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私は40代で現在社会福祉士の資格を持っています。
仕事は福祉関係です。

福祉関係の仕事をしていると成年後見や相続やら
相談を受ける機会が多いのも事実です。

以前、違う会社に勤務していた時
スキルアップとして『行政書士』も目指した方が
良いと言われた事があります。

実際行政書士って稼げる資格なのでしょうか?
また求人はあるのでしょうか?

稼げる資格で求人もあり安定している資格が
あれば、併せて情報を頂けないでしょうか?
宜しくお願いします。

A 回答 (1件)

こんばんは。



悩ましい質問ですね。

少し、話しは飛びますが、ある資格の現状を説明します。
それは、「司法試験です(日本で最難関試験)」。

昭和から平成前期までは、今の司法試験の制度とは違いました。

(1)大学で、司法試験に必要な「一般教養科目」と「専門科目」を履修すれば、最短で3回生で司法試験が受験できました。
私も、実際に受験しました。

(2)但し、法務省の通達で、どれだけ優秀な合格者がいようとも、「足切人数は、500名」でした。
その為、当時の司法試験合格率は、2~4%程度でした。


ところが、平成中期になると、法務省が司法試験改革に着手し「新司法試験」に転換します。
それと同時に、みなさんご存じの「裁判員制度」も併せて、導入されます。

「新司法試験」は、法学部で必要な科目を履修すれば、受験資格は受けれなくなり、法学部卒業後「指定法科大学院」への進学が義務付けられました。
そのかわり、大学院では、司法試験専門の授業が受けれた為、司法試験合格率は、一気に「20~35%」へと、桁違いに、跳ね上がりました。

これが、「新司法試験」の失敗の、幾つかの要因(失敗は幾つもありました)の一つとなります。
つまり、「検察官」や「裁判官」は、司法試験合格者でも、上位数パーセントしか、なれませんので、あまり影響はありませんでした。

しかし、もろに、影響を受けたのが「弁護士」だったのです。旧司法試験から新司法試験の移行で、弁護士の合格者が一気に「10倍以上」に跳ね上がりました。
これは、1年間にとどりません。毎年、毎年、続くのです。

その結果、昔の法律事務所と言えば、個人事務所が全盛でしたが、今では「数十人、数百人レベルの法人法律事務所」でないと、生き残れなくなりました。


これが、「日本最難関試験と言われる、司法試験」の現状なのです。


つまり、他の、特に「法学系の資格」は、どんどん難関化しています。


「行政書士」もしかりです。昔は、1年も勉強すれば確実に合格出来た試験でした。しかし、今は、難関化し、法学系の通学予備校で
勉強しても、1年で合格できる保障はありません。それだけ、難しくなったのです。

ですので、私の個人的意見ですが、質問者さんは、40代で現在社会福祉士の資格を持っておられるのですから、
そちらの仕事に集中され、その職場でスキルアップを図って、「出世」を狙う方が、結果的には、確実かと思われます。
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