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新築予定の者です。この掲示板はいつも大変参考にさせて頂いています。現在、工務店に設計と施工をお願いして計画をすすめているところですが、色々とこだわりがあり、また家族のなかにインテリア関係の仕事に携わっていた者もいるため、ものによっては、自分たちが気に入ったものを見つけてきて、あとの必要な作業を工務店にお願いしているというかたちです。(建築・インテリア雑誌ではよく見かけるものでも、工務店の担当者の方がご存知ないものが結構あるようです。)ただ、メンテナンスや保証が重要となる大がかりなものは除いたとして、例えば水回り小物(タオルバーや化粧棚)やドアのストッパーなどは、いちいちカタログの取り寄せからお願いするより、自分たちで入手して、取り付けてもらうほうが手間や時間がはるかに節約できるのではと思いました。もちろん工務店にしてみればマージンによる儲けがないため、嫌がられる場合が多いと何かで聞きましたが、「施主支給」をするうえで気をつけるべき点についてアドバイスいただければ助かります。

A 回答 (6件)

一番トラブる可能性があるのは、変更清算でしょう。


契約したときの工務店の見積書に、支給したい材料の価格が単体で書いてある場合は問題ありませんが、材工とも(材料と取り付け手間)の複合単価で入っていたり、建具金物などは建具一式の中に入っていたりすると、変更による清算額をそのつど打ち合わせて確認しながらしないと、事後ではもめるもとになります。

それと、材料を支給するのであれば、その意思を伝えるタイムリミットと、実際に材料を受け渡す時期をあらかじめ工務店に確認して、工事進捗に支障が出ないように配慮してあげる必要があります。建築の工事は、色々な職人さんがそれぞれ関連を持ちながら仕事を進めていますから、その段取りを狂わせることがないように、事前打合せを入念にしておく必要があります。

あとは、完成入居後に支給材料に関連したクレームが出てきた場合、すべてを工務店の責任で補修してもらうことは難しいケースが出てきます。

思いつくのは、以上のようなところですが・・・、支給したい材料を購入するのに格安のルートをお持ちならば材料支給も良いと思いますが、定価で買わなければならないのであれば、ものを決めて工務店への発注したほうが結果安く買える可能性があると思います。

工務店の人に、仕上げ関連の「物決め」(使用材料を決めること)の時期を確認しておいて、それに余裕を持たせたタイミングで、希望する品のメーカーと品番等を決めて、工務店経由にした場合の変更見積もりをしてもらったうえで、結論を出しても良いのではないでしょうか?
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この回答へのお礼

見積もり変更はもちろん、スケジュールやメインテナンスについてのリスクも良く把握しておかないといけない、ということですね。ありがとうございました。

お礼日時:2004/11/16 01:20

>「施主支給」をするうえで気をつけるべき点についてアドバイスいただければ…



施主支給がいやがられる理由については、十分お分かりのようなので、ご質問の主旨のみについて一言申し上げておきます。

ともかくお金に糸目を付けないと言うことです。
例えば、一般的に、照明器具は電気工事業者が調達します。その値段はお客様にわたる時点でも、定価からは相当引かれているはずです。
とはいえ、いくらかマージンが業者に残るのは否定しがたい事実です。では、なぜマージンを取るのかというと、いわば保険料なのです。重たい器具を高いところに取り付けるのに、し損なって器具を破損させたり、ビス 1本落として床を傷つけたりしたとき、業者はその補償をしなければなりません。

自分で調達したものなら、もう一度手配し、仕入れ値だけ損をすれば済むことですが、お客様から支給の器具の場合、もともとマージンがないところに補償などできるはずがありません。

そこで、お客様支給の場合、「支給品取付料」の名目で、保険料をいただいておかねば、安心して取付作業に臨むことができません。保険料が加味されているわけですから、この支給品取付料は、通常の時間単価から見れば、かなり割高にならざるを得ません。

結局、スーパーやネットで安いものを見つけてきたとしても、割高な取付料を支払わねばなりません。結果として、保証やアフターサービスもない上、安くはならなかったという自責の念だけが残ることにもなりかねません。

以上のことを十分お覚悟の上で行動されることをお奨めします。
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この回答へのお礼

「取付料」にふくまれる「保険料」というお話し、大変参考になりました。「施主支給」をするのはどうかと考えていたものは、書いた通り、ちょっと変わったタオルバーとか戸当たりのような小さなもので、いちいち工務店のルートを通して取り寄せてもらうのが、面倒だし申し訳ないようにも思っていました。しかし、かえって面倒な場合もあるのですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/11/16 01:26

こんにちわ。


現場サイドからの意見なのですが、やはりものが間に合わない、ということもあるかと思います。それぞれの会社中で各会社の工期ということもあるので、作業をやっているうちに(器具を取り付けている時)資材を調達し、職人に渡せれば良いのではないかと思います。 あと、あまり面倒な物は嫌われますね。常日頃取り付けて、手馴れているメーカーや器具といったものもありますので・・・
基本的に施主支給といっていやな顔をする職人はいないと思いますが、取り付け後に自分の考えてたイメージと違う!!というものはすこーし考えていただいて貰いたいですね
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この回答へのお礼

下の方もそうですが、現場サイドの方からの率直なご意見、大変参考になります。仮に「施主支給」するとしても、よくよくその必要性と「こだわり」と検討した上で必要最小限にとどめ、現場に迷惑をあまりかけないようにしたいと思っています。ありがとうございました。

