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「若き少年よ」を現代語にすると「若い少年よ」でしょうか?
「知恵を秘めし『鍵』を与えよう」を現代語にすると
「知恵を秘めた『鍵』を与えよう」でしょうか?
以下の文は自然でしょうか?
A「若き少年よ、大義であった! 褒美をやろう」
A「知恵を秘めし『鍵』を与えよう」
A「さあ、知恵を秘めし『髪の毛』を受け取れ!」

A 回答 (2件)

 古今集和歌を例にして説明します。


 まず、古語「し」→現代語訳「た」の例です。

袖(そで)漬(ひ)ちて結び「し」水の凍(こほ)れるを 春立つ今日の風や溶くらむ
(去年)袖をぬらして(手を)結ん(ですくっ)「た」水が(冬に)凍っているのを 立春の今日の風が溶かすだろうか。

色よりも香(か)こそあはれとおもほゆれ たが袖触(ふ)れ「し」宿の梅ぞも
梅の色よりも梅の香(かおり)の方がすばらしい こんな上等な薫物(たきもの)で衣装を薫(た)き染(しめた)どんなお方がお触(ふ)れになっ「た」我が家の梅なのでしょう

よそにのみあはれとぞ見「し」梅の花あかぬ色香は折りてなりけり
(今までは)ただ遠くからだけすばらしいなあと観賞し「た」梅の花の、飽きることのない色香は折って手にしてこそのことなのだ

 ここで注意すべきは「し」は過去時制ですが、「た」にはそのほかのいろいろな用法があることです。
 次に、古語「き」→現代語訳「い」の例

霞(かすみ)立ちこのめもはるの雪降れば 花無(な)「き」さとも花ぞ散りける
霞が込めて木(こ)の芽(め)も張るという春の季節の雪が降ると、花の無「い」里にも花が散っているみたいだ。

散りぬとも香(か)をだに残せ梅の花 恋し「き」時の思ひ出にせむ
散ってしまったとしても香(かおり)だけでも残しておくれ 梅の花よ恋し「い」時の思い出にしよう。

 「い」は「き」が歴史的に変化したものです。
 最後に、古語「たる」→現代語「た」の例

うつせみの世にも似る「たる」か 花桜 咲くと見「し」まに且(かつ)散りにける
はかないこの世にも似「た」のか 花桜よ 咲くと見「た」とたんに散ってしまった

女郎花(をみなへし)うしろめたくも見ゆるかな 荒れ「たる」宿(やど)に一人立てれば
女郎花(おみなえし)の事が何だか気がかりに見える 荒れ「た」家に一本だけ立っているので 

 「たる」は過去時制ではありません。あえて「た」と訳しましたが、「ている」と訳すことの方が多いでしょう。
 「た」は「たる」が歴史的に変化したものです。したがって「し」には無いいろいろな意味をもっています。「古語訳」するとき安易に「た」→「し」にしがちですが、『秘めし鍵』よりは『秘めたる鍵』の方が穏やかでしょう。
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以下の文は自然でしょうか?


A「若き少年よ、大義であった! 褒美をやろう」
A「知恵を秘めし『鍵』を与えよう」
A「さあ、知恵を秘めし『髪の毛』を受け取れ!」

私には「擬古文を装った変な日本語」にしか思えません。
あるいは、RPGでよく使われている変な日本語。

A「若き少年よ、大義であった! 褒美をやろう」


大義、褒美を取らす。
状況としては、将軍なり大名が部下などに褒美を渡すときのセリフでしょうか?

※ 「若き少年よ」のような、呼びかけをしません。
”若き少年よ”で検索すると、2chなどの、掲示板でしか使われていない日本語のようです。

A「知恵を秘めし『鍵』を与えよう」

鍵を持て
状況としては、神などが鍵を渡しているのでしょうか?
神様は、その神具(この場合では『鍵』ですが)の効能とかを説明しないものです。
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