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He took no more notice of our warning Than if he had been deaf この文の意味と、使われてるイディオムを解説お願いします。教材が古く、多分古めかしい英語になっているんではないかと思いますが…。

A 回答 (13件中1~10件)

たまたま今読んだんですが、綿貫さんと共に『ロイヤル英文法』などを書かれたアメリカの学者、マーク・ピーターセン氏も嘆かれておられます。



「もちろん、この教科書は数多くの規制がある文部科学省の厳しい検定を通過したはずですが、(…)良心的なネイティヴ・チェッカーが目を通しているのであれば、will が would (もしくは might)と過去形に訂正されるはずですが、その後の編集会議では、「would は、まだ紹介されていない『仮定法』となってしまうから、使えない」との勘違いによって、訂正結果の would が will に戻されてしまったということが十二分にあり得るからです。言うまでもなく、ここでの would(または might)はただ単に過去形であり、「仮定法」とは関係ありません。」

どこからこうも、日本人は「would を見たら、仮定法と思え」と思い込むようになってしまったのでしょう。
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If節に帰結節(主節)を補わないといけないのだと思っている方たちがいるのです。


この考えで、竜巻か台風かのごとく、これから日本を飲み込もうとしているのでしょうか。怖ろしい話です。

質問者さんのこの if節は
元のままが一番で、「~だったのか(以上には受け取らなかった)」
それだけです。

補いたいならどうぞ。しかし、元のまま見ようとする考えを叩き潰して葬ろうとしに来ないでください。
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とかく英語圏で採用されているやり方だからと言ってそれを鵜呑みにしてしまう。


その弊害がここにまたひとつ、というわけです。

そういう、灯台下暗し的につくられた教え方に従うよりない立場への理解が世界になく、そのために、日本人の言語感覚が軽んじられてきたわけです。

母国語を研究する限界というもので、当たり前すぎて気づけないことまで研究されていませんし、また、教える立場の人が、教わる立場になって考えないために、質問者を言いくるめて黙らせるだけの回答になっていることがあります。

「ほおら、こうして補ったら分かりやすいでしょ?」それを聞いた質問者は「うわあ~」と見惚れて納得した気になる。

しかし、その補った部分がない元の状態で考えられなかったり、正しい見方を妨げるなら、いったい何の意味があるのでしょう。

If や would を見たら必ず条件文が隠れているから補ってみよ?その手間暇にどれだけの意味がありましたか?

これも仮定法関連ですね。ここでの質問を見ていても、どうやら日本でも最近は、0,1,2,3の条件文パターンで教える方法が採用されるようになってきているようで、改善のつもりなのかもしれませんが、本当は改悪です。まだまだ、日本人が英文法の学習でふりまわされる時代は続くのかなと、危惧されます。
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ほかの回答で than whether 推しのご意見があるので、その見方を尊重して、than whether でも意味がとおる文章にしてみましょう。

そのうえで、もとの例文とのちがいをあらためてかんがえます。

対照実験として、前のわたしの回答であげた文、

He raised no more question than whether it was raining.

では、than で question と whether it was raining を対比させています。whether 以下は「〜かどうか」という疑問節で、この文の主たる目的語 question とは、語句の意味がカテゴリ的にマッチしているので、意味がとおります。日本語に訳すと、文字通りの事実を述べているか、比喩表現なのかちがいはあるけれど、

彼は、雨が降ったかどうかしか尋ねていないよ。
彼は、雨が降ったかぐらいのことしか聞いてないよ。

一方、もとの例文をおなじ構文にすると、

He took no more notice of our warning than whether he was deaf.

疑問節が whether he was deaf (耳が聴こえてなかったのか)という、もとの例文にあった条件節 if he had been deaf の内容をそのままつかったものになるので、notice of our warning (忠告を聞くこと)との対比が論理的とは思えません。ですからこのままだと、構造は書きかえることはできても意味がとおりません。

以下のように書きかえると、

He took no more notice of our warning than whether he heard anything at all.

疑問節 whether he heard anything at all は文字通り「聞こえたのかどうか」という疑問で、「耳が聞こえなかったのか」どうかという条件(仮定)を必要としません。この部分は、もとの例文の than if の構造で、耳が聞こえないとしたらという条件への帰結として省略されてた、

he would have done
= he would have taken notice
= how much he would have heard
= he wouldn’t have heard anything at all (if he had been deaf)

の帰結節の内容を疑問節に書きかえたものです。
ここまで書きかえれば、notice of our warning との対比は意味的に容易になるので、than whether でのいいかえは有効だと思います。

ですから、ちがう構文で意味が共通するのは以下の2つです。

1. He took no more notice of our warning than he would have done if he had been deaf.
2. He took no more notice of our warning than whether he heard anything at all.

