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よく料亭のホームページに「京懐石」と書かれているものがありますが、「京懐石」と「懐石」は何か違いがあるのでしょうか?

たとえば、京野菜を使った懐石料理が「京懐石」なのでしょうか?

A 回答 (3件)

「懐石(かいせき)は、日本料理の一種で、本来茶の湯において


正式の茶事の際、会の主催者である亭主が来客をもてなす料理をいい、
禅寺の古い習慣である懐石にその名を由来する」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%87%90%E7%9F%B3

その懐石料理は主に茶の湯とともに京都で発展したわけですが、

「京料理は日本料理の原点を成すものであり、
その繊細なまでの材料の利用、そして材料の持ち味を
生かした薄い味付けの中にその特長を見出すこと ができます。
京都郊外の粘土質の土壌から天下に冠たる京野菜の数々を生み、
それ故、これらの野菜を使った料理は、京料理の真髄であります。

又、海に遠い京都へ入ってくる海魚の塩干物に種々の工夫を加え、
手数を加えて調理した料理も、その繊細な心配りにおいて
他に例をみない京料理 の特色をつくっています。」
http://www.takeshigero.com/kaiseki.html

とあるように、京都独自の気候風土(もちろん京野菜などの食材も含めて)、や
調理法、味付けなど京都で発展した技法、形式を使用した、
懐石料理を京都界隈で営業しているお店での提供を京懐石と位置づけています。
京野菜は一つの特徴であって、よその地域で京都にまったく関係の
ないお店が使ったとしても、それを京懐石とは呼びません。

スパークリングワインをシャンパーニュ地方産のものをシャンパンといい、
コニャック地方で作られたブランディーだけをコニャックというのと同じことです
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この回答へのお礼

ご丁寧にありがとうございました。

お礼日時:2014/05/29 10:50

普通の懐石料理と京懐石料理の違いは、素材の味を生かすために全体的に薄味である事があげられます。



素材としては、京都の土壌でしか取れない京野菜、京豆腐、新鮮な川魚、そして立地的に海からは遠いので海魚はお刺身でも提供はしていますが、基本的に干物を使用しています。

一番有名な京懐石としては「美濃吉」さんが挙げられますね。
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懐石料理とは、大阪・堺が発祥ですので、それをベースにしているのが今の懐石料理と呼ばれるものだと思います。


京懐石とは、確かに京野菜などを使ったものを京懐石と呼ぶのでしょうが、それよりも京都という地名を付けることによって、どこか格式の高いイメージを持たせているのだと感じます。

ですから、基本的は同じようなもので、京都人の自己満足というべきなのではと思います。(京都の人が気を悪くすればゴメンナサイ)
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