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今春高校を卒業したものです。旧帝医学部を目指し受験しましたが、残念ながら前期は敗北。後期で地方医に合格することができました。しかし、事情があって高3の5月から9月までほとんど勉強できなかったこともあり、浪人してもう1年しっかり勉強し、落ちた旧帝医をもう一度目指したい気持ちもあって迷っています。
 質問は①いったん入学しての休学は、大学にもよるが、難しいと親が聞いてきましたがそうなのでしょうか。②旧帝医と、地方医では、やはり研究レベルや活躍場面が違ってくるのでしょうか。自分の周りに医療関係者がおらず、よくわかりません。今の自分としては、臨床も研究も両方できるような環境にあこがれています。どうか情報をいただけませんでしょうか。よろしくお願いいたします。

A 回答 (5件)

東大・京大以外の旧帝医なら、地方医と何ら変わりません。


将来は臨床医をお考えなのでしょう?
であれば、1年でも早く医師になるべきです。
1年遅れることは、致命的ですから。
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この回答へのお礼

さっそくお答えいただきありがとうございます。自分としては臨床も研究も両方興味があり、東大・京大ではありませんが、研究も重視しているとしている旧帝医だったので入りたいと考えていました。地方医は地域医療で臨床重視、旧帝医レベルだと、多少なりとも研究が重視されているというイメージでしたが・・。「なんら」変わらないということと、「一年遅れることが致命的である」という内容を、もう少し具体的に教えていただけると助かります。

お礼日時:2015/03/22 01:25

旧帝医学部医学科の子供を持つ親です。



№1の方の回答の「合格した大学に進学する」には賛成ですが「東大京大以外の旧帝医なら地方医となんら変わりません」「1年おくれることは致命的」の2点については異を唱えたいと思います。
私も根拠、理由を、聞きしたいところですが…。

ここで「医学部は座学ばかり」だとか医学部受験を知らない人間の、どこで仕入れたかわかりませんが
もっともらしく、知ったかぶりした間違った情報をしばしば見かけます。
こういうところは、私の意見を含め、必ずしも正しい情報が書き込まれているとは限らないこと、しっかり自身のフィルターにかけていただきたいと思います。

結論から言うと、休学しての来年の受験は愚行(とあえて言いたい)であり、もし受験するならこの1年、受かった大学で授業を受けながら、サークルに入りながら(これは後で述べます)来年受験することをお勧めします。
人の価値観は人それぞれですが、私ならそうするし、私が親なら子供にはそうすることを勧めます。
医学部医学科といえども、1年は教養課程も多く、2年以降とは比較にならないくらい時間はあると思うの意で、その気になれば、受験勉強は可能なはずです。
特にあなたのように勉強できない時期があっても、たとえ第一志望でない大学だとしても、現役で医学科に合格できるようなポテンシャルなら出来るはずです。
どうしても受けたいなら、休学せずの再受験を勧めます。

以下は、来年再受験するより、合格した大学で学び、卒後の初期研修、後期研修以降で自身のやりたいことが出来る大学病院なりに行った方が、今より格段に、自身のやりたいことが明確になっているし、周りの情報が入ってくるので、その時点でどこに行くのがよいかを模索したほうが良いのでは?と思う理由です。

1、「地方位は地域医療で臨床重視、旧帝医レベルだと研究が重視されているというイメージ」について。
これはある程度言えているとは思いますが、違うとしたら、卒業後でしょう。
6年間の中で、旧帝として何か他の大学と違う、研究にかかわる勉強があったかといえば、親の私が偉そうなことは言えませんが、なかったと思います。
4年間は、特に2年から4年生はひたすら基礎知識の詰め込み、その確認のテストが週単位で頻繁にあり、ただひたすらそれを繰り返している様に見えました。
勿論その間、座学だけでなく、地域の診療所、福祉施設等、大学によっていろいろですが毎年のように実習もありますが。
5年以降は病院実習ですが、ここでも「研究」という旧帝だからという他の大学にはない「何か」があるかどうか?は甚だ疑問です。
「病院実習」なので…。
何かお手伝いをさせていただくようなこともあるようですが、手術などは数時間「ひたすら立ちっぱなし」で見学だとか…。
何が言いたいかというと、6年間の中で各大学やってることは、医者になるためにやっていることは、そう違わないのではないか?ということです。
全国津々浦々、各々の大学を正確に比較することが出来る人間は、そうはいないだろうと思います。
私の印象では、申し訳ないが、私立の中位~下位の医学部、特に下位の医学部の一部の学生に関してはしては、質においては甚だ疑問です。
あなたの合格した大学がどこかわかりませんが、国立に関しては全般的に、そう、ハズレはないはずです。
最初から研究医として大学受験時から合格させている大学もあるし、または子供が話していましたが、途中から(たしか4年終了後)研究者としての道に進むことも出来るでしょう。
でもこの道を選ぶと、臨床医としての道はとりあえずなくなってしまいます。
今のあなたの志望からすると、まずは一般的に臨床医に必要な過程まで進んだ後、その先をどうするか?ですよね。
だったら6年間そう大差ないはずで、まずは医学科に入ることであり、この先、あなたの目指す道が閉ざされることはないのではないでしょうか。
子供の話を聞いていると、大学にいる先生方は臨床、研究、教育、それぞれ様々なバランスのようです。
あなたの言うようなイメージは、間違ってはいないが、多少誇張され過ぎているような気がします。

