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音楽素人です

ハ長調のドレミファソラシドの音程差ですが、
全全半全全全半となっていますよね?

ミとファの間が半音、シとドの間が半音で、他は全音です
普通なら全ての音程差が全音で良いと思うのですが、
何か理由があるのですか?

A 回答 (4件)

人間の本能に響くスケールは


ペンタトニックスケールだと
思います。

マイナー・ペンタトニック・スケール
C Eb F G Bb
1 b3 4 5 b7
ナチュラル・マイナ・スケールの
第2音と第6音を抜いたスケール

メジャー・ペンタトニック・スケール
C D E G A
1 2 3 5 6
メジャー・スケールの
第4音と第7音を抜いたスケール

俗に言うヨナ抜き音階です。
ウィキでは2つマイナーメジャーに
分けてますが、どっちも同じです。

民族音楽はこの5音階に近いものが
とても多いです。
このスケールを適当に弾くだけで
民謡ができちゃうし、

ブルースを基調にしたロックの音階は
ほぼこれです。
ロックギターの原点である、
エリッククラプトンのギターも
もろこの音階で構成されています。

これに
第4音と第7音を入れることで、
メジャー、マイナーを明確に
したのが、教会音楽であり、
西洋音楽であると思います。

本能の5音階
宗教の7音階
って流れなんじゃないですかね。
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この回答へのお礼

本能的には5音階が良いんですね
初めて知りました
音楽理論はド素人なので、
物凄く参考になります、ありがとうございました!

お礼日時:2017/01/14 15:19

西洋音楽は作法や慣習で成り立ってきた側面が大きいですが、全音階(全全半全全全半)の成り立ちに関してはとても理論的ではっきりしています。

簡単に言うと「属音」の存在です。

まず、長短音階で最も重要な音が主音(ド)だとするなら、次に重要なのは完全5度上の音・・・属音(ソ)です。このドとソが感じられるからこそ聴き手は「主音」がどの音かを認識する、というのが長短調の基本的な意図(「調感が感じられる」ということ)なのです。
全てが全音で成る音階は「全音音階」(「全音階」とは全く別モノ)と言いドビュッシーが大変好んだ音階として知られますが、主音から全音ずつ上がっていくと6つの全音が出てきて丁度主音で終わるものの、その間に属音が出てこないのです。こうなるとどれが主音なのかとてもわかりにくくなります。「調感」が絶対的だった古い時代の西洋音楽にとってこれは致命的。全音音階は近代以降の様々な音楽で度々見られますが、西洋クラシックでほぼ使われなかったのはそういった理由です。
(ドビュッシーは、長短調の「調感」にがんじがらめになった古くからの西洋音楽以外の音楽表現の道が他にあると確信していたので、全音音階や海外の音階や、各種旋法を好んで用いたということがあります。)
例えば近代以降の西洋音楽・・映画音楽やジャズやロックやブラック等に比べ、古典やロマン派などの西洋クラシックがいかにも「古めかしいクラシック」に聞こえるのも、この「長短調に厳格にこだわったこと」が大きく一因しています。(日本の演歌や歌謡曲が古めかしくメロドラマ的で野暮ったい音楽に聞こえるのも、理由は殆ど同じと考えていいです。実際近年においても、多くの日本の大衆音楽に旋法は驚くほど使われていません。これは今や欧米の音楽との大きな差の1つだと言っていいです。)

これは平均律が生まれた経緯にも関係してきます。
主音ドの属音はソ。このソの属音はレ・・・という風に、属音をたどっていくと、おおまかに12の音階が浮かび上がってきて、ドに戻ります。つまり一般的な平均律も属音の存在により決定付けられたと考えられるようです。
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この回答へのお礼

なるほど
属音の存在が重要なのですね
ドビュッシーの音楽も聞いてみたいと思います
ありがとうございました!

お礼日時:2017/01/07 10:14

結局のところ、「人間(の脳)にとって、たまたま、そのような音階を気持ちよく感じるから」


という脳科学のような、心理学のような世界の話になる気がします。
理屈は付けられないのではないでしょうか。
もちろん、歴史的経緯はありますが、「なぜそのような歴史的経緯をたどったのか?」という
根本の理由は上記のような「人間の脳の感じ方」なのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

なるほど、わかりやすいです
一番心地よいスケールがハ長調なんですね
しかし、人間の耳&脳とハ長調の関係って、
科学的に何か関連性があるのでしょうか?

お礼日時:2017/01/07 10:01

その音階を『アイオニアン・スケール』


とか『メジャースケール』と呼びます。

西洋音楽の大元である、教会旋法、
要はキリスト教の布教のために
教会音楽(讃美歌、聖歌)が発祥と
なっています。

音階自体は中世のヨーロッパで
平均律(12音階)が確立され、
教会音楽が楽譜化され、
★全世界に普及して一般的になった
 ということです。

その他にも『エオリアン・スケール』
(ナチュラルマイナースケール)も
一般的に使われていますし、
ジャズなどはもっと自由に色々な
スケールが使われます。

さらに言えば、民俗音楽は平均律は
使われていません。日本の民謡も
12音階ではないのですが、無理矢理に
12音階に合わせて楽譜化にされ、
西洋の楽器でも演奏できるように
しているのです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9F%B3%E9%9A%8E

いかがでしょうか?
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この回答へのお礼

そうなんですか
西暦と同じような感じで、
西洋のスケールに統一したみたいな感じですね
ありがとうございました!

お礼日時:2017/01/07 09:59

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