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日清戦争についての評価は少ないですが、これは近代日本にとって初の対外戦争といえるものであり、下関条約の内容からして日本の完勝といえると思いますが、どうでしょうか。
また、日清戦争の勝利によって日本は強国だという評価を世界から得ることができたのでしょうか?

A 回答 (2件)

質問の主旨に、直答します。



完勝か、圧勝か、辛勝か、そのへんは見解の相違があろう、ということに過ぎません。

しかし、戦闘内容と、講和交渉での、賠償金・領土割譲の獲得、これらからすれば、完勝でしょう。

しかし、国際社会(ヨーロッパ)の認識は、次のようだったと思います。

1、この時より以前から、すでに清国(中国)を侵していたヨーロッパ列強が、最も強烈に認識したのは、帝国の版図(領土)だけは大きい清国(中国)が、ウドの大木、張子の虎だったということ、これが国際認識となった。

2、日本が強国、との国際的な認識は、未だ、さほど強く無く、むしろ、張子の虎の清国(中国)を、戦争に勝ったからといって、距離が近いからといって、(辺境の弱小国)日本の勝手にされてたまるか、これは好機だ、従来以上に積極的に乗り出せ、という意識の方が強かったと思われます。

つまり、1と2が、三国干渉を生み出した、ということだったと思われます。
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コストパフォーマンスの良い戦争でした。


反面、列強国の警戒を引き起こし、その後、コストパフォーマンスの悪い日露戦争、太平洋戦争に突き進んだ点、何かに利用され、商売、イデオロギーが混在した手法に突き進むトリガになった戦争です。

西欧の真似をして植民地経営もどきを試してみたところ、人道主義とお節介が前面に立ち、よせば良いのに朝鮮の民主化、近代化を試みた挙句、勘違いで恨まれたり、後世の視点では成功と思われている台湾統治も、当時は未開の地を清に替わって武力平定する羽目になったり、挙句当時の国際法の観点でも問題があったりしました。

戦費と賠償金はバランスが取れています。
朝鮮の独立を認めたことは価値があります。
台湾はもう少し近代化してから受け取るべきでした。
遼東半島は、列強が騒ぎ出す前に非武装中立地域として差し出すべきでした。

総合的には若干プラスだったと思いますが、それを悪用した輩が多かった点は玉に瑕です。
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