2、今あなたの将来の志望について。
今は昔と違って研修先を選べます。
6年後の初期研修も、後期研修も、その先も。
自分の卒業した大学の病院に拘ることはないし、関連病院に行かされることもない。

今ちょうど子供の先輩達が初期研修、後期研修であちこちの病院に行っています。
自分の大学の病院でもないし、出身県でもなければ、初期研修と後期研修を別の都道府県の別の病院にした先輩もいます。
ある先輩は、卒業時は将来〇○科志望で、A病院で初期研修後、その道では有名らしいB大学病院で後期研修(自分の専門の科)を過ごしましたが、理由は聞いていませんがこの先(この4月から)別の科にするというようなことを言っている…とか。
子供も入学前からの外科という志はほぼ変わっていませんが、おそらく興味深い魅力ある講義に感化されるのでしょう、数回「〇○科もいいなあ」と、目を輝かせて、その理由を私に話すことがあります。

おそらく、あなたも、この先いろんな講義があり、実習があり、出会いがあることでしょう。
おそらくその都度気持ちも変わっていくと推測します。
今漠然と臨床と実習…と考えている程度なら、ここで足踏みするより進んで6年後、明確な志となってから、はたして自分のやりたいことをするのはどこがいいのか?を選んだ方が、私はいいと思うのです。
「1年遅れることは致命的」とはとても思えません。
浪人生もいるし、私はここで医学科の留年の質問(というよりショックと半分は怒り?かな)を頻繁に見かけました。
それを心配する親御さんにも回答したことがありますが、医学科では学年の1割2割は留年はよくある話、子供の大学の先輩は進級できずに結局退学しています。
毎週のように試験があり、学年の半数以上落ちるようなテストが頻繁にあり、追試、追追試があったりして、それでも「まあ進級させてあげよう」的な他の学部学科にありがちな「おまけ」「お情け」の合格、進級はありません。
いまここで、地方医、旧帝医にこだわるよりこの先において努力、苦労したほうが賢明ではなかろうかと思うのです。

3、卒業後について。
初期研修は、大学病院より市中病院の方が人気が高い傾向にあるようです。
給料や休暇等の待遇面の違いによるものでしょう。
一部の大学病院はマッチングにおいて倍率高いですが、ほとんどが定員を割っています。
あなたが卒業時、どういうことがやりたいか、自分の大学病院の方が、どんな教授がいて、どんな研究をすることが出来る…ということは情報としては入って来やすいとは思います。
が、少なくとも今より、余程6年後の方が、どこの大学がどのような臨床や研究をしているか、どのような教授がいるのかの情報を得やすく、また自身も判断することが出来ると思います。
あなたの目指す旧帝に、将来あなたが志望する場がないなら、結局他にそれを求める、探すことになるのではないでしょうか。
子供が言うように「第一外科にはトップにイヤな教授がいたりするとか」「やりたいことをやらせてもらえない、一生下働きとか」「手術をさせてもらえないなら腕が上がらないとか」等々も考慮して専門や研修病院の様子を見ているようですが、近づいてみないと何とも言えないようなこと(私は「あなたが行く頃はその教授がいなくなってるかもしれないよ」笑)もあるので、将来が曖昧な今の時点では、入れる医学部医学科でしっかり力をつけて、どんな研修先でもやっていけるような医師になることだと私は思います。
1年はムダとはおもいませんがもったいないかなと。

