プロが教えるわが家の防犯対策術!

酵素の効用が最近はやっていますが、麹菌、酵母などの名称もときどき見ます。
それら違うものなのでしょうか?それとも同類なのでしょうか?

A 回答 (4件)

酵素というのは触媒の機能をもったタンパク質です。

消化管の中で何らかの作用をする可能性はありますが、そのまま吸収されて全身的に作用することはありえません。そんなことを許せば多細胞生物は生きていけませんので、アミノ酸に分解したあと吸収して、遺伝子に従って自分の都合のいいタンパクに再合成します。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2014/09/30 03:01

酵素:簡単にいうと、生物の細胞内で形成されるたんぱく質の総称です。

生を保つ為にはさまざまな化学反応が必要ですが、その化学反応をいわば助ける働きをするもので、種類は数限りなくあります。「消化酵素」(食べ物を消化分解し、吸収するための酵素)「代謝酵素」(免疫を高めたり、自然治癒力を高めたり、毒素を体外に排出したりするための酵素)「食物酵素」(特定の食物の中にあり、それを食べると消化が助けられたりする)などはその代表と言えます。

麹菌:コウジカビの一種で、さまざまな酵素をもっており 米や麦に接触することで繁殖し、麴をつくる微生物で、発酵食品に用いられます。これ自体は生物であり、酵素ではありません。
http://www.nyusankin.asia/ferment/%E9%BA%B9%E8%8 …

酵母:発酵に用いられる単細胞微生物ですが、カビ菌とは別物です。これ自体は酵素ではありませんが、麹菌同様、さまざまな酵素を作り出します。
http://sci-tech.jugem.jp/?eid=2778
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました。大変勉強になりました。

お礼日時:2014/09/30 03:03

酵素は【タンパク質】でできている【触媒】です。


【触媒】それ自身は変化せず反応を促進するもの
    過酸化水素水に二酸化マンガンを加えると分解して酸素を発生するが二酸化マンガンは変化しない
【タンパク質】アミノ酸が多数結びついたもの
   消化器官でアミノ酸まで分解されて消化吸収される。

酵素の特徴
1) 自身は変化しない(反応後元に戻る)
2) 特定の物質の特定の部分だけに作用する。--基質特異性
3) 特定の条件でのみ反応する。---反応特異性
4) 条件が変わると効果を失う---失活
  ・・・ここまでは中学校の理科で学んでいるはずなのでしっかり復習・・・
  ⇒酵素 - Wikipedia( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%85%B5%E7%B4%A0 )

麹菌:いわゆるカビの一種、デンプンを分解してグルコース(ブドウ糖)に分解する。
   もちろんコウジカビの持つ酵素による働き
  ⇒コウジカビ - Wikipedia( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%82%A6% … )
酵母(イースト菌):細菌の一種、グルコース(ブドウ糖)を分解してアルコールにする。
  ⇒酵母 - Wikipedia( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%85%B5%E6%AF%8D )

 いずれも、食べたって、酵素自体は、人体とは条件が異なるために失活して、アミノ酸まで分解され他のタンパク質と同様に消化器官で吸収されてしまいます。

 酵素をいくら食べたって効果はない。消化器官内で人体の消化器内でも消化前に活性を持ち続けるものもいるが、せいぜい胃袋まで。胃はpH2近い強酸性ですからね。

 料理って化学そのもの、ぜ~んぶ化学の実践だと思えばよいです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました。これで頭がスッキリしました。

お礼日時:2014/09/30 03:00

酵素は生きていません


麹や酵母は生きてます
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2014/09/30 02:58

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!