お礼日時:2004/11/16 01:39

支給されたものを間違ってこわしてしまったりした場合、取り付けるほうにしてみれば、部材代+もう一度取り付けに伺わなければならないので、単純に考えられるとちょっとつらいです。

プロなんだから間違えるなと言われればそれまでですが。
一つ例をあげれば、付属のビス一つとっても材質はいろいろあり電動ドライバーでいつものつもりで打つとビスが負けてしまい結局固定できなかったり、輸入物なんかも全てマイナスビスだったりと結構いろいろあるので、ついでにこれもつけてぐらいに頼まれるのは、ちょっと勘弁してです。それなりのお礼はしてあげたほうがいいと思います。施主材料支給はコスト削減のためというよりも、どうしてもその材料を使いたいという時だけにしてもらえれば業者としてはうれしいです。
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この回答へのお礼

取り付けの際のリスクについて率直なご意見ありがとうございました。もともと「施主支給」はなるべくしたくなく、するとしても、どうしてもつけたいものに関してのみにとどめるつもりです。にもかかわらずこのような質問をしましたのは、これまでの過程で、かなりの余裕をもってお願いしているのにもかかわらずメーカーとのやりとりに時間がかかりすぎたり、品番の確認ミスなどで間違ったものが届く(しかも輸入物により返品不可)などのトラブルが何度かあり、工務店さんの対応にやや不安があったからなのです。できれば発注も工務店を通して、現場にも迷惑をかけずに、好きなものを取り付けられればベストです。そのためにはやはり、施主として嫌がられるくらいにその都度確認する、という方法しかないのでしょうか。

お礼日時:2004/11/16 03:41

No.4です


>施主として嫌がられるくらいにその都度確認する、という方法しかないのでしょうか。
そうですね、結局はコミニケーションですから。
業者として施主さんからいろいろ面倒なこと(すみませんあくまで業者として答えてますので)や細かい注文を言われたとしても、作り上げる喜びは逆に大きいですから。
後に自分の自慢にもなりますし。ただ現場の職人や現場監督には「面倒だけどお願いね」という言葉などはかけてあげてください、商売上の都合が無ければ基本的には物作りが好きなだけの人ですから。
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この回答へのお礼

御礼が遅くなってしまって申し訳ありません。上棟式もすみ、いよいよ本格的に工事がすすんでいます。皆さん本当に感じのよい職人さんばかりで、良いコミュニケーションがとれそうですので、ちょくちょく現場に足を運んでお願いしてみます。ありがとうございました。

お礼日時:2004/12/28 19:47

実際に施工する立場と建築する立場の両方から


の意見です。

実際に施主支給の現場をいくつもこなしてきましたが
一番困るのは部材が合わない・施工予定日に間に合わない
といった打ち合わせが足りないといったことでした

逆に小さな部材でも、打ち合わせをしっかりさせて
頂き、荷受をされる方やどうしても荷受ができないので
メーカーからの送り状をFAXしていただくなど
施工当日にトラブルを最小限に配慮していただく
気の遣われる施主様の物件はトラブルも少なかったです
トラブルがあってもそんなに気分が悪くなかったです

施主支給をされるときは、打ち合わせとフォローは
しっかりとしていただければよいかと思います。
業者サイドで部材が用意できない・コストを下げたい
などの何らかの理由があってのことでしょうから
施主支給は大いに結構だと思います。

残念なことに、当然のことながら商品に対しても
利益はいただくのが通常ですから、売上が下がるのは
否めません。良心的な業者様であればよいのですが

その分の利益を工事費や諸経費などに相当乗せて
請求される一部の業者がいるみたいです。
利益を追求するのが企業ですが、情けなくなるほどの
いい加減な業者もごく一部にいるのが残念です

いろいろなお願いを今後されると思うのですが
快く引き受けてくださる業者様であるとよいですね

私は技術屋ですから、お客様と一緒に打ち合わせをして
作り上げるといったことは、とても嬉しいです。
逆にまったく打ち合せに来られなくて、最後に文句ばかり
言った挙句手直しさせられるのは一番面白くないです

コミュニケーションをしっかりしていれば、楽しく
できると思います。自分の中では段取りが仕事の
80%を占めていると思っています。
しっかりとコミュニケーションをとっていい住宅を
建築されてください

いきなり現場にきて「これ付けて」は一番困ります
特に困るのが重たいものやひっぱったりするものです
見た目はついてても、いつ何時外れたり、落ちたり
するかは分かりません。下手すると命に関わることも
ありますからね(重たいものなどは特に)

前にも書きましたが、「事前に打ち合わせ」して
取り付ける下地を入れるなどすれば解決することです。
ちょっとの手間ですからネ。
取り付ける以上は、「確実に安全に」が大前提ですから

私も現在建築するべく業者を選定中ですが、どうやら
ようやく本気でお付き合いできるところが見つかりそう
です。いい家を建てていただきたいので、一緒に
コストダウンも含めて考えましょうということで
施主支給も含めて、相談することになりました。

実際に10数社お話しさせて頂いて、快く引き受けて
下さるのは、ホント少なかったです。

長文でスミマセン
いい家を頑張って建ててください
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この回答へのお礼

御礼が遅くなってしまい、申し訳ありません。両方の立場から率直なご意見を聞くことができ、とても感謝しております。以前にも書きましたように、施主支給は必要最小限にとどめるつもりですが、今のところ、打ち合わせとフォローは気をつけてしっかりやっており、現場の職人さんともうまくコミュニケーションをとれています。rasticさんも良いお家ができるといいですね。ありがとうございました。

お礼日時:2004/12/28 19:51

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