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今 NHK の番組を見ていたら、ナレーションで、

ところが翌年、智恵子になやましい問題が起こります。
故郷の両親から強く縁談をせまられたのです。……

と言っていました。最近は NHK もこういう「なやましい」の使い方をするようになったのですか。

質問者からの補足コメント

  • 以前 NHK の日本語を解説する番組で、「会議が煮詰まった」などのように、以前の意味とは違う使われ方をしている(若者)言葉の一つとして「なやましい」も紹介されていましたが、台本のある番組で使うということは NHK も認知したということなのでしょうね。

      補足日時:2015/02/13 15:32

A 回答 (3件)

いろいろ複雑で、簡単な話ではなさそうです。


 下記が詳しいようです。
【「なやましい」の新?用法】
http://www.asahi-net.or.jp/~QM4H-IIM/k010705.htm
【近現代の「なやましい」】
http://yeemar.seesaa.net/article/13127559.html
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
なかなか複雑な問題のようですね。

お礼日時:2015/02/13 22:03

古くからある用法です。


日本国語大辞典によると、

(1)悩みが多いさま。

(イ)思いわずらう気持である。気持が苦しくつらい。難儀だ。

*日本書紀〔720〕顕宗二年八月(図書寮本訓)「吾が父の先王は是れ天皇の子たりと雖も、ナヤマシキ(ここでは漢字表記不可)に遭遇ひて天位に登りたまはず」

*源氏物語〔1001〜14頃〕藤裏葉「年月のつもりも、いとわりなくてなやましきに、物おぼえず」

(ロ)困難な状況であるさま。「悩ましいわが家の家計」「解決策のない悩ましい話」

*幻談〔1938〕〈幸田露伴〉「斯う暑くなっては皆さん方が或は高い山に行かれたり、或は涼しい海辺に行かれたりしまして、さうしてこの悩ましい日を充実した生活の一部分として送らうとなさるのも」

(2)病気などのために気分が悪い。気分がすぐれない。

*宇津保物語〔970〜999頃〕忠こそ「なやましく侍て、内裏へも参らず」

*源氏物語〔1001〜14頃〕帚木「いづくにか違へん、いと悩ましきにとて、大殿籠れり」

*栄花物語〔1028〜92頃〕月の宴「九条殿なやましう思されて御風などいひて御湯ゆでなどし薬きこしめして過ぐさせ給ふ程に」

(3)官能が刺激されて心が乱れる思いである。

*桐の花〔1913〕〈北原白秋〉昼の思「幽かな黄昏の思想を慕ひ恍惚の薄明を待つわかい男の心ほど悩ましいものはあるまい」

*或る女〔1919〕〈有島武郎〉前・一三「乳房が冷たく触れたり離れたりするのが、なやましい気分を誘ひ出したりした」

*安吾巷談〔1950〕〈坂口安吾〉田園ハレム「あの方がいいわよ。緑のイヴニング。腰の線がなやましい」
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昔からある表現ですから、以前から使っていると思いますよ。


大辞林の語釈でいうと【 ② 気持ちがはれない。悩みが多い】という意味です。
http://www.excite.co.jp/dictionary/japanese/?sea …
「それは悩ましい問題だな・・・」などという表現は、ごく一般的に使われています。
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