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演出家・西田大輔が誘う冒険の世界!舞台「From Chester Copperpot」観劇レポート

演出家・西田大輔が誘う冒険の世界!舞台「From Chester Copperpot」観劇レポート劇団「AND ENDLESS」主宰で、舞台「戦国BASARA」シリーズやLIVE ACT「青の祓魔師」などの人気舞台を手掛けてきたことでも知られる作家・演出家の西田大輔さん。その西田さんが新しく立ち上げた会社「ディスグーニー」の第一弾舞台「From Chester Copperpot」が、11月14日(土)より東京芸術劇場シアターウエストにて上演されている。今回、運よく初日公演の「The Tempest」を観劇することができたので、ここではその模様をレポートしよう。

■シェイクスピアに焦点を当てた作品で幕開け


今回の舞台「From Chester Copperpot」では、これまで西田さんが世に送り出してきたオリジナル作品のうち、反響の大きかった「The Tempest」「Cornelia」「NEW WORLD」の3作品が一気に上演される。その幕開けを飾ったのが「The Tempest」だ。

「The Tempest(テンペスト)」は、シェイクスピアが単独で書いた最後の作品として知られる同名戯曲をモチーフとした作品。タイトルにある“tempest”とは日本語で“嵐”の意味で、シェイクスピアの原作では船が嵐にあって難破するところから話が始まる。船にはナポリ王アロンゾやミラノ大公アントーニオらが乗っていたが、彼らは漂着の末、元ミラノ大公で魔術師のプロスペローとその娘ミランダが暮らす孤島にたどり着く。実はプロスペローはアントーニオらの策略により追放された身で、島で魔法を研究しながら復讐の機会をうかがっていた、というのが大まかなプロット。喜劇と悲劇、ロマンスと復讐、現実と幻想など、さまざまな要素が絡み合って結末に突き進む、シェイクスピア後期を代表する名作だ。

本作は、シェイクスピアがその「テンペスト」を書き上げるまでを、劇中劇と絡めて描いたストーリーになっている。物語の舞台は中世のイングランド。とある月夜に書物庫を訪れたシェイクスピアは、そこで本の間に挟まれた一通の手紙を発見する。手紙の続きが知りたくて毎夜書物庫に通う彼の前に、シーリーズという名前の妖精が姿をあらわす。「最後の台詞を盗みにきた」と言うシーリーズに、シェイクスピアは新作「テンペスト」について語り始める……。
演出家・西田大輔が誘う冒険の世界!舞台「From Chester Copperpot」観劇レポート

■役者と一緒に旅をしている気分になる舞台


今回の舞台は、劇中劇として描かれる「テンペスト」の幻想的な世界と、シェイクスピアの生きる現実世界とを巧みに織り交ぜたストーリー展開が見事で、2時間20分という上演時間があっという間だった。シェイクスピアをあまり知らないという人でも楽しめるよう間口が広く創られているのもポイントで、観ているうちに自然に作品世界にのめり込んで、まるで自分も役者たちと一緒に旅しているような気分を味わうことができた。

笑いの要素もふんだんに盛り込まれており、プロスペローの長台詞やナポリ王子ファーディナンドがミランダに囁く“歯の浮くような台詞”をネタにしたシーンなどは、劇場内が爆笑の渦に。一方、シェイクスピアとその妻アン、ライバルの劇作家クリストファー・マーローらが織りなす愛憎劇のクライマックスは、感情を抑えたシーンと感情をほとばしらせるシーンのコントラストが鮮やかで、みな固唾を飲んで成り行きを見守っているのがわかるくらい張り詰めた緊張感に包まれていた。

シェイクスピアやシーリーズ、マーローら登場キャラクターを演じる俳優たちの魅力も見どころのひとつで、彼らが見せる表情ひとつひとつから目が離せなかった。ちなみにシェイクスピアは西田さん本人が演じているが、西田さんによると「シェイクスピア役は最後まで決まらなかったが、周囲からの勧めもあり、また幕開けの作品で演じる機会は1回きりということもあって、あえて自分自身でシェイクスピアをやろうと思った」そうだ。その言葉からもわかる通り劇作家としての“覚悟”を決めて臨んだ演技は、とても説得力があり、また印象的でもあった。
演出家・西田大輔が誘う冒険の世界!舞台「From Chester Copperpot」観劇レポート
カーテンコールでマーロー役の谷口賢志さんが本作のキーワードを絡め「何度でも“最後の台詞”を盗みに来てください!」と挨拶していたが、その言葉通り何度も足を運びたいと思ってしまうほどだった。なお舞台「From Chester Copperpot」では、このほかにも、中世ヨーロッパの薔薇戦争をモチーフにしたファンタジックなタイムスリップもの「Cornelia」、“パンドラ”と呼ばれる宝と海賊が登場する冒険物語「NEW WORLD」などが上演される。また、24~26日のマチネ回終了後には出演俳優によるトークショーも予定されているとのこと。気になる作品があったら、ぜひ劇場まで足を運んでみてほしい!

「教えて!goo」では、「あなたは最近、舞台を観劇しましたか?観劇した方はどんな舞台をご覧になりましたか。観劇していない方は見てみたい舞台はありますか」ということで、みなさんの意見を募集中!

【舞台情報】
舞台名:「From Chester Copperpot」
日程:2015年11月14日(土)~29日(日)
場所:東京芸術劇場シアターウエスト

舞台「From Chester Copperpot」公式ホームページ

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