiroさんの求める答えに向かうと思います。
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この回答へのお礼

私はあまり哲学が好きではないのですが、そうすると、「脳の認知」の方向でしか答えようが
ないみたいですね。質問に、そういうことはつまらないので、と書いてしまいましたが、それは
やはり無理があったような気がしてきました。
どうも有り難うございました。

お礼日時:2001/06/03 19:00

>なぜ、白でもなく、赤でもなく青でもない のでしょうか。


そもそも、世の中の全ての人が同じ色を感じているのでしょうか?ぼくの赤とあなたの赤は同じ色なんでしょうか?共通しているのは赤という名前の色がこの色だというだけなのでは?という疑問につきあたります。
物理学専攻の方なので波長に関しては理解されているという前提で回答すると、「可視光がかえってこない状態を黒と定義されているから」そして「他の色との違いを識別できるから黒を感じる」というのでは答えになりませんか?
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この回答へのお礼

>可視光がかえってこない状態を黒と定義されているから・・・・・・黒を感じる

私が知りたいのは、ちょっと違うんですよね。何というか、何もない状態に感じる
物、というか色、というか感覚はなんなのか、何が原因か、なぜそのように感じ
るか、を知りたいのであって、実際感じる色(と言っておきます)がどんな色でも、
関係ないんです。
ちょっと説明するのが難しいんですが、分かってもらえますでしょうか。

有り難うございました。

お礼日時:2001/06/03 19:17

 えと、これはたしかあれです。


 人間の目は「物を映し出す」ための器官ではないのです。「色覚情報を脳に送る」ための器官です。
 その情報をもとに、脳は映像を構成します。その構成された情報こそが、今我々が見ている「景色」です。
 ですので、我々が見ている「景色」は、脳が1から作り上げたものです。ですから、脳の視覚を司る器官が一部破壊されれば、目が正常でも人間は物をあるがままに見ることができなくなります。
 このとき脳は、何も光の返ってこない状態を「黒」と認識します。なぜ黒なのかは、進化の過程で偶然そうなったとしか言えないんじゃないかと思うんですが、実際、NHKスペシャルの人体2で、闇が違う色に見える人の話をしていたようなしていなかったような……。
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この回答へのお礼

闇が違う色に見える人がいるんですか。それは知りませんでした。

やはり脳がそのように認知するから仕方ない、ということですね。

どうも有り難うございました。

お礼日時:2001/06/03 19:22

しぶといようですが、御礼を拝見しましたもので。


あなたがものを見ると言うときあなたの目はどういう作業をするのでしょうね。
恐らく、みたいものに焦点を合わせて網膜に像を結ぶと思います。
闇にあって、何も感じることが出来ないときあなたの目は一体どこに焦点を合わせますか。
恐らく焦点を合わせる所を見失っていると思います。
早い話が見ていないのです。
とすればそれは色ではないですよね。
何か判らない闇なのです。
闇は色ではありません。
だから暗闇は黒くはないのです。
あなたの解釈は、先ず闇が黒いという概念があるところから間違っているのです。
闇というものを定義して議論をすれば自ずと答えは見えてくると思います。
だから闇は、”白でもなく、赤でもなく青でもな”く、黒でもないのです。
これでは答えになりませんか。
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この回答へのお礼

>恐らく焦点を合わせる所を見失っていると思います。 早い話が見ていないのです。

確かに、何も情報が入ってこないのですから、何も見ていないのでしょうね。
そうすると、暗闇は色がなく、視覚的情報は「無」ということになるのでしょうか。
しかし、「無」といっても、その「無」であることを、感知しているということは、それは
「無」ではないような気がします。これって哲学でしょうか・・・・。うーん、嫌ですね。
そもそも「無」という概念は難しいですね。
へりくつばかり言ってすいません。

くだらない質問に付き合って下さって、ほんとうに感謝しています。
どうも有り難うございました。

お礼日時:2001/06/03 19:33

黒い光はありません.しかし黒い色はあります.



目の構造では赤,青,緑の3っの光を感じる器官があります.どれも刺激・興奮状態にされない場合,人間の感覚ではそこを黒と認識します.

白,赤,青では刺激が発生しますので,やはり黒です.


次に闇が「黒く見える」の表現が感覚と一致していないと思いませんか?私はこう考え(感じ)ます.

真の暗闇にいるとき,私は「闇が黒く見える」ではなく,「何も見えない」と感じます.そこで改めて色に注意を向けると「黒」です.
「黒が見えている」のではなく,「何も見えなくて黒く感じる」のです.

しかし,「黒が見える」と感じるときもあります.
それは,印刷物などの黒い色です.
他の部分に較べ,黒く塗られた部分はコントラストとして浮き出ており,見えます.この色は闇の黒とは異なり,可視光の反射が残っており,面の凸凹も見えます.
普通の黒,つや消しの黒でもやはり「黒く見える」ます.
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この回答へのお礼

>真の暗闇にいるとき,私は「闇が黒く見える」ではなく,「何も見えない」と感じます.
>そこで改めて色に注意を向けると「黒」です. 「黒が見えている」のではなく,「何も
>見えなくて黒く感じる」のです.

確かに「何も見えない」と感じます。しかし、「注意を向けると」ということはその注意を向ける
「何か」があるはずです。その「何か」とはいったい何なんでしょうか。

またまたへりくつでごめんなさい。でも、納得できる答えを、真剣に知りたくて。
どうも有り難うございました。

お礼日時:2001/06/03 19:43

色覚の生理に関する概説は下記URLをご参照下さい。


しかしご質問は、「黒い」という印象そのものの由来を問うていらっしゃるんですよね。
まさに認知科学と哲学の狭間あたりで話題になっているqualia(クオリア:感覚質)そのもののことを仰っているんです。
かなりいい加減な説明をしちゃいますと、脳内神経系はでたらめに配線されているわけではなく、サブネットワーク群から構成されています。それぞれ或る程度まとまった「結論」というか「処理結果」のようなものをアウトプットする。そして、サブネットワーク同士が通信に使っている信号である、と考えるのが宜しいかと思います。それが「黒い」という印象そのもの。
他にも「赤い」という印象や、「丸い」「右の方にある」「縞縞模様」などなど、外部から科学的に検出するのは困難だけれども、確かに誰にでもある印象(言語的に意識し判断するするというのとは違います)というものがある。勿論視覚に限ったことではありません。まあそういったものをひっくるめてqualiaと呼んでいる。qualiaをキーワードにして探せば、うんざりするほどHPや書籍が見つかると思いますよ。
 ところで私は、黒いものは黒く見えますけど、暗闇からは黒とは別の印象:「見えない」を受けますけど...

哲学ジャンルにupすれば、底なし沼のような回答群が集まりそうですね。

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=75119
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この回答へのお礼

>それぞれ或る程度まとまった「結論」というか「処理結果」のようなものを
>アウトプットする。そして、サブネットワーク同士が通信に使っている信号
>である、と考えるのが宜しいかと思います。それが「黒い」という印象その
>もの。

そうすると、外部からの視覚的情報がない状態は、視覚的情報が「無」ではなく、
「外部刺激は無し」という、(電気的)内部刺激を脳が感知していて、それが黒の
ような印象のもとであるということでしょうか。
そうすると、やはり「脳がそのように感じるから」ということですね。

哲学で質問すると、私にはその回答の対応ができない気がするのでやめておき
ます(笑)。

どうも有り難うございました。

お礼日時:2001/06/03 20:23

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