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このまま地方国立大修士課程で研究を続けるべきか、設備の整ったNAISTに入学し直し修士課程をやり直すべきか?

初めまして。私は現在地方国立大学の大学院の修士課程1年で有機合成の研究をしているものです。
現在所属している地方国立大の研究室で修士前期を修了するか、NAISTを受験し新たにM1としてやり直すか迷っています。

今年四月から去年より所属していた有機合成の研究室で研究を続けているのですが、そうしているうちに現在の研究室で取り組んでいる研究にやりがいを見出せなくなってきており、先日、企業のインターンシップを経てその思いが強くなりました。そこでは実験に対する深い考察を要求され、現在の自身が研究室で行っていることはただ闇雲に実験をやっているだけで決してこれは研究とは呼べるものではないのではないかと考えるようになりました。また、現在の研究室は環境が特別悪い訳ではありませんが、研究費も少なく研究室の規模も非常に小さいです(博士課程の学生もいません)。加えて、指導教員も放置という訳ではありませんが、今後の研究の方向性が定まらず相談をしても何か面白い分子を作りたいといった漠然としたもので修士2年になった時現在の研究室で研究を続けるのに不安があります。研究とは自身の自主性でやるものだということは百も承知ですが、私はあまり自身で物事を進めることが得意ではないと自覚しており、研究の初めの段階では指導者からある程度の方向性の指示が必要な性格ではないかと考えています。そのため、比較的大きな研究室の方が向いているのではないかと考えるようになりました。

上記のような状況で、現在他の研究室へ移ることを考えています。考え始める時期が非常に遅かったため、大学院入試はほぼ終わっている状況であり、現在受けられる可能性としてNAISTを考えました。研究はそんなに甘いものではないと思いますが、NAISTには研究費・研究設備も充実しており、研究に全力で取り組むことができる環境があるのではないかと思っています。しかしながら、NAISTについての情報があまり得られておらず、移ったところで今とあまり変わらないようであれば意味がないだろうと考えています。ただ、まだ研究室のリサーチや見学といった細かいところまではまだ行っていません。現状では、博士課程の進学は考えておらず修士修了後就職することを考えています。

長々と書いて結局何が言いたいのかよくわからない文章となってしまいましたが、まとめると次のようになります。

現在の研究室
・有機合成
・地方国立で予算・人数が少なく規模が小さい
・指導があまり厚い訳ではない
・基礎研究に非常に近く、実社会との繋がりがイメージしづらい→何のために研究しているのか、モチベーションに繋がりづらい
・国内・国際学会など参加が少ない
・実家から通っており、お金はあまりかかっていない
・就職だけを見れば、現在の大学の方が良い

NAIST
・研究予算・設備などが整っている
・努力次第では学会参加などの経験が積める
・大きな研究室が多く、指導が今よりはしてもらえる可能性がある
・有機合成にとらわれない広い分野での研究ができる
・大学院に入り直す・下宿になるため費用がかさむ
・内情がわからず、移っても現状と変わらない可能性がある
・就職に関しては現在の大学に劣る

NAISTにおける物質分野の研究室の評価・現状、地方国立の研究室との比較、研究を甘く考えている、など厳しい意見でも構いませんので様々なご意見いただけますと幸いです。
せっかく修士課程で研究をやるからには全力で取り組み、学会参加経験なども数多くしたいと思っています。結局は自分自身がどう取り組むかで環境を言い訳にしても意味がないという意見もあると思いますが、やはり周りの環境は非常に重要で今の自身には環境を変える必要があるのではないかと思っています。

宜しくお願い致します。

A 回答 (3件)

修士を出て就職するつもりならまず関係ありません。



就職先がピンポイントで、修士の時の研究の延長をやるということはまずありません。
有機合成どころか、全く関係ない仕事になるかもしれないわけです。
内容が云々というのは学生だけが言えることで、就職すれば、配属されたところで仕事をするしかありません。
この仕事は嫌だから、別のところでなんて言っていたら、まず仕事はなくなるでしょう。

博士を出て任期付きでもなんでも研究を続けて、必ず研究者になり、一生それを続けるという覚悟がない限り
研究室や内容を考えても意味がないと思います。その覚悟があるとしても、修士は今のところで、博士でしっかりと行き先を考える方が良いでしょう。

