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日本は『精神科病院大国』だそうです。

[ 病床数 ]
日本だけで、世界中の約2割を占めている。
[ 在院日数 ]  
先進国平均  28日
日本    270日
5年以上の入院患者 10万人
で世界中の注目を浴びているらしい。
『精神科病院大国』であることは、喜ぶべきことなのか悲しむべきことなのか・・・。
どう思われますか?

A 回答 (10件)

動画拝見しました 10年位前にもNHKクローズアップ現代でやってました


① 日本は患者隔離が主で ② 西欧では出来るだけ世間に出すようにしていると~

日本は患者隔離が主となったのは制度の見直しがされないままになったからではないかと~ 
政治は このような問題には政争に明け暮れて中々動き難いでしょう 患者自身も声を挙げ難いですし 
似た事は他にも沢山あるでしょう 例えばハンセン病 精神疾患者の不妊手術等 探せば幾らでも出て来そう。

① 日本は患者隔離が主 
日本は長い間これでやって来たのですが 今すぐに変更出来ない事情もあると~
理由の一つに精神科病院は国の補助金で運営されており退院されると病院が困ると~(馬鹿な!と言いたいですが)
だからビデオにあるように必要なくても何十年も入院させ続ける理由の一つでしょう 病院側の事情もあるのです
更に社会の受け皿 つまり支援制度が整備されてないのです 制度の見直しが必要です
障碍者支援制度は十分とは言えないけれどあるのですが精神疾患者の それは無いみたいです(少しはある?)
先日のニュースでは補助金目当てと見られる障碍者支援企業が倒産しました 国の支援制度で生まれた補助金を
食い物にしたようで企業として成り立っていなかった事から お金 受け取って頃合い見て倒産させる手口のようです。

② 西欧では出来るだけ世間に出すように~
詳しい事は忘れましたが ボランティアが患者の自立支援しているとか~この点が日本は遅れているようです
日本は今後 どの道 社会保障関連費 増大で先ずは予算面から見直されるでしょう
患者の自立支援は国の為にもなりますし 患者の為の制度にして欲しいです 何時か我が身でもあります
日本では精神疾患に限らず「薬漬け」が障害になっているかも知れません これに付いては後で述べます
自立支援制度の充実が求められます その為の消費税ですが 足 引っ張る国の借金 1,000兆円もあります
(国民の多くは その内 消えて無くなると思っているが如くに見えます)何れ国債 持たない人が持つ人に何らかの形で
返す事になるのです 消費税率のアップ位しかないでしょう オリンピック後が正念場かも?。

「世界中の注目を浴びているらしい」これは知りませんでした
「悲しむべき事」であって 本人の為にならないだけでなく その他の人の為にもなりません
理由 「人の多様性あって人は成長する」です 隔離では狭い社会になるでしょう 
赤子から老人、障碍者、病人等 居て色々な事を学ぶ事が出来るでしょう(何時か我が身すらも悟れないでしょう)。

薬漬けに付いて
問題は精神疾患に限らず 医療そのものが可笑しいと思います 気付いている人 殆ど居りません
病気の原因調べた事あるでしょうか? 調べ尽くした訳ではありませんが多分 日本では私位ではないかと思う程です
近所にも居りません このサイトでも私のほかに回答者1人だけ居りました 何と回答したか?
「医師は知らないので原因 聞かれる事 嫌がる」と回答してました 信じられますか?
私が調べて解かった事は解明されている病を挙げた方が早いという結果で(これは調べずとも解かる事なので~)
1, 病原体によるもの 2, 栄養不良 3, 遺伝病 の三種位 これ以外の大方は不明です(全部とは言いません)。

調べた病の原因について医師(医大の先生で研究医)の説明は以下の通りで100件位 調べました
押しなべて「あれと これと ストレスが原因と考えられております」でした(あれ これ は病気によって違うだけ)
「考えられている」だけなのです しかも原因が三つも あるような変な説明です
この説明 納得出来ます? そうです 不明です とは言えないのです これが医学の現実です
原因不明と言う事は「治す薬は存在しない」を意味します なのに どの病院でも「治す薬ではない薬」沢山渡されます
近所の叔母さんに原因不明 教えました 自分の病に付いて医師に尋ねたら「考えられている」部分だけ省かれました
為に私は嘘付きにされました。
薬 沢山飲ますようになったのは健保制度出来てからのようで特に日本経済成長期に量&種類が増えたようです
最近まで8種でしたが今年辺りから7種に制限される事になったとか精神疾患薬は2種に(条件付きで3種とか)
薬種数 減っても以前のように量が増えるかも知れません(量が増え制限された為に医師が種類を増やした恐れあり)。

