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教えて下さい。


御自分の御経験でお答え願いのですが、たとえば大学入試のセンター試験では90パーセント以上得点できる実力があったが、社会人になったら、そのチカラでは不足していると感じることはありましたか。

あったとしたら、どういう局面でどういうチカラが足りないとお感じになりましたか。

よかったらお聞かせ願います。

A 回答 (1件)

>社会人になったら、そのチカラでは不足していると感じること


大学入学時にその程度の英語力でも、入学した大学、学部、学科では、一番学力が低いレベルのこともあります。同級生の英語力が優れている、そうなると、大学で英語をもっと勉強して、授業についていく、単位を取るのに苦労することもある、私も苦労した方だと思います。

もともと会話とか読書には不満が無かった、しかし、英語で論文を読んだり、技術系の書籍の精読とか、法律的な文章の解読、契約書の理解には苦労しました。日本語でも難解なのに、英語で書かれた内容を理解し、サインする、怖いものです。

また、早口の米国人の会話、講義についていくのが大変、英国人の倍から3倍の速さの人もいるし、学生が講義を聞いて理解している、イギリスでは不便に感じなかったのに、国際学会で発表する米国人の若い学生のスピードに圧倒されました。今は、録画したビデオなどを倍速で普通に聴き取りますので、特に不自由しないのですが、まくしたてるような速度には驚きました。

米国の大企業や大学の研究室での偉い人との面接や会話、これにも言葉使いで育ちが分かると指導されたので、不快に感じさせないようにしながら、正確に的確に応対する、質問されたら、内容を理解し、答えるのがそれなりに能力不足を感じました。面接終了後、日本人としてはでなく、外国人として英語を十分に使える、知識も内容も満足するレベルと評価をいただいたのですが、冷や汗ものでした。

また、ディベートを英語で行なう、模擬裁判の場合でも、どういうタイミングで相手に話すか、最後まで聞くのでなく、中間部で確認したり、聞き直したり、これも受験英語とは違う経験だと思います。

極め付けが役所での取り調べとか面接、回答次第では捜査されたり、逮捕される可能性もある、弁護士なし、通訳なしでのやり取りは映画や小説とは違う緊張でした。一語一語確認しながらの回答、違う意味で受け取られないか、入国審査や空港での取り調べは緊張しました。

そんなこと大学でも聞いていない、実際に社会で生活するのに、警察官とのやり取りとか、役所での申告、大使館での審査、裁判所での証人としての会話など、日本語でも想定外と思うようなことが多かった、日本でも体験しなかったことだらけでした。

仕事したり、契約したり、役所などに自分で届け出したりしなければ困らないのでしょうが、ちゃんと生活して住むと大変な場面に遭遇することもあるものです。
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この回答へのお礼

詳しい御回答に感謝いたします。勉強になりました。

お礼日時:2016/08/26 19:25

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