上記の1. は、もとの例文の構造をかみくだいたもの、2. が、別の構文でなおかつ意味がとおるようにかきかえたものです。前者で仮定法の帰結節をいったんほりだしたうえで、その帰結節を whether の疑問節にかきなおした段階ではじめて、両者の意味が共通になります。

ここからわかることは、
1. もとの例文は、条件節と帰結節の関係が省略された文章で、if でないと表現できない文章だということ、 と、
2. if の意味を「疑問」としてとらえて whether で言いかえる場合には、than if と than whether の構文の構造がちがうため、whether で if をただおきかえただけでは意味が通じない、
ということになります。

結論としては、than if と than whether どちらの構造も、わたしたちが使っている構文で、両者は than の機能(接続詞か前置詞かということ)のちがいがあり文章の構造がまったくちがいますが、どちらをつかってもおなじような意味にできるということになります。

ただし、前者(than if)は仮定法の表現で、後者(than whether)は直説法での疑問の表現で、そのどちらもあるという点についての認識は必要です。どちらかの表現を否定して、わたしたちがどちらかの言いかたをしなければならない、ということではないので、ご質問者と閲覧者の方々には、そのことをご理解いただきたいです。

☆☆☆

もともとの質問にもどると、例文は、
He took no more notice of our warning than he would have done if he had been deaf.
という構造の文章を省略したもので、その意味するところは、

He took no notice of our warning as if he were deaf.
He took hardly any notice of our warning as if he were deaf.
彼はまるで耳でも聴こえなかったのようにわたしたちの忠告に耳をかさなかった。

という意味を表現しています。
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もとの例文


He took no more notice of our warning than if he had been deaf.

を次のように書きなおすと
He took no more notice of our warning than if(/whether) he had been deaf.

あたかも if/whether が どちらにもおきかえられる、という印象をもたれてしまいますから、質問者や閲覧者に誤解の生じないよう、説明を加える必要があると思います。

どちらの構文でも than 以下が名詞節だという前提にたつと、no more 以下すべてが took の目的語で、than が前置詞だということになるので、if 節は than の目的語になり、he took の時制にあわせますから、 he was/were deaf で問題ないわけで、もとの例文のままだと、he had been deaf にする必要がそもそもありません。

でも実際に he had been deaf になっている理由は、この例文が、以下の構造の省略だったからです。単純に whether 節(名詞節)でおきかえられる同じ構造の文章だったわけではありません。

He took no more notice of our warning than he would have done if he had been deaf.

than は比較の接続詞で、その前後それぞれが節にわかれますから、2つの節を文としてわけると、たとえば意味の上では、
He paid hardly any attention to our warning.
He didn't seem to notice it as if he were deaf.

この構造はむずかしいことでも、否定されることでもありません。おなじ構造の文章についての類似の質問への回答例をよんでみてください(サラっと答えてるでしょ?)。
https://forum.wordreference.com/threads/no-more- …

☆☆☆

もとの例文で than whether を than if のいいかえにすべき、というみかたは、上記のような構造の分解のしかたをとらなかった場合に、もとの例文そのものが時制のとり方がおかしい、と思うからではないですか?

かりに than whether でかきかえると、もとの例文は以下のようになります。

He took no more notice of our warning than whether he was deaf.

これと、以下の文章をくらべて、それぞれ意味が通じるかかんがえてみてください。

He raised no more question than whether it was raining.

これら2つの文章はまったくおなじ構造ですが、後者の文では、(his) question と whether it was raining を than で対比させていることがわかりますから、文章の意味はおわかりいただけると思います。

前者の文章では、notice of our warning と whether he was deaf を than で対比させています。これで意味がわかるなら、than whether のいい方で問題ないかもしれません。でも、実際のところは、もとの文の than if であらかじめ文章の意味がわかっているから、than whether でいいかえても問題なく聞こえているだけかもしれません。わたしにはここでの than whether のつかいかたがロジカルだとは思えないのですが、意見の分かれ目はそこから始まるのでしょう。

☆☆☆

もともと than if (than が接続詞で節が省略されたもの)と than whether(than が前置詞で whether 以下が名詞節になっているもの)という、構造の違う2つの文章をくらべて、どちらがもとの例文の意味をつたえるうえでふさわしいか、という判断をしてみてください。

意味のうえでどちらも似たり寄ったり、という説明はもちろん納得できます。ですが、その解釈には、両者が同じ構造だという前提があります。実際のところは、もとの例文が見かけ上 than whether の構文とおなじにみえてただけで、じつは両者は違う構造だったのです。
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大事なことを言い忘れました。



今回答えてくれたネイティブは、この had been になんらの特別な感覚もないと言っていますが、私の見解では、「耳が聞こえなかったわけではない」と思っているため、〈反事実の表明〉として、動詞に非現実感を添えたのです。(本来、そう取ることで、話が面白くなるのだと思いますが…。)