常々子供が言っていますが、大学にいる医師は勉強している…と。
優秀じゃないと大学には残れない…と。
勿論最初から市中病院で臨床希望の医師もいるが、優秀でないと、いたくても大学にいられなくて外に出る…と。
子供の先輩もこの前まで市中病院で外科の「腕を磨いている」と聞いていましたが、今どうしているか聞いたら「大学で研究している」とのこと。
書ききれないですが様々なケースがあり、私はあなたがどこの国立医学部医学科の入ろうとも、その先あなたの将来の道を閉ざすようなことはほぼないであろうと思うし、むしろどの大学出身といいうより、個人の、能力、スキルの方がよほど重要だろうと思います。
天皇陛下を手術した天野教授、確か3浪後、日大、一時昭和の付属病院にもいたはずで、今順天ですから、能力さえあれば何浪であろうと出身大学経歴等々関係なく、本人次第ではないでしょうか。
出世に関しては一般社会同様、医師とて世渡りのうまさや、上司との相性も関係してくるでしょうけど。

あれこれ長くなってしまいましたが結論。
出身大学名は一生付きまとうとはいえ、医学部6年に大差あるとは思えません。
おそらく、どう転がるかわからない将来、専門も決まっていない、比較する知識もない今、あれこれこだわるより、進んだ先で、その都度、より良いベストな選択をしていく方が賢明なのではないか…と私は思います。
そこで時間をかけるなりロスするなりしたほうがよいのでは?
余談ですが、入学後、運動部に入っていると年何回も大小の大会があるので、そういうことで人脈を作っておくと、他の大学の生の情報も入って来やすいような気がします。

休学が難しいとは、親御さんは誰から聞きましたか?
どういう点で?と逆に聞きたいのですが…。
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この回答へのお礼

今本当に悩んでいて、こんなにしっかり回答をいただき涙が出るほどありがたいです。まずは、いただいた内容をよく考えたいと思います。休学が難しいというのは、すでに申し込んでいた(お金はまだ振り込んでいません)予備校(大手です)に相談に行って親が聞いてきました。その予備校の例だと、大学によって医学部でも、あっさり休学を認めてくれるところと、厳しく言われてあきらめざるを得ないところがあるということだそうです。ちなみに、自分の受かった大学は、その予備校のチューターは過去に例を知らないといわれていたそうです。それと、あるページで国公立の医学部生には莫大な税金が投入されているから、休学なんて言語道断だという意見を見て、あ~そうだよな~と思ってしまったこともあります。通いながらの再受験は、受かった大学が家から無理無理通える距離で、少なくとも予備校には通えなくなると思い、考えていませんでしたが検討してみます。

お礼日時:2015/03/22 13:32

お礼拝見しました。



過去あなたと同じような学生に回答した記憶があり、回答履歴をざっと見たところ、全く同じく前期旧帝の不合格、後期で地方医合格で休学できるか…に回答していました。
もう1件日本医科大学合格云々の学生にも回答した記憶があるのですがちょっと見当たらず…でした。
4年前で、私の回答はあなたへの回答より、「やりたいならチャレンジしてみてもいいのでは」と答えていました。
当時、行きたい大学に拘る気持ちがわからないではなかったのですが、やはり4年過ぎてみて、医学部ならどこでも大差なし…という気持ちになっているからだと思います。
入ってからが余程大変で忙しく、入学から先の方がよほど大事…と傍から見ていて思ったからかもしれません。
ここまで塾や予備校に通っていましたか?
そこまで旧帝に拘るなら、後期出願せず、浪人する選択もあったかと思いますが、後期合格したらどうするつもりでしたか?
深く考えておかなかったのでしょうか?
意外に簡単に受かってしまい、欲が出てしまったのでしょうか?
地方医の方が自宅近くなら、旧帝医の方は県外ですよね、自宅近くの方が何かと楽だと思いますが。

またこの1年予備校に通って受験勉強したいですか?
今、社会人の子供は、高校から塾に通っていましたが、早く大学の勉強がしたい…といって東大に出願せず、親の私は浪人覚悟でチャレンジしてもいいと思っていましたが、一橋に進学しました。
子供の先輩は東大理系A判定だったそうですが落ちて、これまたこれ以上受験勉強はしたくないと言ったそうで、浪人せず慶応に進学しました。

