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逆ベタ基礎工法と土間床工法は何が違いますか?

A 回答 (1件)

他のご質問には、返答させて頂きました。


このご質問には、どなたも回答されていないようなので、少しだけ記載致します。

ただし、例によって、個人的な偏見です。

「ベタ基礎工法」=「土間床工法」です。

「逆ベタ基礎工法」と言う工法が、正しい、正確な呼称かどうかは、分かりません。

「ベタ基礎工法」とは、「地盤の上に、土間(コンクリート版)を浮かべる」工法です。

地面に、面としての、コンクリート版を、浮かべる事で、建物の荷重の単位面積当たりの荷重を
低減させ、沈下、及び不動沈下を防止する、と言う考え方です。

新雪の上を、「かんじき」で歩くようなもの、です。

さて、「逆ベタ基礎工法」なるものが、どのような設計思想によるものか、私には
分かりませんが、現象としては、この工法では、土間(コンクリート版)が、
「地面と関係なく、宙に浮いて」、います。

ここで言う地面とは、現状地盤面を指します。

現状地盤面と「土間」との空隙を、「盛土と砕石」によって、補完しようとしていますが、
恐らく、「圧密による沈下」を起こし、土間(コンクリート版)が沈下します。

土間と言うのは、コンクリート製の「幕」なので、それ程の強度を必要としません。
(結果、配筋が、シングル配筋となっています。)

しかし、「逆ベタ基礎工法」なるものは、「土間下の空隙」が生じたとき、そのまま沈下するか、
「たわむ」かしか、道は有りません。

結果、土間には亀裂が発生する危険が高い、と類推します。

コンクリート版が、直下の空隙の発生に係わらず、その形態を維持するためには、「スラブ構造」が
必要ですが(ダブル配筋)、「基礎立下り」部分も含めて、全くスラブ構造に対応可能な形態をしていません。

ここでいう「土間」なるものが沈下をすれば、設備系の配管も沈下をし、最悪破損の危険も
無い事はない、と思います。

しかも、沈下のために、外れた配管を治すためには、土間の撤去が必要でしょう。
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