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以下のような計上、処理の仕方は間違っているのでしょうか。ご享受ください。

賞与支給時期:6月、12月 決算月:3月

4-6月に夏季賞与分を10ずつ引当、7-12月に冬季賞与分を15ずつ引当、1-3月に翌期夏季賞与分を10ずつ見積もり引当。

前期 P/L 賞与引当金繰入額 30 B/S 賞与引当金 30

4月賞与引当金繰入額10賞与引当金10
5月賞与引当金繰入額10賞与引当金10
6月賞与引当金繰入額10賞与引当金10

6月夏季賞与支給賞与引当金60現金60

7月賞与引当金繰入額15賞与引当金15
8月賞与引当金繰入額15賞与引当金15
9月賞与引当金繰入額15賞与引当金15
10月賞与引当金繰入額15賞与引当金15
11月賞与引当金繰入額15賞与引当金15
12月賞与引当金繰入額15賞与引当金15

12月冬季賞与支給賞与引当金90賞与引当金繰入額90
賞与 90現金 90

1月賞与引当金繰入額10賞与引当金10
2月賞与引当金繰入額10賞与引当金10
3月賞与引当金繰入額10賞与引当金10

H26/3期末
賞与引当金繰入額60
賞与90
賞与引当金(残高)30

この場合、賞与引当金繰入額計と賞与引当金残高が一致しないのですがいいんですかね。

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A 回答 (5件)

賞与引当金に限らず、引当金を計上できる条件(いわゆる引当金の4要件)を思い出すといいかもしれない。



引当金の4要件は次のものだ。
1.将来の特定の費用または損失
2.発生が当期以前の事象に起因
3.発生の可能性が高い
4.金額の合理的な見積可能

賞与引当金に当てはめると、当期に引当金計上できるのは、要件1と2とから、来期の賞与のうち当期負担となる分だ。これは、当期の賞与のうち当期負担となる分については賞与引当金を使うことができず、したがって賞与引当金繰入額も使うことができないことを意味する。

ご質問の事例でいえば、6月支給の夏季賞与のうち当期負担である4~6月の費用、12月支給の冬季賞与の費用(7~12月の全部が当期負担)はともに、賞与引当金も賞与引当金繰入額も使うことができない。そのため、月次で積んでいた分は逆仕訳で戻し入れる必要がある。そして、費用計上をするのに最も適切な科目を探せば、賞与勘定となる。


他方、夏季賞与のうち前期負担として1~3月にわたり賞与引当金に計上していた金額よりも実際の支給額が少なかった場合には、少なかった金額につき、賞与のマイナス計上や賞与引当金戻入益(販管費や売上原価の一項目)などで調整する。

ただし、前期におこなった引当額の見積計算をその時点で誤っていたなど、前期の賞与引当金計上額を誤って計上していた場合には、原則として前期の決算書を修正する。


なお、ご質問内容から、賞与の算定期間が夏季賞与につき1月~6月、冬季賞与につき7月~12月であることを前提にしている。

算定期間がこれと異なる場合には(例えば夏季賞与につき10月~3月、冬季賞与につき4月~9月)、計上する科目が異なってくる可能性がある。(かっこ内の事例でいえば、3月時点で夏季賞与の算定期間が満了し賞与支給額が確定することになるため、期末の貸借対照表には賞与引当金ではなく未払費用が計上される。)
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この回答へのお礼

丁寧なご説明ありがとうございました。

詳細に説明いただき、賞与引当金に係る理解が深まりました。

ベストアンサーに選定させて頂きます。

お礼日時:2014/08/15 13:32

念のため、別の角度からも理由をあげておく。



賞与引当金は、対象期間が当期に属するものにつき引き当てるために計上する。その繰入のために用いられるのが賞与引当金繰入額勘定だ。そのため、仕掛品に計上される賞与引当金繰入額のない限り、賞与引当金と賞与引当金繰入額とは一致する。上場企業で経理業務に従事していると、監査法人から指摘されることの多い事柄のひとつである。

また、賞与引当金の残高よりも賞与の支給額が多い場合、その差額を賞与勘定に計上する。
http://kessansyo.com/9e-3.html

ご質問者さんにおかれては、理由のない誤った回答に惑わされないよう、気を付けられたい。

この回答への補足

 丁寧なご説明ありがとうございます。
 期末の賞与引当金と賞与引当金繰入額が一致する根拠について理解できました。只、賞与勘定を使うタイミングについて、まだピンときていない部分があります。

 期中の夏季及び冬季賞与支給のうち、前期計上した引当金を超える分については、賞与勘定で処理し、期中計上した賞与引当金繰入額のうち、期中の実際支給した賞与に係る分については、逆仕訳するという理解でよろしいのでしょうか。

 また、今期夏季賞与額が前期計上した引当金以下だった場合は、差額についてどのように処理するのでしょうか。
 

補足日時:2014/08/14 22:55
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/08/15 13:37

こんにちは。



>この場合、賞与引当金繰入額計と賞与引当金残高が一致しないのですがいいんですかね。

はい。決算では、賞与引当金繰入額の合計額と賞与引当金の残高が一致しなくて構いません。


◇12月冬季賞与支給時の仕訳:

〔借方〕賞与引当金90/〔貸方〕現金 90

が正解。
賞与引当金90と賞与引当金繰入額90とを相殺してはなりません。
また、「賞与」勘定は発生しません。


◇H26/3期末の元帳残高:
賞与引当金繰入額(累計額) 150
賞与(累計額)        0
賞与引当金(残高)     30

です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/08/15 13:27

年1回以上、定期的に賞与が支給される場合、賞与引当金繰入額計と賞与引当金残高は原則として一致する(仕掛品に賞与引当金繰入額が含まれる場合を除く)。

賞与引当金は来期に向けた引当であり、賞与引当金繰入額はその引当に対応するものであるためだ。

お書きの仕訳では、夏季賞与支給時の仕訳が誤っている。
正しくは、
賞与引当金 30/現金 60
賞与 30/
賞与引当金 30/賞与引当金繰入額 30(当期4~6月計上分の戻入)
となる。

なお、賞与引当金の考え方は上記のとおりなので、期首賞与引当金額+期中賞与引当金繰入額-期中賞与支給額=期末賞与引当金額の等式は「期首賞与引当金額=期中賞与支給額」の場合にしか成立しない。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/08/15 13:36

通常、期首賞与引当金額+期中賞与引当金繰入額-期中賞与支給額=期末賞与引当金額ですけど、なにか?

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。

なんとなくは理解できた気はするのですが・・・。
この例での期中賞与支給額は夏季賞与支給時の引当金取り崩し60及び冬季賞与支給時の賞与90の合計150ということでよろしいのでしょうか。

また、この例の場合、夏季賞与支給時は賞与勘定を使って処理はしないのでしょうか。

質問ばかりで申し訳ありません・・・。

補足日時:2014/08/13 23:34
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/08/15 13:27

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Aベストアンサー

財務会計と管理会計とで結論が異なります。管理会計として月次計上をなさりたいのでしたら、できます。

財務会計、すなわち外部向けの会計では、計上できません。財務会計では、当期末に発生する見込の売上割戻に対する引当金の計上をすることができないためです。当期の売上が貸し倒れた場合に貸倒引当金を使えないのと同じ理屈です。

他方、管理会計、すなわち内部向けの会計では、計上して差し支えありません。管理会計では自由な会計処理が認められているためです。

したがって、管理会計として月次計上をなさりたいのでしたら、計上できます。

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