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祖父が上場株式を1億ほど所有しているのですが、亡くなる前に現金化したほうがよいのか、それとも
株のまま相続した方がよいのか、所有した時の価格によるのかもしれないのですが、節税の観点からすると、一般的にどちらのほうがよいのでしょうか?

A 回答 (1件)

亡くなる前に現金化した方が節税になります。


(理由)
・株で相続すると、相続時の時価(取引所株価)で相続となり、その株を相続人が売却した際の譲渡益計算の際の所得価格は、祖父が買った値段になります…祖父の所得価格が不明の場合は、売却価格の5%が取得価格と見做され、95%も利益があったと想定されてしまいます。
・祖父生きておられる時に売却すると、譲渡益×20.315%の税金が引かれて、79,685千円が相続財産になり、相続税が計算されます
・株で相続すると、1億円の評価で相続税を計算されます
・相続人が、売却した際には、祖父の取得価格で、譲渡税の計算をされてますので、株式の利益(祖父が買ってからの値上がり益分)×株式譲渡税20.315%分だけ、相続税の相続財産が多くなります
・株価が祖父の株取得価格より上(含み益)になっている場合は、亡くなる前に売却した方が有利
・逆に株価が祖父の株取得価格より下(含み損)の場合は、株で相続して、相続人が売却時にその損を他の株式益と損益通算出来るので、亡くなってから売却した方が有利
・常識的には、祖父が時価より安く買っていると思うので、亡くなる前に売却した方が良いでしょう
・質問の場合は、具体的に書かないと(祖父の取得価格、時価等)、回答者がいろんな場合を想定して、回答しなければならない
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この回答へのお礼

ありがとうございました。大変勉強になりました。

お礼日時:2017/10/15 18:19

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