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歯を削るときなんで痛く感じるのですか?
歯を削るだけなら痛くないのに

A 回答 (4件)

歯の中に神経があります。



その神経に近いところを削ると痛みます。
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歯の内部には神経があるのをご存じですか?



確かに歯の外側の堅い部分は堅くて神経もきていませんが、一定の厚みの部分を超えれば、もう、神経が感知するエリアです。
削るとき痛いのは、この神経の感知できるエリアまで届いているからだと思います。

あるいは、削る際の振動が、この神経が感知するエリアに影響を及ぼしているか、

そんなところでしょうか。
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歯は基本的に硬組織と呼ばれる硬い結晶で出来ています。

一番表面はエナメル質と呼ばれ この硬い結晶成分のみでできています。この部分は削っても痛みは全くありません。
2層目は象牙質(dentin)と呼ばれやや硬い組織で出来ています。そして歯の中央・最深部は歯髄・いわゆる神経と呼ばれる軟組織(普通の神経・血管組織)となっています。
この2層目の象牙質には 歯髄から細い繊維が入り込んでいてエナメル質直下まで 神経組織が伸びています。従って 歯を削る時にこの象牙質を削ると いっしょに神経組織まで削ってしまう事になり 強い痛みを発する事になるんです。普通 象牙質だけを削るよりも、この神経繊維の末端・つまりエナメル質と象牙質の境目を削る時の方がはるかに強く痛みを感じますねぇ~ 痛みを感じない部分から突然痛みを感じる部分に入った瞬間に急激な痛み・あの独特の痛みがあるわけです。
もちろん 歯を削る時の痛みは、神経だけの問題ではありません。タービンと呼ばれる機器・ドリルによって削る事が多いですが、この切削具の振動・回転する摩擦熱等が歯の知覚組織に伝わる事も痛みの原因となります。最近では、タービンを使わないレーザー光線による切削も多くなり、削る時の痛みは大幅に軽減されています。また、機器の振動を抑える工夫もなされており、機器の振動と似た振動を他の箇所に与える事により、痛みの閾値を上げてしまう(わかりやすく言うと 振動で神経を麻痺させて痛みを感じにくくする事)方法も行われています。

さて、通常の治療で歯を削る時は、神経のある歯(虫歯が小さい場合)や 神経を取る処置の場合、麻酔を使うことがほとんどでしょう。
えまく麻酔が効けば 痛みは全く感じなくなります。ただ、歯科の麻酔は歯の神経を麻痺させねばなりません。歯の神経の出口は 歯の根の先端・つまり骨の中にあるんです。
これを麻酔することはなかなかに難しい事なんです。普通 顎の骨は硬く厚い骨が多く なかなか麻酔薬が内部に浸潤してくれません。かなりの力を入れて圧力をかけないと 硬い骨を通り越してくれませんので、歯科の麻酔はそれだけでも痛いのです(^o^;...この時 骨の厚さによって麻酔が効く効かないが別れますね~
実は同じように 歯のエナメル質の厚さによっても削る時の痛みに差があるのです。例えば同じ歯でも、切端部・先っぽの方はエナメル質が厚いので少々削っても痛みません。逆に根元に近い部分はエナメル質が薄く 象牙質がすぐ直下にあるために痛みが感じやすいと言えます。
また、年齢によっても痛み方に大きな差があります。歯は生えたばかりはまだ幼弱で 歯髄が大きく象牙質が薄いのです。それだけ削る時に神経に近くなってしまい痛みが出やすいですねぇ~
逆に生えてから何十年も経った歯は・・・・つまり老人の歯は 多少削っても痛みません。これは長い間に神経が退化したり象牙質が石灰化して硬化したために 痛みを感じる神経が退化して・あるいは無くなってしまったからです。麻酔を使わずにどんなに削っても 全く痛まないことも しばしばあります。

いずけにしても痛みの感じ方には大きな個人差があります。痛いと感じたなら 左手を挙げて・・・・・ヽ(;^^)/ まぁ、歯科医師にお伝え下さい。
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