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私はWPW症候群です。
ですが今まで発作を起こしたことがありません。
今19歳ですが、高校1年生まで年に1回検診に行っていました。
担当の先生から
このまま何も無いなら検診来なくていいよ
と言われ今に当たりますが心配事があります。
検診だけだったので、担当の先生がいない時、ほかの先生に手術を進められたからです。
その理由は、
今まで発作がなくてもこれからなる可能性があるからしときなさい。大きくなって出産するとき、心臓に負担もかかるし出産中に発作が起きたら大変だ
と言うことでした。
担当の先生には病院行ってないから話せてないし、大きい病院の先生方ですので連絡もしづらく、手術した方がいいか詳しくわかる方教えて欲しいです。

A 回答 (1件)

上室頻脈(心室の上の心房で不整脈が起こり、脈が速くなる)の一種ですね。


WPW症候群は、ウォルフ・パーキンソン・ホワイト症候群と言って、症例を発見した3人の医師の名前から来ています。

脈は、右心房にある洞結節という部分の電気的興奮によって発生します。
そして、心房⇒心房と心室の間の房室結節⇒心室という順で伝わり、正常な鼓動(心房と心室とが正しく共同して働く)になります。

WPW症候群では、心房と心室の間に、房室結節以外の経路ができてしまいます。
これをケント束(心電図で発見されます)といって、心臓の中でぐるぐると電気的興奮が循環してしまう現象が起こります。
その結果、1分間に150回以上(通常時の2~3倍)という頻脈になって、突然の動悸やめまい・ふらつきなどがあらわれます。

ケント束が発見されても、頻脈発作が起こらない場合には、通常、無症状のまま経過します。
ホルター心電図計やイベント心電図計(24時間心電図計など)を装着して、症状の詳細な検査もなさったのではないでしょうか?
無症状の場合、ほとんどのケースで治療をせずに経過観察を行ないますので、担当医の先生のご判断は妥当だと言えます。

ただ、実際に頻脈発作が起きている場合や、あるいは、頻脈発作のきっかけとなってしまうことが予想される場合(出産やスポーツなどがそうです)には、高周波カテーテルアブレーション手術といって、原因となっているケント束部位を高周波電流で焼き切る手術を行ないます。
また、心房細動という別の種類の不整脈をも合併している場合は、脈拍がWPW症候群よりもさらに速くなる上に、重症化してたいへん重い脳梗塞に至る(頻脈でつくられたたいへん大きい血の塊が血管を通して脳に飛び、血栓を作ってしまうから)ことになるので、そういった可能性が高いときにも手術が行なわれます。

お2人の医師の見解に違いがあるようですから、あなたが困惑・不安を感じてしまうのは、無理もないことだと思います。
ただ、基本的には医師の判断によると思いますから、上記のようなことを踏まえた上で、正直に担当医の先生にお話ししてみてはどうでしょうか?(そのためだけの通院、というのもアリだと私は思います。)。

結局は、手術を行なうメリットのほうがはるかに高い、と思われるときに手術を受けることになるでしょう。
緊急性が高い、といったようなときです。
あくまでも私の考えではあるのですが、頻脈発作が見られず、緊急性が高いわけでもありませんから、担当医の先生がおっしゃるように、このままでも良いのではなかろうかとも思います。
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