院試がほとんど終わっているのでまだあるNAISTに入りなおすというのは、全くおすすめしません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。ご連絡遅くなりまして申し訳在りません。

>修士を出て就職するつもりならまず関係ありません。

やはりそうですよね…。大学院修士の研究をやるからにはできるだけ良い環境を探して全力で取り組みたいと思っていましたが、たったの2年で卒業するのであればできることはたかが知れてますよね。

>就職先がピンポイントで、修士の時の研究の延長をやるということはまずありません。
有機合成どころか、全く関係ない仕事になるかもしれないわけです。

これは先輩方にお話を伺っても間違いなくその通りだと思っています。修士の学生で身につけた知識なんぞには企業は鼻から期待しておらず、むしろ入った後からどれだけ自分のものにできるかだと思います。

>博士を出て任期付きでもなんでも研究を続けて、必ず研究者になり、一生それを続けるという覚悟がない限り
研究室や内容を考えても意味がないと思います。その覚悟があるとしても、修士は今のところで、博士でしっかりと行き先を考える方が良いでしょう。

私にはやはり博士に進んで必ず研究者になる、という強い思いがなく、それで食べていく自信もありません…。今自分ができることを全力で頑張ろうと思います。

>院試がほとんど終わっているのでまだあるNAISTに入りなおすというのは、全くおすすめしません。

この姿勢はNAISTで真剣に研究をしている人に対しても失礼・安易な考えだったと反省しています。

お忙しい中ありがとうございました。

お礼日時:2017/08/25 23:01

博士課程の無い国立大学の修士課程の学生がしばしば陥る悩みなので結構ありふれています。

それだからどうのと言う訳では無くあって当然なのですがあなたの場合NAISTでいいのかという問題が出て来ます。多くの場合旧帝大か東工大を選ぶからです。その場合M1をやって来て卒論から今までで是非やりたい研究が出てき、それならあそこの研究室が最高だ、という順序になるのが普通だからです。NAISTのメリットを挙げられていますが、特定の研究室・教授の名前が出て来ないのは不安です。学会・討論会に参加すれば嫌でも目を引く研究があるはずです(本当はどれもこれもつまらない、外国のあの先生のところが良い、と言う事も多い)少しでも経験を積む為に、理工系は秋に討論会を開くのが普通なので、面白そうな分野を探す。あるいは普通就職後か博士課程で発表しますが修士中でも出て来る人が居る、教授の期待が大きい人の下に着く。少しでもリスクを減らし、将来につながる期待を持つのが普通では無いでしょうか。修士を取った後にD1からかM1から再度か移る方も珍しくありません。あなたの仕事が面白ければ企業が学費を出して呉れる場合も少なくありません、否定的では無く先の事を考えて移るかこのまま修士はここに居て次を探すか考えてはいかがでしょうか。
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この回答へのお礼

ありがとう

回答ありがとうございます。ご連絡遅くなりまして申し訳在りません。

>博士課程の無い国立大学の修士課程の学生がしばしば陥る悩みなので結構ありふれています。

ありふれた悩みであるというのは驚きでした。自分だけではないとというのはそのような環境でも努力を続けている学生が多くいるということで、私も今の研究室でもっと努力をできる・する必要があると再確認しました。

>あなたの場合NAISTでいいのかという問題が出て来ます。多くの場合旧帝大か東工大を選ぶからです。その場合M1をやって来て卒論から今までで是非やりたい研究が出てき、それならあそこの研究室が最高だ、という順序になるのが普通だからです。

おっしゃる通りだと思います。通常は〇〇大学の△△研究室の研究が面白そうという動機で研究室を移るものですよね…。今の自分が研究室を変えたいと思うのは、指導が充実していそうな今と違う他の研究室に行きたいといった全くもって望ましくない動機からだと考えています…。

>学会・討論会に参加すれば嫌でも目を引く研究があるはずです(本当はどれもこれもつまらない、外国のあの先生のところが良い、と言う事も多い)少しでも経験を積む為に、理工系は秋に討論会を開くのが普通なので、面白そうな分野を探す。

近日参加予定の学会で色々見て回ろうと思います。

>否定的では無く先の事を考えて移るかこのまま修士はここに居て次を探すか考えてはいかがでしょうか。

私の今のモチベーションはネガティブなものなので、もし研究室を移るのだとしてもそれはポジテブなモチベーションで移る決断を下したいと思っています。しかし、先述の通り博士課程に進む気が無く就職するのであればやはり1年を無駄にしてまでNAISTに入り直す必要はないのだろうというのが現時点の判断です。

