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問題で前月の賃金未払額二万円を未払賃金勘定から賃金勘定に振り替える。

とあるんですが、この問題のまんまだとどうしても
賃金二万 未払賃金二万という仕訳をしてしまいます…
ただ単に振り替えるなら出来るんですがこの問題だと
借り方 賃金二万 貸方 未払賃金二万
ってやるのが普通じゃないですか?

A 回答 (4件)

判らないという回答する方がおられるのでちょっと疑問に思ったのですが、これって工業簿記の問題ですよね。



工業簿記では原価計算を行うための一連の仕訳[基本パターン]というものが決まっており、今回のような問題の書き方は私が勉強していた30年以上前の過去問でもよく登場しております。

私のころは『ボックス』という概念で教育を受けていませんでしたが(「丁勘定」で教わりましたが、ボックスは存在はしていたと思う)、最近のテキスト[日簿1級、会計士用]を見ると『ボックス』で説明しているように見受けられますが・・・ご質問者様の使われているテキストはどうですか??


◎基本パターンが理解できていれば
 > 前月の賃金未払額二万円
 この一文で「前月、未払賃金勘定の貸方に2万円を計上した」ということが読み取れる。

 > 未払賃金勘定から賃金勘定に振り替える。
 だから、この部分から『未払賃金勘定の貸方2万円をゼロにするために「未払賃金/賃金」という仕訳を起こす』という作業だと判断できる。


◎ボックスを使うと[私が昨日書いた回答内容およびその続きで説明します]
 ・前準備
 (1)「縦11センチ・横10センチ」の四角形を書き、真ん中から縦線を書いて2個の四角を作る[これを「ボックスと」呼ぶ]。そのボックスに対して「賃金」と命名すし、左側は上から10センチのところで横線を引く。右側は上から1センチのところに横線を引く。 
   ⇒4つのマスができる
 (2)その右側に少し間を開けて縦並びで次のサイズのボックスを作り、それぞれ「未払賃金」「労務費」と命名する。
   『未払賃金』⇒縦2センチ・横10センチ
   『労務費』⇒縦10センチ・横10センチ
 (3)ボックス「未払賃金」は上から1センチのところで左右貫通する横線を引く。
   ⇒縦1センチ×横5センチのマスが左右に2つできる

 ・ボックスへの記入等
  a 2月末に「未払賃金2万円」を計上しているので、ボックス「未払賃金」右側上段のマスに『前月繰越 2万円』と記入する。
  b 3月25日に20万円を支払っているので、ボックス「賃金」左上段のマスに『3月賃金 現金20万円』と記入する。
  c ボックス「未払賃金」左側上段のマスに『賃金へ 現金2万円』、ボックス「賃金」右上段のマスに『2月の未払賃金 2万円』と記入する。
   ⇒これが「未払賃金/賃金」の仕訳に該当する。
  ☆この段階で、「未払賃金」の貸借は一致しているので残高はゼロということになる。
  d 原価計算を行う上でのルーチンワークにより、3月の未払賃金2万円を計上するので、ボックス「未払賃金」右下段のマスに『3月分 2万円』 、ボックス「賃金」左下段に『3月の未払賃金 2万円』と記入する。
    ⇒この行為に対する仕訳は「賃金/未払賃金」となる。
  e ボックス「賃金」右下段に『労務費へ 20万円』と記入し、ボックス「労務費」の左側のマスに『3月の賃金 20万円』と記入する。
    ⇒この行為に対する仕訳は「労務費/賃金」となる。
  ☆この段階で、「賃金」の貸借は一致しているので残高はゼロということになる。
  ★「労務費」に振り替えられた20万円は次の3つに分解でき、(1)-(2)+(3)である。
   (1)3月31日に支払った『2月26日から3月25日までの20労働日』に対する20万円
   (2)2月に計上した『2月26日から2月28日までの2労働日』に対する未払賃金2万円
   (3)3月に計上した『3月26日から3月31日までの2労働日』に対する未払賃金2万円
  ★この3つの日付を考えると20万円は『2月26日から3月25日までの20労働日』の分ではなく、『3月1日から3月31日のでの20労働日』の分だということに気付ければもうけもの。

  f この後、労務費の貸借差額は仕掛品(私が教わったころは「製造」)勘定に振替るので、ボックス「労務費」の右側のマスに『仕掛品へ 20万円』と記入する。
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問題文がおかしいか、前提が不明瞭か、どちらか。


未払い賃金が既に発生しているわけだから、未払い賃金が発生した時の仕訳をまず明確にする必要がある。

賃金を費用と捉えているのか資産と捉えているのか、人によって色々と前提があるんだぞ。
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ある年の2月1日に『常に1か月の稼働日数20日で、月給20万円(換算した日給1万円)[賃金は25日締めで、月末払い。

]』で働き始めた方が居たとします。

2月28日にこの人に支払った『2月1日~25日」までの賃金は、稼働日数が18日間だったので現金で18万円。
 借方)賃金 18万円 / 貸方)現金18万円

で、この年の2月の残りの稼働日は27日と28日だとすると、2月の労務費は2万円未払い状態(労働したけれど賃金支払日に達していないだけ)。

そこで、次の仕訳を起こして2月の総合原価計算を行う。
 借方)賃金2万円 / 貸方)未払賃金 2万円

☆此処までが問題に書かれていない経緯です。☆

で、3月になりました。
3月31日に20万円(2月26日から3月25日の間の稼働日数は前提条件により20日)を現金で支払います。
 借方)賃金20万円 / 貸方)現金20万円

ですが、この20万円のうち2月27日と28日の分はすでに未払い賃金に計上しているので、
 借方)未払賃金2万円 / 貸方)賃金2万円
という仕訳を起こします。これが問題文の答え。

勿論、3月末には改めて未払賃金を計上しなければなりませんし、前提条件では常に2万円の未払賃金が生じますが・・・問題文はそこまでの事を要求していませんから、3月分の「借方)賃金2万円 / 貸方)未払賃金 2万円」仕訳は考えない。
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過去の処理・流れを考えてください



「前月の賃金未払」とあるので、前月に
賃金/未払賃金
と仕訳しています。

ということはこれを未払賃金勘定から賃金勘定へ振り替える
とありますので、
未払賃金/賃金
と解答できます
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