プロが教えるわが家の防犯対策術!

1 She was getting impatient at having to wait so long.

2 The teacher was impatient with the students who forgot their homework.

1では前置詞 at  2 では前置詞 with が使われていますが、このように使わなければならない必然性はありますか。つまり、両方ともat 、with を使ってはいけませんか。この使い分けをおしえてください。お願いします

A 回答 (4件)

★atは


1.点(焦点)
2.動きがあるなかでの、時点(atはいつも動きに関連するとは限りませんが、そういうことが多いのです)
という意味が基本です。
点ということは、lookで、視線を使って、その焦点が一点に定まるとlook at となるわけです。聞く場合はとても一点を聞き分けることができませんから、方向のtoを使って、listen toとなるわけです。
また、時計の秒針が動いています。今、5時23分15秒となれば、その時点は5時23分15秒なのです。これが動きがあるなかでの時点です。He is at school.は、彼は、家から学校へ移動し、その点で「動きがある」つまり、学校の活動をしている(勉強をする教えるかどちらか)のです。ついでに、この場合のschoolは単なる建物ではないので冠詞がつきません。学校の活動の場というような意味です。atによって、schoolで活動しているという動きまでが見えます。

★withは、何かを伴う
これが基本的な意味です。

以上のことをふまえて、ご質問の文を見てみます。

1 She was getting impatient at having to wait so long.
彼女は、She was getting impatientで、がまんならない状態、おちつかない状態がつのっています。そのいらいらの原因がどの「点」にあるかというと、having to wait so longだというのです。そこには、待っている(この場合待たなければならないですが)という動きがあります。その動きのあるところに、焦点をあてて、そのありさまに、がまんがならないというわけです。

2 The teacher was impatient with the students who forgot their homework.
→これは、とてもでないですが、「点」ではありません。彼女がいらだっているのに、何がともなっているかといいますと、the studentsなのです。宿題を忘れた生徒達ーー彼らが「いること」で、我慢ならない状態になっているわけです。


The teacher was impatient at our ignorance.(ランダムハウス英和大辞典)
→我慢ならないのは、どの点かというと、われわれの無知という点なのです。

They were impatinet at the delay.(オックスフォード現代英英辞典)

→我慢ならないのは、どの点かというと、遅れ、遅延という点なのです。動きも関係しています。

He is impatient with everything . . . (オックスフォード例文辞典)
彼はあらゆることにいらだっているーーこれではとても焦点を絞っていませんからatではありません。あらゆる状況があって、それでいらだっているというwithがよいということになります。

He quickly tuned my own guitar, having grown impatient with my sitting there.(オックスフォード例文辞典)
→私のギターのチューニングをして、何だか彼があることでいらだっています。そこに私が座っていたことを伴って。私が座っていることが直接いらだたしているのではないのです。これも点ではなく、伴っている意味です。

このような考えでat/withの区別ができてくるはずです。英語の基本的な意味をおさえて理解するとよろしいかと思います。ご参考になればと思います。
    • good
    • 2
この回答へのお礼

前置詞は今ひとつすっきりしない思いが続いています。ご指摘で、辞書の読み方が甘いことを自覚しました。
ありがとうございました。

お礼日時:2015/01/04 16:19

be angry の後、人なら with、物事なら at というのは


以前は試験問題で頻出でした。
最近はあまりでないのは、特にアメリカでは人でも at が普通だから。

impatient については英和辞典には with 人、at もの となっています。
でも Oxford で例文を見ると with ものもたくさん出てきます。
それでも、ing の前は at がいいのかなあ、という気はします。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

なるほど。回答ありがとうございました。

お礼日時:2015/01/04 16:26

>>両方ともat 、with を使ってはいけませんか。



ニュアンスに微妙な違いが出ますが、使えると思います。

She was getting impatient at having to wait so long.
長く待たされた事で、だんだん我慢できなくなってきた

She was getting impatient with having to wait so long.
長く待たされる状況が持続する中で、だんだん我慢できなくなってきた

The teacher was impatient with the students who forgot their homework.
一緒に居る事に我慢できないニュアンスがある。

The teacher was impatient at the students who forgot their homework.
一緒に居るか否かによらず使える
    • good
    • 0
この回答へのお礼

このニュアンスの違い、まさに微妙ですが、わかりました。ありがとうございました。

お礼日時:2015/01/04 16:08

  使い分けは簡単です。

at は抽象的なこととか事態の場合、with は人の場合です。

 ですから

1。1では前置詞 at  2 では前置詞 with が使われていますが、このように使わなければならない必然性はありますか。

 あります。

2。つまり、両方ともat 、with を使ってはいけませんか。この使い分けをおしえてください。お願いします。
 
 上記の通りです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

早速回答していただき、ありがとうございます。
スッキしました。

お礼日時:2015/01/04 05:40

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!