日本の薬 生産量はアメリカに次いで多いのですが殆どが国内消費と聞いたのは何十年か前です
良心的医師は別にして患者に薬 沢山飲ませても自分の家族には飲ませません(情報持ってます)
健保制度以前は薬 無暗に飲ませるものではありませんでした 止むを得ず飲ませるものであって慎重に扱ったものです
当時は その理由 知りませんでしたが「殆どの病は原因不明」知って理解した次第です 
治す薬では無く「副作用代償に症状 抑えるだけ」の薬なのです 治す薬でも重大な副作用あります(結核治療薬)
こちらに身内で薬なし完治の統合失調症患者 と 薬漬けで幼馴染二人の死亡について回答してます
 「精神科医の方、また統合失調症の ご家族さまに質問~」 https://oshiete.goo.ne.jp/qa/10139496.html

精神疾患者の平均余命調査(先日偶々検索で発見)
(東大 release_20170810) http://www.h.u-tokyo.ac.jp/vcms_lf/release_20170 …
精神疾患者のYLL(早死にすることによって失われた年数)を算出した国内初の報告書 とあり 22年以上短いと~
書いてませんが薬で寿命 縮めている疑いあります その他の病でも疑いあります。
精神疾患に限らず殆どは原因不明なのに「治せない薬」が大量に処方され患者は知らずに「治す薬と思い」飲んでます
良心的医師は別にして副作用は隠しますし言ってくれても控え目で患者は知らない事 多いようです
又 副作用 今 出なければ寿命まで無いと思い込む患者も多いようです 寿命迄 観察しなければ解からない事です
言い換えれば薬 減らしたなら日本の健康寿命&平均寿命は更に延びるかも知れないという事で研究が待たれます
先日 NHKでやってました ぴんぴんコロリ と ねんねんコロリ(寝たきりコロリ)ぴんコロで往きたいものです
病人は増える一方で精神疾患だけではなく 医師(薬)の問題では無いかと~。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>障碍者支援制度は十分とは言えないけれどあるのですが精神疾患者の それは無いみたいです(少しはある?)

グループホームなどへの入所はそれなりの要件があるようですが、それが可能であるのに入院させられたまま、というのは考えていくべきでしょうね。

>患者の自立支援は国の為にもなりますし 患者の為の制度にして欲しいです 何時か我が身でもあります
>理由 「人の多様性あって人は成長する」です 隔離では狭い社会になるでしょう

まったく同感です。

>原因不明と言う事は「治す薬は存在しない」を意味します なのに どの病院でも「治す薬ではない薬」沢山渡されます

おっしゃるとおりと思います。
過去のご回答も拝見しました。
基本的に私とほとんど同見解のようで心強い次第。
論理的に考えれば誰にでもわかるはずなんですけどね。
>統合失調症は医学上 ドーパミンの過剰が原因と考えられているだけで証明されてはおりません 仮説なのです
ドーパミンは神経伝達物質の一つで他にも沢山あり 薬で信号の伝達を無理やり阻害するようですが
選択的投与出来るはずありませんから関係無い神経も阻害し副作用が起こるのでしょう

という点も同意見です。
神経伝達物質が何らかの状態で関係しているのは、ほぼ間違いないように思います。
しかし、「脳のどの部分に、どのように作用しているのか」という肝心のことが分かっていないのに数打ちゃ当たる方式のバクチをやっているのが現在の精神医療だと、言ってきました。
つまり因果関係が分かっていないのですから、まともな薬ができるはずがありませんよね?
日々進歩しているなどと言う方もおられますが、つまり患者さんがモルモットであることに違いはありません。

>日本の薬 生産量はアメリカに次いで多いのですが殆どが国内消費と聞いたのは何十年か前です
良心的医師は別にして患者に薬 沢山飲ませても自分の家族には飲ませません(情報持ってます)

ですね。
欧米諸国でも裁判沙汰が増えてきたため、製薬会社は東南アジア、特に日本と韓国をターゲットにしているようです。
家族でも国でも身内の安全は確保する、ということなのでしょう。

