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おはぎの「お」は丁寧の意の「お」ですか?

A 回答 (7件)

「おもちゃ」の "お" と同じです。



語源的には他の方が書かれているとおりでしょうが。
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於、お、阿、などと同様、敬称または愛称の接頭辞と思います。

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由来については、皆さんが書かれているように考えていいと思います。

特に、彼岸に関係あるというNo.3の方のご意見は説得力があります。しかし、古くは「宇治拾遺物語」に、「僧たち、宵のつれづれに『いざ掻い餅(かいもちひ)せん』といひけるを」という話が出ています。高校の古文の教科書で習った人も多いでしょう。その時、これは「ぼた餅」か「おはぎ」のようなものと教えられたものです。

「日本大百科事典」の記述
 おはぎ(お萩)
餅菓子の一種。萩餅(はぎのもち)の女房詞(ことば)。ぼた餅ともいう。糯米(もちごめ)と粳米(うるちまい)を等量に混ぜて炊き、粗くすり搗(つ)いて丸め、きな粉や餡(あん)、すりごまなどをまぶしたもの。春つくるのがぼた餅、秋つくるのがおはぎ、あるいは、餡ものがぼた餅、きな粉がおはぎと、色合いによる区分けもされたが、現在は春秋を通じおはぎともぼた餅ともいう。おもに彼岸(ひがん)の菓子。
[沢 史生]

 ということで、「お萩」は「女房詞(ことば)」であったと考えられます。女房詞は「かもじ」(髪)、「ゆもじ」(腰巻き)「そもじ」(そなた)(もじ=文字)、などが知られますが、「おかきつ」(カキツバタ」)や、「おもちゃ(おもてあそびもの)」のようなものが存在したようです。「おかきつ」「おもちゃ」の頭についた「お」は「丁寧語」と呼ぶことが多かったのですが、現在では「美化語」「上品敬語」などと分類されることが多くなりました。なぜ「丁寧語」と「美化語」とを区別するのかというと、「丁寧語」は聞く人への敬意(聞き手尊敬)を表すが、「美化語」はただ上品な言い方で敬意は感じられないからです。(準敬語)
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新しい「敬語の指針」の5分類でいえば、「美化語」です。



立てる相手に対して使うのが丁寧語、立てる相手とは関係なく使うのが美化語です。
「おはぎ」を立てているわけではないので。

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3分類 → 5分類
尊敬語 → 尊敬語 …………………「いらっしゃる・おっしゃる」型
謙譲語 → 謙譲語I…………………「伺う・申し上げる」型
(同上) → 謙譲語II(丁重語)……「参る・申す」型
丁寧語 → 丁寧語 …………………「です・ます」型
(同上) → 美化語 …………………「お酒・お料理」型


1 尊敬語(「いらっしゃる・おっしゃる」型)
  相手側又は第三者の行為・ものごと・状態などについて,その人物を立てて述べるもの。

 <該当語例>
 [行為等(動詞,及び動作性の名詞)]
   いらっしゃる,おっしゃる,なさる,召し上がる
   お使いになる,御利用になる,読まれる,始められる
   お導き,御出席,(立てるべき人物からの)御説明
 [ものごと等(名詞)]
   お名前,御住所,(立てるべき人物からの)お手紙
 [状態等(形容詞など)]
   お忙しい,御立派


2 謙譲語Ⅰ(「伺う・申し上げる」型)
 自分側から相手側又は第三者に向かう行為・ものごとなどについて,その向かう先の人物を立てて述べるもの。

 <該当語例>
  伺う,申し上げる,お目に掛かる,差し上げる
  お届けする,御案内する
  (立てるべき人物への)お手紙,御説明


3 謙譲語Ⅱ(丁重語)(「参る・申す」型)
 自分側の行為・ものごとなどを,話や文章の相手に対して丁重に述べるもの。

 <該当語例>
  参る,申す,いたす,おる
  拙著,小社


4 丁寧語(「です・ます」型)
  話や文章の相手に対して丁寧に述べるもの。

 <該当語例>
  です,ます


5 美化語(「お酒・お料理」型)
 ものごとを,美化して述べるもの。

 <該当語例>
  お酒,お料理
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同じものでも春のお彼岸に食べるものを「ぼたもち(牡丹餅)」秋のお彼岸は「おはぎ(御萩)」と言います。

これはその時に咲くボタンとハギの名前を使っているわけですが、漢字で書くとわかるように丁寧語の御がついていると思います。
その割には御牡丹餅とは言いませんが(笑)
 しかしひょっとしたら「御牡丹」といにしえの人は言ったかもしれませんね。

 ただ、最初に書いたように同じものを春は牡丹餅、秋はお萩と区別するという説がありますが、たとえば牡丹餅は餅(もち米)を餡でくるんでいるのに対し、お萩はハンゴロシ(うるち米)にきなこ+砂糖でくるむと分けている地方もありますし、これは判断が難しいですね。黒と黄色の違いもありますし。もちろんこの色の違いこそ牡丹の花と萩の花のちがいですし。
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「おはぎ」が餅のことだとしたら、


「萩餅」がそもそもの名前ですから丁寧語の範疇に入るんでしょうね。

ただ、江戸時代などは女性の名前に、たとえば「なつ」と言う名前だとして
親しみを込めて呼ぶ場合にあたまに「お」をつけました。
だからその場合は「おなつ」と呼びます。
女中奉公の娘が主人から呼ばれる時に、
仕事で呼ぶ時は「なつ」ですが、私生活で呼ぶ時には「おなつ」と呼んだり、
ただの知り合いを呼ぶ時は「なつさん」、それが友達の場合は「おなつさん」と呼ぶとか
なにかそれなりの決まり事みたいなものがあったらしいです。
そうすると「おはぎ」は丁寧語ではなくて「親しみを込めた呼び方」なのかもしれません。
そもそも「モノ」を丁寧に呼ばなければいけない義理とか必要はないんですから。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!

お礼日時:2017/09/30 22:47

「おはぎ」で一つの名詞です。


「お」だけを別に考えることはありません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!

お礼日時:2017/09/30 22:47

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