プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

高3の息子を持つ父親です。自身は海外で単身赴任中です。
息子が不登校になりました。小学校から高2まで不登校になったことはありません。
進学前の3月に兆候はありました。その時は本人にその意識がなかったようで、息子から電話があり「自分は体調が悪くて休んだだけなのに、お母さんがひどく心配してふさぎ込んでいる」と連絡がありました。家内に聞いてみると「不登校の兆候を心配している」とのことでした。その後、やはり体調不良で、ちょくちょく休んでいたものの、定期テストの時は登校し、文化祭も打ち上げまで参加したようです。
家内は「原因は勉強がストレスになっている可能性が高いから、また来週から行かなくなるよ」と言っていましたが、その悪い予想が当たってしまい、先週は全く登校できませんでした。今後の適切なアドバイスをいただけたら幸いです。

息子は中学までは勉強ができたので、地域でもトップクラスの高校に入りました。その高校は課題が多く、土曜日も補習で、当然レベルが高いため、成績も振るわず、加えて未提出の課題が出せていないことが原因のひとつと思われます。(課題の提出は家内が学校に相談し、一定の猶予をもらいました。)

小さなころから、口数が少なく、家でもあまりしゃべりませんので、親である私と家内でも彼の考えがわからないことがあります。友達もほとんどいないようでしたが、そのことで悩んでいる素振りは見せませんでした。心配して尋ねると「学校ではちゃんとコミュニケーションは取っている」とのこと。
これまでいじめにあったことはないようです。

基本的に幼稚です。自分に都合の悪いことを突っ込むと、暴れたり、泣き出したりしてしまい、話し合いにならないことがあります。(高3の今でも)

そんな息子ですから、ますます会話ができず、家内はあれやこれや言って彼を追い詰めていると感じたため、自分はあまりプレッシャーをかけないように意識して「無理に学校へ行けとは言わない。まずは体調を整えること。辛ければお医者さんに診てもらうこと。何が原因で学校へ行けないかお父さんには推測しかできないし、お前にもわからないかもしれないが、何か原因はあるはずなので、自分自身でよく考えて心の中の引っ掛かりを取り除くようにすること。もちろんお前が話してくれれば適切なアドバイスはできると思う」とスカイプで話しましたが、時々うなづく程度で、自分の話をちゃんと聞けていないようでした。但し「学校には行きたいけど、行けない」と答えていました。

もはや、親だけでは解決が困難で、自分も妻も心労がピークに達しています。3月に学校を休んだ時は家内が自律神経失調を疑い、近くの内科の診療を受け、その後、何度か通院しています。息子の精神状態もまともな会話が難しい状況ですから、心療内科へ連れて行くべきでしょうか?

A 回答 (5件)

私の父も海外に単身赴任中で、10年以上一緒に暮らしていません。


質問者さんの息子さんが私の弟と同い年ということもあり気になったため、若輩ながら回答させていただきます。

一般的に、鬱といいますか、心の病を患ってしまった際の治療方法の一つとして、「辛い現実から身を置いて休む」という方法があります。
いま質問者さんの息子さんがしていることはまさにそれですよね。

子供の身と将来を案じる質問者さんの奥様がそのように息子さんに気にかけ心労を重ねてしまうのは当たり前のことです。
しかし、いま息子さんに一番必要なのは「辛い現実から身を置いて休むための環境」なのです。
そのため、今回は息子さんへの直接のアプローチではなく、奥様が大らかに息子さんを見守れるようにするにはどうしたらいいのか、考えを述べていきます。

まず、息子さんが「辛い現実から身を置いて休む」ことになった理由について。

「課題が多く、土曜日も補習で、当然レベルが高いため、成績も振るわず、加えて未提出の課題が出せていないことが原因のひとつ」とありますが、たぶん息子さんが真面目であるからこそそれらをこなせないことに気が病んでしまっているのだと思われます。
トップクラスの高校に入れるほどの実力に自信があったから自分と、いざ進学してからの自分との落差も心に負担をかけてしまっているのでしょう。

口数の少ない寡黙な様子からうかがえるように、「授業についていけない」「課題が多すぎてこなせない」などの相談もいままでできなかったのでしょう。こうしたことを吐き出せずに爆発してしまった結果がいまの不登校につながっていると考えられます。
素直に相談を口にすることができないため、いざ自分に都合の悪いことに指摘を受けると暴れたり、泣き出したりしてしまう。自分の本当の気持ちを周りに見せるのが苦手なのでしょう。