>病人は増える一方で精神疾患だけではなく 医師(薬)の問題では無いかと~。

こちらも同感。
色々と詳しくありがとうございました。

お礼日時:2018/10/21 15:20

お示しされた動画拝見しました。



動画内の医師も言っていましたように、精神科病院長期入院患者の大部分は精神科病院入院の必要はありません。

ただ、知的障害等があり、自立困難な状況があります。
入院患者は順に登場する代わりに、家族がほとんど出てこないことは示唆的です。
たまに登場する家族は「俺も仕事があって忙しい。病院が預かってくれたら助かる。」と言います。

これも出演している医師が語っていますが、「受け皿があれば退院できる」のですが、受け皿は無いのが現実です。

家族とは縁が切れ、もう考えたくも無い関係になっていたりします。
亡くなった時に家族と連絡をとっても「もう関係はありませんからそちらで適当にやっておいてください」と言われることは珍しくありません。

本来福祉施設があれば、それが最も望ましいのですが、数も少なく、費用の問題もあり、家族に縁を切られた彼らに保証人は無く、事実上入所は困難です。

現在の精神病院は、事実上福祉施設と化しています。
福祉施設が充実すれば、精神病院は現在の1割以下で済むでしょう。
しかし、その財源は無く、消費税増税も困難で、精神病院の代わりを務めるだけの福祉施設の充実は夢のまた夢です。

さらに、精神病院は今後高齢認知症者の受け皿にもなっていくでしょうから、当面精神科病院大国の状況は変わらないでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

動画を見ていただいたことにも感謝いたします。

>たまに登場する家族は「俺も仕事があって忙しい。病院が預かってくれたら助かる。」と言います。

病院からグループホームに移ることになった女性の父親が、「途中で、やっぱり預かるのは嫌だなどと言い出されれは困るよ」とホームの担当者に詰め寄っている姿が印象的でしたね。
しかも、わざと避けたのでしょうが、両者はかなり離れた席に座っているのです。
その言葉を聞いたときの女性の目には、「どうやっても打ち消すことのできない決定的な絶望感」と「もっとも庇護してほしい相手から受けるいわれのない忌避に対する憤怒」が渦巻いているように見えましたね。
あの父親の姿勢が、彼女の症状(統合失調症)を長年にわたって増悪しつづけてきたであろうことは容易に推測できると感じました。

>現在の精神病院は、事実上福祉施設と化しています。

それだけなら構わないという気もしますが、(病院なのだからというだけの理由で)無用の薬を処方し続け、自由を拘束することを義務だと思い続けてしまう点が、最大の問題でしょうね。

>しかし、その財源は無く、消費税増税も困難で、精神病院の代わりを務めるだけの福祉施設の充実は夢のまた夢です。
さらに、精神病院は今後高齢認知症者の受け皿にもなっていくでしょうから、当面精神科病院大国の状況は変わらないでしょう。

先にも触れましたが、こうしたことは結局、国民の合意・総意がありさえすれば、早急に解決できるはずの問題のはずです。
ですので、やはり、人間の可能性というものに関して、我々一人一人がどう考えていくのか、といった認識の問題になるのでしょう。
異質の排除を重点に置くとするなら、それは人類の未来を矮小化する思考形態ではないかという気がします。

お礼日時:2018/10/16 15:32

現代では無く集落時代10人とか数百人規模の時に突然変異が起こり遺伝として広がったと考えられないでしょうか、今は集落から大都市に就職するので、それに高ストレス社会がトリガーと成ると思います。

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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>現代では無く集落時代10人とか数百人規模の時に突然変異が起こり遺伝として広がったと考えられないでしょうか

血縁結婚は劣性遺伝子が継承されやすい、ということはあるでしょうね。
ただ、そもそも、すべての人類の祖先を辿れば一人の人間に辿り着くという話もありますしね。
広義では人類みな近親相姦による末裔なのでしょう。

>今は集落から大都市に就職するので、それに高ストレス社会がトリガーと成ると思います。

なるほど。
「集落」の件はさておきますが、『高ストレス社会がトリガー』とおっしゃる点は、本質ではないかと私も思います。

お礼日時:2018/10/16 15:11

>すでに治療の対象ではないが、日常生活に介助の必要な方が多い。


>という意味ですか?

