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建設業で下請けの会社に勤めています。
毎月在庫確認をしています。
元請の会社から無償でいただく支給品があるのですが、これも棚卸在庫に含まれるのでしょうか?
支給された部材は加工することなくそのまま建築物に取り付けるだけです。
経理的に棚卸在庫とする必要がありますか?
または、その必要がなくても、元請との関係から無駄に使っていないということを示すためにも棚卸した方が良いのでしょうか?
教えて下さい。

A 回答 (5件)

>元請との関係から無駄に使っていないということを示すためにも棚卸した方が良い…



そうですね。
ただ預かっているだけであなたの会社の商品でも原材料でもではありませんから、棚卸しとは関係ないです。

棚卸し商品だとしたら、仕入値 0 ということもあるにはあるでしょうが、それ以前に使用した分は「売上」に含まれてこないとおかしくなります。
あなたの会社が元請けに出す請求書に、その材料の値段は書かれていないのですよね。
だったら、やはり棚卸し商品ではないです。

「棚卸表」とは別に、「預り品台帳」のようなものを作って管理するのが良いと思いますよ。
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この回答へのお礼

分かりやすい説明でありがとうございました。
ご指摘のとおりです、元請に出す請求書には支給品の金額は載せていません。
預り品台帳を作って管理しようと思います。

お礼日時:2014/11/04 23:17

こんにちは。



製造業界においては一般的には、メーカー(甲)と下請会社(乙)が基本契約書を取り交わし、その中で、支給材の所有権の帰属先を定めます。

例えば、次のような基本契約書を見掛けます。
1.無償支給材並びにこれをもって製作した仕掛品及び完成品の所有権は甲に帰属する。
2.有償支給材の所有権は、当該支給材を乙が受領したとき、甲から乙に移転する。

このようなケースでは、無償支給材の所有権はメーカーから下請へ移転しないので、下請に無償支給材の在庫が残っていたとしても、それは下請の資産ではない。従って理論的には、棚卸資産として計上するのは誤りだ、ということになります。

無償支給材の在庫は、棚卸表に載せないで、預り物として管理するのが良いわけです。

しかし基本契約書に、無償支給材も有償支給材も所有権は甲から乙に移転する、と書いてあるならば、無償支給材の在庫が残っていればそれは下請の資産なので、棚卸資産として計上しなければなりません。棚卸表にも載せなければなりません。

この場合、無償支給材の在庫を棚卸計上するとして、いくらで計上するのかですが、経理(会計)としてゼロ円計上はあり得ないので、1円計上(備忘価格)する会社があります。良い方法だと思います。

ですから質問者の会社は建築業界ですが、同じ考え方が適用できます。もし基本契約書に「無償支給部材の所有権は甲から乙に移転する」と書いてあるのであれば、経理的に棚卸在庫とする必要があるので、経理として1円計上(備忘価格)してはどうですか。

なお、無償支給部材の所有権は甲に帰属すると書いてある場合は、経理的に棚卸在庫とすることはできませんが、元請との関係から無駄に使っていないということを示すためにも、「預り品台帳」のようなものを作って受払管理と在庫管理をするのが良いと思います。
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この回答へのお礼

非常に詳しい、契約からの説明、ありがとうございました。
1円備忘録計上も検討してみようと思います。

お礼日時:2014/11/04 23:23

貴社が単純に工事を知りだけで、自社ではその部品購入も支払いもないというのであれば、預かり品に過ぎません。


これは元請である他社の資産ですから貴社の棚卸しは不要です。
ただ普通はこういう場合は元請のほうから棚卸し明細の要求が来るのではないでしょうか。でなければその元請が自分で棚卸しをするはずです。(消耗品などの安価なものはしない場合もあります)
自社のものでもないのですから、受け入れ処理もしませんが、預かっている責任はありますから、管理の責任はあるのです。理由もなく紛失すれば貴社の責任になります。この点は要注意です。
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この回答へのお礼

紛失の責任も考えて在庫管理しなければならないのですね。
気をつけます。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/11/04 23:30

経理的には、その部材を購入したと仮定した場合の金額次第です。

単位当たり金額がある程度になる、または総額がある程度になるのでしたら、棚卸資産として計上すべきです。

他方、経理を離れた管理の場面では、元請との関係でいえば、元請次第です。回答者側では何とも分かりません。一般的には、破損や紛失が起こっても別に気にならないような物でしたら、資産管理の必要はないでしょう。ただ、きちんとやる会社だと社内や相手や外部に思ってもらいたいのでしたら、些末な部材でも資産管理すべきでしょう。経理の数値に直接表れない部分も含めて、費用対効果で考えるべきものと思います。
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この回答へのお礼

改めて在庫担当者に聞いたところ、支給品の金額は小さいものでした。
数値に表れない部分も含めて費用効果の観点からも管理方法を考えてみます。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/11/04 23:35

突発的にいただいて、商売には使わないものなら在庫にする必要はありません。



ただ、それを建築物に取り付ける、というのであれば、一応部品ですね。
だったら在庫管理をしなければなりません。
棚卸は、利益なんかとバランスをして在庫を調整するためにおこなうことですから、お金の出入りがないならやらなくてもいいと思うかもしれません。

しかし、仕入れ額がゼロ円の部品というのは存在します。
ゼロ円の商品も存在します。

その意味では在庫として扱うべきではないでしょうか。

問題は、欠品などがでたりしないようにできるのかどうかです。
元請から無償で配布されるものだとおっしゃいますが、ある商品の必須オプションなのであればその商品の一部として扱っていいと思われます。
が、必ずしも1対1でない関係であれば、形式的に在庫扱いにしておくほうが無難です。

生産管理の立場から言うと、部品を適性に償却して製品を作り上げる記録を残すというのは管理上必要です。
元請に報告するのではなく、自分らの資料として必要です。

(元請は、こちらの経理や財務に立ち入って何かを言う立場ではありません)
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この回答へのお礼

早急なご回答ありがとうございました。
自分らの資料として記録に残すことは大切ですよね。
生産管理からのご意見たいへん為になりました。

お礼日時:2014/11/04 23:42

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