今、もっとやれた、出来ると思うかもしれません。
それが一時の感情でないかどうか、今一度充分自問自答してください。
1年やって、たとえ旧帝不合格でも、自身の気持ちは落ち着くのか、受験勉強中、思ったより成績が振るわず途中後悔したり、結果不合格で1年を後悔したりすることはないのか、そこだけははっきりさせて、前に進んでください。
私は、後で後悔するよりチャレンジしたほうが良い…というポリシーで生きてきたので、あなたの再旧帝チャレンジも否定はしません。
このまま地方医に進学もよし、1年生を送りながら再受験もよし、休学して予備校に通って、結果不合格で1年遅れの地方医でもよし、晴れて合格して旧帝医進学もよし。
先ほどは親だったら…で書き込みましたが、最終的には本人の気持ちなので、私は子供がもし休学しての再受験を決めたら、それを尊重すると思います。

予備校に通うこと前提なら、学生生活を送りながらの受験には無理があると思います。
ここまで何某か塾なり予備校に通っていたりして、方法はわかっていて、後は自分でやれる…という状況なのかと思っていましたので。

休学の理由は、同然聞かれ、書かされるだろうと思います。
健康問題でない限り、突っ込まれることもあり得ます。
税金が投入されているというご意見はごもっともと思いますが、あなたの人生ですから、そこは自分で選択、決断する権利があなたにはあります。
気にすることはありません。

地方医とはいえ、健康問題以外で休学する人はそうはいないだろうと素人ながら思います。
地方医でも、国立に受かったこと自体有難く進学していくことがほとんどです。
旧帝に再受験したいのはあなたの希望ですよね?
おそらく周りの大半の大人は、合格した大学に進学を勧めるでしょうから、あなた自身が自分の気持ちを整理して、自身で決めることです。

模試受けていますよね?
判定どうでしたか?
どこの旧帝と地方医かわかりませんが、それなりに受験生の層が違うはずです。
旧帝に受かってもおかしくないAが出ていたなら正直、もったいないなかったと思いますが、厳しいこと言いますが5月から9月勉強出来なかったという言い訳は理由になりません。
あなたの学力が書かれていないので厳しめに言っておきますが、もう1年やったら旧帝に合格できると思うのは少々自身の学力を買い被ってはいないでしょうか?
どこかで読んだのですが、東大合格者、もう1回受験をしたらたしか3分の1は合格するが3分の1は間違いなく落ちる?(正確な数字は忘れました)というような内容でした。
学力が拮抗している医学科受験では、来年受験しても旧帝どころか、今年合格した医学科でさえ合格できないこともあり得るということが言えると思います。

あなたの気持ちの問題なのでしょう。
もっとやれた、やるだけのことはやってみた…その結果なら受け入れられるのでしょうか?
どんな理由があったにせよ、決められた期間でそれだけの結果が出せなかったなら、潔く腹くくって受け入れてもいいのではないかと思います。
特にあなたの場合、非常に贅沢な悩みで、悲観して受け入れるようなことではなく、勉強できない時期もあったが地方医でも合格できてよかった…と思ってもよいくらいです。
私は関東に住んでいますが、旧帝、慶応レベルに受かってもおかしくない学力がありながら、結局地方医、滑り止めの私立にに進学した学生、沢山知っています。

その気持ちを納得、満足させるには、1年間の予備校生活が必要なら、それはそれで止む無しなのかもしれません。
しつこいですが「国立医学部医学科なら大差はなく、入れるところに入っておけばよい。その先の選択、人生の方がよほど重要」これだけは繰り返しておきます。

若者よ、大いに悩め、です。
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この回答へのお礼

いろいろな角度からの回答をいただき、本当にありがとうございます。確かに、前期後期の選択や、結局後期を受験してしまったことなど、志望校に行きたい気持ちに甘さがあったと思います。また、後期もうかったくらいだから、一浪すれば何とかなる、と考えていたとも思います。いま、親などと話もし、№2さんの回答の内容や今回いただいた内容を考え、地方医に進学することを前向きに考え始めています。大学に入ってからが大切ですなんですよね。その力を残して進学したほうがいいような気がしてきました。

お礼日時:2015/03/22 22:23

まだ締め切っていないようなので、3度目失礼します。


ここまでは一般的な事として書きました。
が、もしあなたが私の子供や、近しい身内なら、もう少し本音で、ここから先のことも話すだろうと思うので、お伝えしておきます。

あなたは男性?
もし女性なら、医者は一人前になるに時間がかかるから、結婚、特に出産を考えると大学名に拘らず、1年でも早く前に進んでおいた方が良いのでは?と思います。