ご指摘の通りです。
精神病院から、自宅退院の勧めがあった時、家族は、「こんな状態では家に連れて帰るわけにはいかない」と主張します。

その理由としては、
曰く「トイレがちゃんとできないと」
曰く「食事がきちんとできないと」
曰く「徘徊しないでくれないと」
曰く「せめて自分の洗濯・掃除くらいはできてくれないと」
などなど、要は「普通」じゃないと、家で一緒に暮らせないって言うのが家族の言い分です。

何が「普通」かなんてわからないのに・・・
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>曰く「トイレがちゃんとできないと」
曰く「食事がきちんとできないと」
曰く「徘徊しないでくれないと」
曰く「せめて自分の洗濯・掃除くらいはできてくれないと」
などなど、要は「普通」じゃないと、家で一緒に暮らせないって言うのが家族の言い分です。
何が「普通」かなんてわからないのに・・・

同感ですね。
昔であれば、お嫁さんが一手に引き受けざるを得ない悲惨な状況に陥ったと思いますが、今は介護保険を充実することで何とか対応していくべきでしょう。
社会全体の合意が極めて重要な要素になるはずですが、「普通じゃないこと」の概念が非常に広くなってきたような気がしますね。
逆に言うと、「普通」として受け入れられる範囲が狭くなってきた。
昔であれば、ちょっと変わった人 であったのが、今は病院で隔離、といった感覚なのでしょう。
人間としてのキャパシティが小さくなってきた(または小さい)んでしょうかね、特に日本は。

しかし原発事故によってはじめて自由を取り戻し、人間として生きることができた。人権を回復できた。
塞翁が馬というにはあまりにお粗末な社会に我々は生存していますなあ。

お礼日時:2018/10/16 15:04

徘徊認知症者が、線路に立ち入って電車事故で死亡し、JR東海は約720万円の損害賠償を、家族に求めた事件は衝撃でした。


最高裁まで闘って、「賠償責任なし」の判決を勝ち取りましたが、事故から9年かかりました。

また、判決文は、どんな場合も患者の家族らの責任が不問になるわけではなく、家族らが責任を負う場合もあるという内容で、認知症患者が事故を起こしたときの家族の損害賠償リスクを認めていました。

精神障害者の家庭への受け入れは、さらに厳しいものになりそうに思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>精神障害者の家庭への受け入れは、さらに厳しいものになりそうに思います。

それはあるかもしれません。
しかし懸念されるべきは「症状の程度」じゃないでしょうか。
つまり、脳の器質的障害における(本当の)疾患と、それらしく見えるだけの症状の判断をつけるだけの能力が今の精神医療界にはないのではないか、ということです。
原因が解明されていないのですから、これはむしろ当然のことかもしれません。
であるなら、薬を処方しさえすれば解決するはずだ、また、仮に解決しなかったり副作用で苦しむ事案が発生してもそれは処方した側の責任ではない、といった現在の風潮に歯止めをかけ、あくまで本人の意向・意志を尊重する方向で対応していくべきではないですかね。
副作用による脳へのダメージをあまりに軽視している点が、最大の問題ではないかと考えます。
軽視している、というより、「わからない」というのが本当のところでしょう。
人間をモルモット扱いするのは、そろそろやめるべきとは思われませんか?
今の社会全体が人体実験場とならざるを得ない状態にあることは否めませんが、異質だからというだけの理由で同化させようとする、その思考形態自体に本質的な問題が潜んでいると私は考えています。

お礼日時:2018/10/16 14:54

遺伝より突然変異の連鎖と思います。

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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

血縁結婚が多いと突然変異の連鎖が起こる可能性も高い、というわけですか。
ただ、現状で、それほど血縁結婚が多いようには感じられないのですがね。

お礼日時:2018/10/16 12:50

>精神科の治療対象ではなく、日常生活に介助が必要でない方も多い、というニュアンスに聞こえますが、そうですか?



