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ある高名な先生の講演を聞きました。

勉強になりましたが,その中でひとつ疑問が残りました。

「理由は三つあります。一つ目は…」という書き方がよくあるけれど,
これはよくない。それよりも一つをしっかり掘り下げた方が良い。

というものでした。本当にそうなのでしょうか。
800字で自分の考えを書くとして,
ひとつを掘り下げるのはなかなか大変だなと。

英語のスピーチなどでもよく First, ... Secondly, ...
などとやりますが,小論文の世界は異なるのでしょうか。

この先生ご自身の考えなのか,
小論文指導では一般的な考えなのか,
詳しい方がおられましたら教えていただけますか。

A 回答 (5件)

小論文で採点されているのは何だと思いますか?


答えは、「論理構成力」です。

小論文の採点官が見たいのは、あなたが自分の主張をどれだけ論理的に読み手に伝えられているか、という点だけです。
つまり、あなたの主張が一つだろうと三つだろうと、採点官にとってそこはどうでも良いのです。

それならば、主張を一つに絞り、その一つを徹底的に掘り下げることで論理構成力をアピールする方が得だと思いませんか?

たとえば1200字の小論文を書くときに、
理由が一つになら1000字ほどかけてじっくり論理構成力をアピールできますが、
理由が三つだと、アピールの場が300〜400字ずつに分散されてしまいます。
そうなると、ひとつひとつを深掘りできず、小論文全体の説得力も薄れてしまいます。

ですから、その先生がおっしゃっていることは正しいと思います。

もちろん論文の説得力を増すためにどうしても理由を三つ書く必要があるという根拠があるなら、三つとも書くべきです。
が、「理由を一つにしたら1000字も書くことがないから」という気持ちで理由を三つ書こうとするなら、それは逃げです。

理由一つで1000字書けるように頑張って練習しないと、小論文の採点に慣れた採点官にはすぐ勉強不足を見抜かれてしまいますよ…!
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この回答へのお礼

なるほどです。みっつあるならそう書けばよいけど,
安易にこの方法を使うと,平凡なものになりやすいのかもしれません。

他より抜きんでた小論文を書くなら,
ひとつを掘り下げた方がよいということですね。

他の回答者の方もありがとうございました。

お礼日時:2016/09/18 10:16

>「理由は三つあります。

一つ目は…」という書き方がよくあるけれど,これはよくない。

よくない理由は何なのでしょうか。それを説明せずに批判することは、説得力に欠けます。

「理由は三つあります」と前置きされれば、聞く側は、理由は三つあるという前提で聞く心の準備ができます。二つの理由が説明されれば、あと一つは何だろうと思って聞きます。結論を先に示すことは、わかりやすく説明する一つの技法だと、私は思います。
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テクニックの問題でしょうね


試験における小論文だと複数の理由をかいていると筆者の主張がぶれ
結局結論はなんなんだ?と思われてしまうのは不利です。

ただ、スピーチや講演における「理由は3つあります」はマストな言い方です。
日本人は3という数字がだいすきなので、先に「3つある」というと
急に聞く気になるのです。逆にいえば3つまでなら我慢してきくということ。
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私は、英語のスピーチ方式で指導します。

一番わかりやすいですから、苦手な生徒でも書けますので。
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理由が本当に3つあるならいいのですが、型にはめて無理に3つ書くよりは1つを掘り下げた方が良いということだと思います。



あと、よく使われる型としては、
問題提起
たしかに
しかし
つまり
これで起承転結を表現する論法ですね。

たとえば、下記のように。

女性の社会進出は家庭での教育に悪影響があるか?
確かに、母親が家にいないことで、子供への時間的な接触は減る。
しかし、母親自体が様々な経験をすることで、コミュニケーションの質は向上するのではないか。
つまり、母親は家にいれば良い子が育つというわけではなく、親も成長していこうとする姿勢が必要なのである。

みたいな。
でも、これも型にはめすぎると、深掘りできなくなるので注意ですね。
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