ここから、質問者さんは奥様と以下について話し合うべきだと思います。

まずは、息子さんが真面目で、上昇志向があり、弱音を吐かないという人柄であることを再度認めてあげること。
これらの性質が強いせいでいまの状況が生まれたこと。
息子さんの元々の頭の良さがあればいま高校を休んでいてもどこか大学には入れるはずなので、いまはそっとしてあげること。
この状況を、(難しいことだとは思いますが)あまり気に病まずに大きく構えて見守ってあげること。

何より大切なのは、これらのことを質問者さん自身が何度も奥様に伝えて支えてあげることだと思います。
たぶん、旦那さんが単身赴任している家庭の奥様は、自分がしっかりしなければというプレッシャーもあり子供にたいして過保護になりがちだと思います。(うちの母も他と比べてかなり過保護です)
何かあったら自分の責任だと考えているからこそ、こういった状況を黙ってみているよりも何かアクションを起こしたくなります。
そのアクションを抑えて安心させてあげられるのは、質問者さんしかいません。
お仕事の方もお忙しいこととは思いますが、少し話を聞いてあげたり励ましの言葉をかけてあげるだけでも奥様は安心できると思います。
質問者さんの文面を見ているともうすでになさっているのかもしれませんが、息子さんがまた登校できるようになるまでは辛抱強く支えてあげてください。

家で息子さんが不登校であるという現実を見続けるのは奥様にとってつらいことでしょうから、ぜひ両方の気分転換として2人でどこかでかけるか帰省することを勧めてあげてください。また、もし質問者さんが近々一時帰国なさるようでしたらぜひ一緒にそうしてあげられたらいいと思います。

今のご時世大学受験のために学校よりも予備校を頼る高校生も多く、浪人生もたくさんいるため、とにかく大らかに心のお休みを取らせてあげることが大事だと思います。

最後に、単身赴任で仕事をこなしつつ家庭のことも心配している質問者さんをとても尊敬しています。
長くなりましたが、息子さんがまた笑顔で学校に行けるよう心からお祈り申し上げます。

追伸:心療内科などプロの手を借りるのも一つの手だと思います。通院できれば効果も出ると思いますが、初めのうちはそこに連れていかれること自体「自分の何かがおかしいんだ」という負担を息子さんに与えてしまうと思います。まずは質問者さんと奥様が自身の負担にならない程度に見守ってあげる方法を考えてみていただきたいものです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。いろいろなネットの情報や本を参考に親が焦ってはだめだということは分かっているのですが、何もしないのもはばかれるため、できることはしてきたつもりですが、やはり効果はありません。「息子さんが真面目で、上昇志向があり、弱音を吐かない」というのはご指摘で再認識させられました。まさにその通りで、高校受験の時家内は近くの高校を薦めましたが、本人の強い希望で今の高校に行きました。特に「弱音を吐く」ということも今までなかったため、安心していて、気付いてやれず、相当ストレスだったのではないかとおもわれます。ヨーロッパに駐在していますが、秋には一時帰国できるため、その時は気分転換をしようかと思います。

お礼日時:2015/06/29 05:26

私は10年ほど子どもに関わり間もなく保育士と幼稚園教諭の資格を取得します。


また自身も不登校や引きこもりの経験をし、同じ思いをしてほしくないと独学ですがいろいろ調べています。
不登校について細かく書くと何千文字にもなってしまうので今回のケースで最も重要だと思われる2つのポイントに絞って書いていきます。

まず第一に「家庭内で解決しようとしてもまず不可能」ということです。
不登校や引きこもりになるまで保護者の方は世間体が悪く恥だと考え周りに相談できないケースが非常に多いです。
親として頑張らなきゃ、親として失格になりたくない、という思いも強いようです。
この考えが決定的に自らを追いつめる結果につながります。
現に心身に異常をきたしていますよね。
その考えは一度置いといて早急に専門家や活動家に相談してください。
心の問題は専門的な知識と経験を持った者でなければ解決はまずできないと思ってください。
イメージや間違った一般知識で向き合うと事態は悪化していく一方です。

第二に「不登校になる原因」です。
私は原因は本人の自主性、自発性、自尊心の未発達にあると考えています。
つまり自分から問題を捕え、解決策を考え、行動に移る力、そして自分には生きていく価値があるという思いのことです。
文面からはどうもこれらが未熟なように思います。
推測ですがこれらの力は過保護では身に付きません。
母親と言うものは息子に甘く、身の回りのことを必要以上に世話してしまったり、あれこれ口や手を出して自分から考え行動する決断をする経験を奪いがちです。
例えば部屋の掃除ですが、、どれだけ散らかっても反抗期に入れば口を出すのは控えなければなりません。
「汚い」「片づけろ」と一言いうだけでも本人がそろそろ片づけなきゃと考え行動する経験を奪ってしまいます。
我慢してじっくり「見守る力」が育児には大切なのです。
仮に過保護になってしまっているとしたら早急に改めなければならないでしょう。