いえ、日常生活に介助の必要な方が多い、ということです。

>>結果的に、病院入院費用は月10万円以下で済みますが、福祉施設入居費用は20万円以上かかります。
>>入院の必要が無くなっても、家族は福祉施設への移動を拒否し、結果的に精神病院入院期間は伸びていきます。

>そういった事情もあるわけですか。

ベッドメイク、室内清掃、パジャマ洗濯、3食付きで、食事・入浴などの介助までついて、月8万円以下、前年度の住民税支払額によっては、数万円から無料ということで、自宅よりはるかに安く済みます。
これは自宅退院を拒否する患者・家族の強い動機です。
そもそも、精神病院入院以前に、本人に苦しめられた経験を持っている家族は多く、家に帰ってきてほしくないというのが本音だったりします。

繰り返しますが、精神病院入院期間が長くなる最大の理由は、家族の受け入れ拒否です。
精神病院の退院拒否ではありません。

>安い福祉施設が充実すれば入院者も減る、ということですね。

その通りです。
精神病院と同程度に安ければ家族は拒否する理由はありません。

>「安さ」「充実」が実現されないのは、どういった理由からだと思われますか?

単純に財源の問題です。
医療は保険方式、福祉は税方式で資金を集めていましたが、税方式の場合、使途を決めての集金では無かったため、社会構造の変化に伴い福祉財源の不足が顕在化してきました。
また、団塊の世代が認知症予備軍となり、超高齢化に伴う認知症者10%時代が視野に入りつつも、政府は莫大な借金を抱え身動きができません。
行政からの支援がこれ以上期待できないため、アメリカ型の自助努力、格差福祉が予想されますが、そうなった場合精神病院は安く面倒を見てくれる施設として、いよいよ退院拒否家族は増えるでしょう。
ちなみに一般病院は、急性期⇒回復期⇒慢性期⇒福祉施設への流れができていますが、精神病院ではそういった流れはほとんど機能していません。
これは、急性期一般病院では莫大な医療費投入が必要であったため効率化への強い圧力があったところ、精神科医療施設では以前から低廉劣悪な医療であり、財源不足は顕在化せず、結果的に効率化圧力がほとんどかからなかったためです。

>徘徊・暴力行為を伴わない方の精神病院入院に関しては、いかがでしょうか。

徘徊・自傷他害の恐れも無い方の精神病院入院の場合、自分の身の回りのこと(食事準備等の家事・金を稼ぐといったことも含めて)ができれば、退院を拒否する家族は少ないと思います。
繰り返しますが、患者が退院して自宅に帰ってくるをことを拒否するのは多くの場合家族です。
本人でも、医療者でもありません。
家庭内・近所とのトラブル、金銭的負担・家事負担の増加を家族は恐れます。
昼間から何をするでもなく家にいて、近所の方ときちんとしたあいさつもせず、家の食品を勝手に食べ、洗濯物は増え部屋は汚すのに洗濯も掃除もせず、そういった方を家族・地域で支えていけるほど、日本の地域コミュニティーは成熟していません。
そういった家族にとって、家事も仕事もせず、単にトラブルメーカーでしかなかった患者が家に帰ってくることは悪夢でしかありません。
そういった方をグループホーム・デイケアといった形で支えていくことができれば、地域社会での受け入れも容易になるのでしょうが、ここでも財源の問題が出てきます。
現状では、グループホーム・デイケアといった福祉施設の運営費・職員給与などは、利用者負担とならざるを得ませんが、これは決して安いものにはなりません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>いえ、日常生活に介助の必要な方が多い、ということです。

すでに治療の対象ではないが、日常生活に介助の必要な方が多い。
という意味ですか?

>繰り返しますが、精神病院入院期間が長くなる最大の理由は、家族の受け入れ拒否です。
精神病院の退院拒否ではありません。

別に否定してはいませんが。
全く同感ですよ。
ただ、動画を見るかぎり、拒否理由の程度については若干検証されるべきかもしれません。

>そういった方をグループホーム・デイケアといった形で支えていくことができれば、地域社会での受け入れも容易になるのでしょうが、ここでも財源の問題が出てきます。
現状では、グループホーム・デイケアといった福祉施設の運営費・職員給与などは、利用者負担とならざるを得ませんが、これは決して安いものにはなりません。

おかげさまで、論点を2つに絞れそうな気がします。
まず、おっしゃるように『財源&利用料』ですよね。
その他に、おそらくですが『地域社会での受け入れ拒否』ということもあるような気がします。
この2つは車の両輪と言えるのかもしれません。