高3で事情があってほとんど勉強が出来なかった…とありますが、それは自身の精神的な事?
もしそうなら、精神的に弱い部分があると自覚しているなら、まだやり残した感がある程度で医学科に進んでおいたほうが良いのではないか、と思います。
一番危惧することは、休学なりして旧帝を目指し、不合格になっても、めでたく合格したとしても、あなたがそこで疲弊してしまったら、結果、後から振り返ると人生のピークがそこだった…というようなことになりはしないか?と思うからです。
体力的な事ではなく精神的にです。
そこは自身で確認して欲しいのです。
おそらく一番大事な事のような気がするので。

体力的な事なら、食べて寝れば回復しますが、精神的なエネルギーがなくなると、枯渇してしまうと、復活するのが時間がかかったり難しいことがあります。
これは個人差によるものが大きいと感じます。
しなやかで、時にしたたかに、柔軟にどこかしら余裕がある生き方をしているような部分があるならいいのですが、私も50年以上生きていますが、はっきり言ってこの年になれば長い人生1年2年どうってことない、と心底思うのですが、若いうちや、いっぱいいっぱいで生きていたり考えでいると、一度のつまずき、回り道で、行き詰ったり、時にぽっきり折れてしまうことがあります。
あなたが世間体を気にしたり、一度の失敗や挫折に耐えられないようなタイプなら、バネにできなくても後を引きずるタイプなら、旧帝のチャレンジは、正直、やめておいた方が無難という気がします。
そうでないなら、本音を言えば、出身大学名は一生付きまとうし、私もその大学名という恩恵で生きてきた部分も多々あるので、旧帝に行けるに越したことはないと思う。

医学部は入るまでも大変な努力をしている人がほとんどだと思います。
入ってしまえば安泰か?といえば人によってはそうではないこともあるので2つ例を出します。

1、単位を落として退学した子供の先輩の話。
留年しつつも、バイトをしたり、部活にも顔を出していたようです。
留年している理由を子供に聞いた時「勉強が出来ないわけじゃない」と言い、たしか「気持ちが続かない…」というような言い方をしていたように記憶しています。
私には会ったこともない子供の先輩でしたが話には度々出てきていたので、結局退学したと聞いた時は、医学部に入って意気揚々とスタートしたであろう、それを喜んだであろう親御さんの気持ちを考えると胸が詰まりました。
心を病んでいたようには聞いていないので、モチベーションの維持…という簡単な表現になってしまうかもしれませんが難しかったのではないかと想像しました。
名簿上、学年で番号から留年で降りていている人数は1割2割、子供は名簿を指して「こんな人は全く大学にきていないよ」という人もいました。

2、私がここで、息子さんが2年生で留年したという親御さんに回答した話。
現役で前期を落ちて、ランクは下がるが国立医学科に合格。
(受験時精神的に参って勉強が出来ない時期があった)
医学科2年になって、「テストの範囲が多すぎて徹夜しても範囲が終わらない」「勉強の仕方がわからない」と電話して来たり、親御さんは「メンタル的に危ないのではないか」と思った。
結果、2年終了時に学年で20数人留年。
本人は大学を辞めたいと言っている。
親御さんは(医学科の)勉強のやり方を教えて欲しい…というような内容でした。
医学科合格できるような人間なら、ここまでは自分は勉強が出来る、得意と思っている人が大半だと思います。
そういう人間が徹夜しても「勉強の仕方がわからない、範囲が終わらない」と弱音を吐くほどとはどれほどのものなのか?

2年生のある時、子供が「こんなところが出るんだよ」といい、重箱の隅をつついたような部分…ということらしかった。
範囲は、私から見たら、その辞書の様な厚さの本1冊のようでした。
「ではここまでやったのを来週試験」といわれるらしく、その繰り返しのようです。
が子供は2年の時「コツはつかんだ」と言っており、留年せずここまで来ました。
ここまで「大変」「辛い」などの言葉を聞いたことはなく、部活に明け暮れる日々です。
人によっては意外に上手くソツなくこなしていけるのかもしれません。

ここでみかけた留年の質問も、ほぼ全部2年生、そこが一つの大きな山です。
ネットで、医学科の大学別の進級のランク付けを見たことがありますが、最高は「理不尽級」でした。
が、大学差というよりは、各々の教授差、学生の個人による部分が大きいように感じます。

私は子供たちの勉強の仕方等に関しては中学入学後は一切聞いていないので、どうやってやっていたのかやっているのか、全く知らない人間が偉そうなことは言えませんが、おそらく、これまでのように、誰かしらがやり方を指南してくれていたような受験勉強ではやっていけない部分があるのでしょう。
質問の親御さんには「医学を学ぶには、どう要領よく、効率よくやっていけるか、周りの友人先輩の話を聞いたりして、時間はかかっても自分のやり方を模索、習得していくのは息子さん本人であり、親が心配してあれこれ言って解決できることではない」と回答しました。

