No.2ベストアンサー
- 回答日時:
カバチタレは、実際の行政書士を表しているとは限りません。
漫画の中でも弁護士法違反などが出されたように、行政書士はいろいろな分野を扱えるように見えつつ、一線を越えてはならないということになります。
労働問題とありますが、労使紛争ということですよね。
労使紛争については、労働基準法などを扱うことになりますので、すでに相談されている社会保険労務士が専門家です。社会保険労務士意外に取り扱えるのは、弁護士だけでしょう。
行政書士の業務にかかるとすれば、不払賃金などの請求を内容証明郵便で相手方へ伝えることでしょうが、労基法などに基づくものはできないため、難しい部分があることでしょう。また、すでに紛争状態となれば、行政書士が扱えた範囲であっても、紛争状態になった時点で扱えないものとなります。
社会保険労務士も紛争となると難しい部分がありますが、特定社会保険労務士となるような先生であればある程度対応を行うことでしょうし、弁護士と提携の上で対応を行うことでしょう。
したがって、今の状態で行政書士に依頼するとしたら社会保険労務士の範囲と全く異なる部分での依頼があればといううことになるでしょうね。労使紛争部分を除く損害賠償の請求とかですね。
そもそも、労働問題で必要となる内容証明郵便などは社会保険労務士の業務範囲になり、他の内容証明郵便と別に考えることになるでしょう。
他の専門家で代替えが利かないようなものは、費用も上がります。
弁護士は、最終的に裁判まで代理行為ができます。しかし、他の資格者は制限された範囲となります。その結果、安い料金にもなることでしょう。
裁判までは争わない、行政書士などでできる範囲で頑張りそれ以上はあきらめるというのであれば、行政書士などでもよいでしょう。
最初行政書士に依頼し、途中で弁護士などとなれば、費用は余計に掛かってもおかしくはありません。行政書士の予防法務的な対応が弁護士が争いで戦う材料として不利益になることもあります。
依頼する範囲次第で専門家を選ぶものであり、金額が最初に出てはいけないと思います。
もちろん費用は重要ですので無視しろということではありません。
また、同一の案件、関係する案件を複数の専門家に依頼し対応されると、矛盾が生じたり、スムーズに話が進みません。行政書士の範疇と社会保険労務士の範疇で同じ相手と争うのであれば、まとめて弁護士に依頼すべきです。
最後に、相談だけで他の専門家の意見を聞くのは、医療のセカンドオピニオンと同じでよいことだと思います。しかし、専門家もプライドがありますし、信頼関係で進める前提があります。社会保険労務士や弁護士の中には、行政書士を下に見る人もおり、行政書士に相談した内容で方針を変えてほしいなどと言えば、だったらその行政書士に任せればと、依頼を解除される可能性もあります。場合によっては、弁護士法違反・社会保険労務士法違反の疑いで行政書士を問題にされてしまうかもしれません。そうなれば、あなたと行政書士の信頼関係も悪くなることでしょう。
ご質問の範囲で行政書士に頼る必要はないと思います。
この回答へのお礼
お礼日時:2014/09/24 06:09
分かり易くかつご丁寧な説明、誠にありがとうございます。
まんがはまんがとは理解しておりましたが、いろんな手段及び意見を聞きたく、ご質問させて頂きました。
benさんの助言は今後の参考とさせて頂きます。
ありがとうございました。
No.1
- 回答日時:
できないことはないでしょうけど、嫌がるでしょうね。
相談するなら弁護士にすべきです。
問題が何か、です。
残業手あてがあるはずなのに出ない、とか、お金にかかわるなら弁護士以外にありません。
肉体的精神的に問題がおきているような場合は社労士になりますが、弁護士にもっていっても話は聞いてくれます。
パワハラとみなさんおっしゃっているようなことは、立件できないことが多いから弁護士も2の足を踏みます。
実害がでたらまたご相談ください、と言うことになるはずです。
パワハラというのは、伝達の不備が主原因であることが多く、暴力とまで言いきれないことがほとんどだからです。
カバチタレなんかを見て自分の問題が片付くように思う人だと、上司はつらくあたるだろうことが予測されます。
マンガ以外に世界がなくて、実経験が乏しいことは間違いなく、実力もないと見えるはずだからです。
むしろ相談すべきはメンタルクリニックのほうだったりすると思いますよ。
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