お礼日時:2018/10/16 12:47

日本の精神病院病床数が他国と比べて突出して多いのは、精神病院平均在院日数が他国と比べて突出して長いためです。



精神病院平均在院日数他国と比べて突出して長い理由は、いくつかあります。

まず、一つ目の、そして多分最大の理由は、かかる費用の問題です。
精神病院に長期入院となっている大部分の方は、すでに治療の対象ではありません。
お家に帰れない最大の理由は、家で一人で暮らせないからです。
統合失調症、認知症などで、食事、排泄など、日常生活に介助が必要な方の場合、家に帰ることはなかなか大変です。

アメリカの場合、病院の入院費用はべらぼうに高く、保険会社は長期入院を認めませんので、すぐにナーシングホームなどの福祉施設に移ります。
カナダ・ヨーロッパ諸国は、逆にどちらも無料です。その場合も、入院する必要が無くなれば、すぐに福祉施設に移ります。

日本の場合、病院の入院費用は医療保険で、福祉施設の入居費用は、介護保険+私費です。
結果的に、病院入院費用は月10万円以下で済みますが、福祉施設入居費用は20万円以上かかります。
年金を20万円以上もらっている人の場合は、福祉施設入居費用を出すことは可能ですが、そうでない方にとって月20万円以上の負担はかなりつらい話です。費用の負担は家族にかかることが多いので、月20万円以上の負担が家族にかかることになります。
入院の必要が無くなっても、家族は福祉施設への移動を拒否し、結果的に精神病院入院期間は伸びていきます。

アメリカのように、病院入院費用が高いか、カナダ・ヨーロッパ諸国のように、福祉施設が安ければ入院期間はぐっと減るでしょう。

もう一つの問題としては、福祉施設の絶対数の不足です。
大都会近郊を中心に、福祉施設は不足しており、東京・大阪では老人ホーム入居待ちが数年というのはよく聞く話です。
徘徊・暴力行為を行う方の入院は、一般病院では困難で、自宅生活も困難で、となれば精神病院入院となります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>精神病院に長期入院となっている大部分の方は、すでに治療の対象ではありません。
>統合失調症、認知症などで、食事、排泄など、日常生活に介助が必要な方の場合、家に帰ることはなかなか大変です。

精神科の治療対象ではなく、日常生活に介助が必要でない方も多い、というニュアンスに聞こえますが、そうですか?

>結果的に、病院入院費用は月10万円以下で済みますが、福祉施設入居費用は20万円以上かかります。
>入院の必要が無くなっても、家族は福祉施設への移動を拒否し、結果的に精神病院入院期間は伸びていきます。

そういった事情もあるわけですか。

>アメリカのように、病院入院費用が高いか、カナダ・ヨーロッパ諸国のように、福祉施設が安ければ入院期間はぐっと減るでしょう。
>もう一つの問題としては、福祉施設の絶対数の不足です。

なるほど。
安い福祉施設が充実すれば入院者も減る、ということですね。
「安さ」「充実」が実現されないのは、どういった理由からだと思われますか?

>徘徊・暴力行為を行う方の入院は、一般病院では困難で、自宅生活も困難で、となれば精神病院入院となります。

徘徊・暴力行為を伴わない方の精神病院入院に関しては、いかがでしょうか。

お礼日時:2018/10/15 23:01

弥生時代から集落文化ですから血縁結婚が多いからでは!

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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

精神病は遺伝だというご見解でしょうか。

お礼日時:2018/10/15 22:45

他の先進国では、グループホームとかで面倒を見ているって話でしょうね。


日本は、精神障害者用の施設のかわりに病院で面倒を見ているんでしょう。

コストの観点からと、本人のQOLの観点からどうすべきかってのは考えるべきだとは思いますが、
日本の精神医療は、薬が大量に使われるというのはあるかもしれません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>他の先進国では、グループホームとかで面倒を見ているって話でしょうね。
日本は、精神障害者用の施設のかわりに病院で面倒を見ているんでしょう。

グループホーム、日本でも最近は割合耳にするようになった気はしますが、『病院で面倒』を見るというのは結局のところ薬漬けにして大人しくさせる、と同義のような印象があります。

>コストの観点からと、本人のQOLの観点からどうすべきかってのは考えるべきだとは思いますが、

『本人のQOL』最大のものは何ですかね?
個人的には 自由 じゃないかな、という気はします。

>日本の精神医療は、薬が大量に使われるというのはあるかもしれません。

鎮静化してさえいれば問題ないという考えなのかもしれませんね。
獣を手なづける感覚なのでしょう、たぶん。

お礼日時:2018/10/15 22:41

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