お忙しい中ありがとうございました。

お礼日時:2017/08/23 23:06

現在所属している地方国立大の研究室で博士前期課程を修了されることをお勧めします。

そちらの方が安全策と感じます。

博士に進まないのでしたら就活を来年することになります。そしてNAISTに進学の場合は再来年に就活です。
就活の時に、なぜNAISTに入りなおしたか質問されることになると思いますが、それにうまく答えられる自信があるかどうかもネックです。
現研究室のやめ方にもよりますが、コロコロ研究室を変えると信用されなくなる場合もあり、そういうややこしい人材はうちに来てほしくないという会社もある事でしょう。
(とはいえNAISTよりも就職が良い国立大学を卒業され、そこに通っていらっしゃるのでそこまで影響はないと予想しますが。)

NAISTは大学院大学であり、一研究室あたりの院生数や割合が比較的多いですから指導をしっかりしてくれる可能性があるというのはちょっと安易な考えと感じます。
予算やスタッフが充実している研究室では手取り足取り、教員が教えてくれることもあるでしょうけど地方国立大とそんなに変わらないかそれに満たないという印象です。
人数が多いと、それだけ一人当たりの学生に割ける時間も少なくなります。教員の手腕や方針にもよるとは思いますが。
それと、周りにあまり何もないNAISTという環境に適応できるかどうかは見ていた方が良いと思われます。
NAISTやJAISTは確か、志望研究室への配属は成績とかで決まるでしょうからその点も注意が必要でしょう。
入試の成績がよければ学生宿舎にも入れそうですし、入学後頑張れば奨学金返還免除も受けられるのでうまくいけばお金はほとんどかからない可能性もあります。
来年度から、一研究科に移行とのうわさも聞きますが、それで何かしら雰囲気も変わるかもしれません。
教育カリキュラムに関してもM1では基礎的な内容もあるでしょうから、入学後半年は授業に追われ無意味な時間を過ごす可能性もあります。

上記のような情報を手に入れるてあなた自身がそれで良いか納得するためにもオープンキャンパスに行くなどはしたほうが良いと思います。
NAISTの内情は、某掲示板等でも聞くことができます。うまく質問すれば、良い回答が得られることでしょう。
そしてそれらを総合判断した結果、現状よりも高い確率で良い学生生活を送れりとあなたが確信し、かつ周囲(今の研究室の教員や家族など)も説得できるのであれば、
1年無駄にしてでもNAISTに進学されるのも良いかもしれません。そうでなければ、一年間どころか二年以上が無駄になります。

思いつく雑多な内容を書きましたがご参考まで…。
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この回答へのお礼

ありがとう

回答ありがとうございます。ご連絡遅くなりまして申し訳在りません。

>NAISTは大学院大学であり、一研究室あたりの院生数や割合が比較的多いですから指導をしっかりしてくれる可能性があるというのはちょっと安易な考えと感じます。
予算やスタッフが充実している研究室では手取り足取り、教員が教えてくれることもあるでしょうけど地方国立大とそんなに変わらないかそれに満たないという印象です。

この点に関しては考えが浅かったと思います。真剣にNAIST進学を検討するのであればやはり研究室訪問までして見なければわからないですよね…。

>そしてそれらを総合判断した結果、現状よりも高い確率で良い学生生活を送れりとあなたが確信し、かつ周囲(今の研究室の教員や家族など)も説得できるのであれば、
1年無駄にしてでもNAISTに進学されるのも良いかもしれません。そうでなければ、一年間どころか二年以上が無駄になります。

できるだけ多く情報を得なければ何の判断もできませんので、今後研究室訪問など行いたいと考えています。しかしながら、今自分がどうしたいかと考えてみたところ、研究に身を置きたいというよりかは早く自分で働いて自立したいという気持ちが強いように思っています。

折角の大学院の研究なのだから充実した2年にしたいと思っていましたが、博士課程に進む気が無く就職するのであればやはり1年を無駄にしてまでNAISTに入り直す必要はないのだろうというのが現時点の判断です。

お忙しい中ありがとうございました。

お礼日時:2017/08/23 22:46

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