医学科100人ちょっと、狭い人間関係の中、親しい友人は進級できたのに自分は留年した、留年して親に合わせる顔がない…そういうことでへこんでしまうような性格なら、さっさと地方医に進んだ方がいいです。
日頃の試験の合否もオープンにされているようで、同級生から見て一目瞭然です。
そのあたりもタフでないとやっていけないでしょう。
でも「長い人生、多少人から見たら回り道かもしれないが、自分はチャレンジしたい、結果はどうあろうとチャレンジすることに意義がある」「たとえ結果が不合格でも後悔せず、気持ちをリセットして前に進める」というなら、「あの時こうすればよかった、自分の人生は違っていたかも、と一生後悔したくない」という気持ちが強いなら、旧帝に再受験してよいと思います。

思いもかけず「理不尽級」のむずかしさで進級できなかったりして、同じ学年は2回まで等の制限が各大学あるでしょうから、今年進級できなけば退学…そのプレッシャーはかなりのものと推測するので、そこで心のエネルギーが枯渇してしまって、そこまでの受験勉強でも疲弊しているような状況だったりした場合は、なおさら乗り越えられないこともあるかもしれない…ということもあり得るということを知っておいていただきたいと思います。
そういうことに耐えうる人間を、入試で、6年間で、選別判別されているのだと私は思っています。

あなたという人間を知らない私は、あなたにとってどちらが良いか?はわかりません。
が、医学部受験した人に聞いたら、おそらく10人10人、合格した地方医の進学を勧めると思います。
以前、友人の高校時代の同級生が、聖マリから地方医に再受験し進学した話(約30年前)を聞きましたが、それは私も納得できますが、そういうレベルの話ではないので…。
が言えることは、あなたにとってはいずれの道も間違いではないということそして、どちらを選んでも、結局は最終的にはあなたのポテンシャル、プラスあなたの努力、研鑽次第だと思います。
先はまだまだ長いのです。
そしておそらく、今どちらの道を選んでも途中、または後で、多少の後悔は出るはず。
でも人生それの繰り返しです。
医者は心身ともにタフでないとやっていけないから、ネガティブな「あの時…たら、…れば」は禁物です。
もしそういう気持ちが湧いたとしても笑って吹き飛ばせるような「たら、れば」にしていってください。

いろいろ書き連ねましたが、よい医師になって一人でも多くの患者さんを救ってあげて下さい。
患者としていつかどこかでお世話になるかもしれませんね。
今後の健闘、ご活躍を祈っています。
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この回答へのお礼

何度もありがとうございます。そして今回は、入学後も役にたつことをいろいろ教えていただきとても参考になりました。医療関係者が周りにいないため、医学部に関しては想像のつかないことばかりですが、ある面が少しつかめた気がしました。自分は公立高校で7月いっぱい運動部でした。たまたま高3の春からコーチが変わり、帰りが毎晩9時10時で、帰宅後は勉強どころではなくなりました。8月~9月は学校行事でチーフとなり、また勉強どころではありませんでした。なので、精神的に弱いほうではないかもしれませんが、10月から2月までは勉強をひたすらがんばり、かなり疲れがあるのもあります。書いていただいたように、人生はここからの頑張りが大切と思います。今は、地方医で上位を目指してがんばろうと明るい気持ちになりつつあります。ありがとうございました。

お礼日時:2015/03/26 00:42

すでに回答が出ているかも知れませんが、学部レベルは地方大にして、大学院で旧帝大を目指すようなことは考えてたことがあるのでしょうか。

学部レベルは、基礎教育ではないでしょうか。研究・臨床で訓練するとなると、旧帝大の大学院に行くことを選択する道があります。医学部以外でも、学部レベルでは地方大学に行き、大学院で旧帝大に進学する人、多いですよ。

また大学院を卒業してからの人脈などを考えても、そのような選択をする人は多いのご存じですか。大学入学レベルで止まって考えるりも、前に進むことを考えましょう。大学に進学すれば、それまで見えなかった世界も見えます。

高校の先生や予備校の先生、大学院のこと、意外にしりませんよ。参考になればいいのですが。
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この回答へのお礼

貴重な情報ありがとうございました。他の学部ではよく聞く話ですが、医学部でも同じようにかんがえればいいのですね。進みながら考えたらよいという話にも励まされた気がしました。ありがとうございました。

お礼日時:2015/03/25 23:59

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