だからと言って、なにも、条件文にこだわることはありません。
そう考えることが理解の一助になるのでしたら、お止め立ていたしません。

しかし、このような動詞の使い方は単に〈非現実感〉を表す「叙想法(現行文法の言う仮定法)」なのであって、本来、必要な箇所にはどこにでも出没して構わないのです。

スペイン語やラテン語には叙想法の活用が、時制の活用とは違う形のものが別にあります。さまざまな言語を勉強したどこかの国の方も、ヨーロッパの言語には叙想法の活用がある言語が多いと言っていました。英語に叙想法の活用がないなどと言う人たちがいますが、

英語にも、ふつうとは違う動詞の活用形を用いるという立派な活用があります。
しかし、昔の言語学者が、英語の叙想法はそのうち廃れるだろうと予測したのが祟ったのか、英語圏では subjunctive mood を前面に出して教えることを避けてきたようで、conditional mood という、中途半端な用語で「条件文の作り方」を教えてきました。その影響で、日本の英文法教育では「条件文の作り方」と「仮定法」と「叙想法」がごちゃまぜになっています。
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いきなり than から文が始まることは、あり得ないです。


そんなに奇想天外なアクロバティックな見方をするほど複雑な文構造はありません。

前置詞 than のあとは名詞扱いされたものは何でも可能です。

> He took no more notice of our warning than if(/whether) he had been deaf.

アメリカ人:What this sentence means is "He took no notice of our warning.
I wonder if he was deaf.
I wonder whether he was deaf.
アメリカ人:There is no difference in meaning between these two sentences.
I can't think of any simple way to explain the meaning and usage of "whether."

これと理屈は同じです。つまり、違いはありません。ただ、一般的に言うか言わないかの問題です。whether が嫌なら使わなくていいですよ。
しかし、変わらずこれは I wonder if ~ と同じ if と考えて差し支えありません。

アメリカ人:"He took no more notice of our warning than if he had been deaf."
The past perfect is used in the "if" clause of the conditional because the rest of the sentence is already in the past tense. It tells us nothing about what the speaker thinks, although it does indicate that this clause is a hypothesis, not a fact, just as the use of the past tense or the subjunctive in the "if" clause of a conditional statement normally indicates that the "if" clause is a hypothesis.
"He is taking no more notice of our warning than if he was/were deaf."
This is what the sentence would be as part of a story told in the present and present continuous tense.

ということで、文法的には conditional mood だけれども、ネイティブの感覚として、had been になんらの特別な感覚もなく、そりより、ただ、文中のほかの動詞が過去形だから、それに合わせて大過去になったものだと言っているのです。

余談になりますが、英語圏の多くの人にとって、動詞は意味よりも形らしいです。前の動詞につられて、意味よりも形を優先してしまうのです。それで、時制の一致があります。時制の一致だけでなく、条件文という文法的には時制の一致を必要としない場合でも、前の動詞に合わせてつい、してしまうのが、形の一致なのです。ただし、意味的に誤解を生みそうな場合は、必要な形に直すといった塩梅です。自然にそういうものなのか、不自然な文法教育を植えつけられてしまった結果なのか…英文法には人の感覚を越えたものがあるようです。
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He took no more notice of our warning than


これだけは、文意が成り立ちません。どうしても続きの if節が必要です。

if節は if が接続詞ですから、that節のように、名詞相当語句と捉えられます。
そうすると、than は前置詞で、if節がその目的語ということになります。

He took の目的語は no more ~ than ~ であって、ここに if節は属していて、これなしには no more ~ than の意味が成り立ちません。
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必要ないというか、


than he would have taken (some) notice ... if he had been deaf
こういうふうに、if を考えるしかありません。
had been となっているのも仮定法過去完了。

まあ、「~かどうか」も「もし~ならば」も同じ if になるのは
日本人的には理解不能でどこかで割り切るしかないものです。
いずれにしても、whether では置き換えられません。

この if が「もし~ならば」の方だとわからないとしたら
それはその人の限界です。
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この文の骨格は、He took +[目的語] です。



この[目的語]が no more ~ than if ~ です。
He took ~ が主節ですが、than の後の if節の帰結節にはなっていません。
この主節は実際にあったことを言っていて、would の必要は全くありません。

この if節は whether に置き換えられるタイプのもので、仮説設定をしているわけではなく、「もしかして~だったのか」と、〈疑問〉です。

goo辞書:if
4 ((間接疑問文を導いて)) ((話)) …かどうか(whether)
https://dictionary.goo.ne.jp/word/en/if/#ej-42645

[もしかして~だったのか]+[という以上に彼が受け取ったものは何もなかった]
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