心療内科とおっしゃいますが不登校は精神病ではありません。
不登校の子を無理に診療科に行かせ、適当な病名と薬を与えられより悪化していくというケースが以前より問題視されています。

必要なのはまず専門家の見解とアドバイス、それも一人を信じ込むのではなく複数の方の話を聞くようにしてください。
医師で言うセカンドオピニオンというものですね。
次に相談する勇気、自分達が変わる勇気を持ってください。

不登校の改善は家庭と親が変わる必要があります。
つまり今までの育児を改めることが必要です。
これはとても勇気と決断がいります。
受け入れることができるかどうかでお子さんの将来は決まると思います。
どうか一歩外に踏み出す勇気をお持ちくださいますよう願います。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。親や学校の力だけではもはや限界、スカイプで話した時の目がうつろで病的な表情だったので、心療内科を考えました。
昨日、卒業アルバムの撮影があると学校から連絡があったので、本人は撮影だけは行ったようです。但し、面談した担任の先生の報告によると過呼吸の症状がでていたようで、身体的なことも心配であったからです。

また原因について「本人の自主性、自発性、自尊心の未発達」とのことですが、これはご指摘の通りであると自分も考えます。ただ、単身赴任前には家族で過ごしていましたが、家内はむしろやや厳しく、何事も本人にやらせようとしていましたが、あまり改善せず、家内は教育が悪かったのかなと悩んでいましたが、私自身は持って生まれた性格で変わる物ではないと考えるようになりました。精神的成長が見られないのです。ですからこの困難を乗り越えて成長してほしいと願っています。

最後に専門家や活動家というのはカウンセラーかセラピストということでしょうか?

お礼日時:2015/07/02 05:05

同様の症状から始まり、重大な精神疾患が見つかる(または、この時期のストレスをきっかけとして発症する)ケースが多くあります。


幼児期から非常に学力の高いお子様の場合、このようなケースは少なくありません。
親御さんも戸惑い、認めたくない、対処できないなど、悩まれて、体調を崩されるのもよくあることです。

どちらにしても、お子様は精神科を受診されることをおすすめします。
初期であればどのような疾患だとしても良い経過をたどると予想できますし、
同様の症状で受診する方も多いので、医師は臨床経験に長けています。
もちろん良い病院を選んでください。(開業医より、できれば信頼できる大きな病院が無難です。心療内科ではなく精神科が妥当です)。

精神疾患は心が弱くてなるものではありません。そのような素地があり、きっかけとなる経験があり、発症します。そのサインが「行きたいが行けない」です。
今のうちに正しく対処できるか否か、これにより、将来が大きく左右されますので、信頼できる医師に診断してもらい、よい治療を受けてください。
その方法を選ぶのはご本人には困難ですので、ご家族の助けが必要です。
何もなければ、それでよかったと思えばいいことです。
重大な疾患の場合、この時期を気の持ちようだ、思春期だ、とやりすごし、なんとか就職するも、更に悪化。やっと受診され、診断がつくが、既にかなり酷い状態になっていて治癒に2、30年かかるケースもあります。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。かかりつけの内科医に専門医への紹介状を書いてもらうことにします。

お礼日時:2015/06/30 04:36

少し前の長男も同じ状態でした。


高校二年生の1学期までは成績も日常生活も問題は無かったのですが、2学期から成績が振るわなくなり、三年生になってからは自暴自棄になっていました。
原因はやはり成績不振だと思います。
ただ私は離婚後子供達と離れて暮しているので、長男の様子は断片的しか情報が入らず、住んでいる場所も離れているために具体的なアドバイスは一切できませんでした。
久しぶりに再会した時にまだ受験シーズンの前というのに「俺は一浪する」と断言するのです。
私は「そうなの」と言うしかありませんでした。
それでも次年度の参考のために一応センター試験を受けたようですが、「どうだった?」と尋ねても歯切れの悪い回答しか返って来ず、案の定翌年も失敗し二浪が確定しました。
同居している父親の勧めで公務員試験を受けるも不採用。
そこで私も意を決して長男と話をしました。
どうやら長男は被害者意識にとらわれているようでした。
親父の言うとおりにやってきたのに俺だけ損をした、みたいな感じでした。
年子の次男は自分の意志を通し、希望の大学に現役合格していたことに対する不満だと感じた私は「じゃあこれからは自分のしたいことをすれば良いんじゃないの」と軽くアドバイスをしました。
(本心はアレコレ言いたいのを辛抱)
そして三度目大学受験に挑んだ長男は見事合格した次第です。
話し合いの時に印象に残っている長男の言葉を最後に紹介させて下さい。
「お母さんだけは俺に期待しないで欲しい」
参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。文面から判断させていただくとうちの息子よりずっとたくましい印象を受けました。ちゃんと自分の意見を持ってらっしゃいますし、2度の失敗を自分の力で切り抜けたのですから。

お礼日時:2015/06/30 04:41

単身赴任中ですか。


簡単に帰国することも出来ないのでしょうし、それはつらいですね。
おそらく傍に行ってあげることが何よりなんだろうと思います。
奥様の精神状態も心配ですし、そんな状態で息子さんのケアは難しいのかと。
心療内科を受診させたほうが良いかどうかも、しっかり話をしてからでないと判断できないのではと思います。

おそらくは大学受験を控えた今、ストレスやプレッシャーがピークに達しているのでしょう。
それはどんなお子さんでも今はそういう時期だと思います。
私の息子も昨年受験でしたから、去年の今頃を思い出すと大変に荒れていました。
優秀なお子さんとの事ですからお母様も期待していたでしょうし、息子さんもそれを察知していっぱいいっぱいまで頑張って来られたのでしょう。

あまり具体的なアドバイスなど出来ませんが、とにかくこういう時は親が焦らないことだと思います。
うちも高校に入ってすぐに一週間学校を休み、このまま学校を辞めてしまうことになるのだろうかと悩んだ時がありました。
うちの場合は実は家出だったんです。反抗期がひどく、親と衝突したのがきっかけでした。
息子が帰ってくるまで胃に穴が開く思いでした。
明けても暮れてもどうにも心配で気がおかしくなりそうでした。
衝突したことをどれだけ悔いたか知れません。
私は母親ですが、その時なにが救いになったかと言えば夫がずっと傍にいてくれたことでした。
幸いにも夫は自宅で仕事をしています。
夫婦であれこれと息子のことを話し合い、たとえこのまま高校に行かなくとも道はあると納得行くまで話し合えたことでした。
たとえハッタリでも夫が「大丈夫だ、どんな事になっても俺が何とかする」と言ってくれた言葉が心強かったです。
夫とて不安だったはずですが私の不安に向き合い、何があっても二人で息子を受け止めようと諭してくれたことでした。

幸いにも一週間めに息子は帰ってきて、まるで何もなかったかのように学校にも戻ってくれました。
私達の肝がすわるのを待って帰ってきたが如くでした。
その間は高校へ進学しなかった友人の家に泊まっていたのですが、学校へ行くでも働くでもなく過ごしている友人と共にいるうちに、自分は戻る気になったのかも知れません。
また息子の場合は部活という戻る場がありました。

とにかく先ず息子さん本人よりも奥様のケアが先決ではないかと思います。
行動するには本質を見極める必要があり、そのためには息子さんの傍にいる人の話をじっくりと聞くべきだと思うのです。
奥様の精神状態がそのまま息子さんに反映されてることもあると思います。
貴方が傍に行けない以上は奥様を信頼し委ねなければならないのですから。
息子さんをケアする人のケアをするのが先ではないかと思います。
スカイプでもメールでもいいですからいつでも奥様の話を聞いてあげてください。

それと、原因探しもやめたほうがいいです。
何か原因があってそれを取り除けば解決するという考え方は不登校の対策としてあまり成果を為しません。
成績のこととか、友人や先生の事とか、何かきっかけになる出来事はあったのかも知れませんが、本質は別のところにあるケースが殆どです。
焦る気持ちはわかりますが、急いては事を仕損ずるの精神で、あえて動かずじっくり向き合うという姿勢がいいのではないかと思います。
周りが騒げば騒ぐほど、今は息子さんを追い詰めることになると思いますよ。

ご参考になるかわかりませんが、今こそ家族がしっかり結びつく時であるのは間違いないと思います。
食事や睡眠がとれているようなら今すぐ病院へとは考えない方がよろしいかと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。ご指摘の通り家内も精神状態が不安定と思われ、しっかり話ができたから大丈夫と思っても、翌日には泣きながら電話してくることもありました。家内のケアもしっかりしていこうと思います。女性の立場からのアドバイスは大変参考になります。「大丈夫だ、どんな事になっても俺が何とかする」と自分もこのことを肝に銘じておきます。

お礼日時:2015/06/29 05:07

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