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新課程入試についてお伺いさせていただきます。
私は、2006年に新課程入試を受けます。
理科は、旧課程の問題集で良いのがあったので使っておりますが、新課程用のものを使わないとまずいでしょうか?

従来は、青チャートの例題が理解できれば東大数学で50~70は取れるといいわれておりましたが、新課程用になって青チャートのレベルが下がったと聞きました。赤チャートでないと対応できないのでしょうか?

最後に、新課程入試になったことで、センター、東大入試の傾向が大きく変わるということは考えられるのでしょう
か?

宜しくお願いいたします。

A 回答 (2件)

教科書に載っている公式は,自分で証明できるようにしてから使えということです.

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 東京大学を受験することを決意されている方と判断してお答えします。

また、私は数学畑なので、数学にのみ言及します。
★センター試験について
(1)範囲
 中学、高校で履修する範囲が変更されますので、当然、センターに出題される範囲も変更されます。ただ、変更とは言っても、旧課程からすると、範囲が絞られている形になっています。量は減りますが、注意すべきは次に述べる質についてです。
(2)質(レベル)
 新課程になって、レベルが低下していると良く言われていますが、旧課程、新課程の教科書を比較してみるとレベルが低下したというよりは、質が変った気がします。何が変ったかというと、確かに、旧課程に比べて新課程は量が減りました。しかし、例えば、新課程の中学の数学の教科書には、三平方の定理の証明方法が2~3種類登場します。以前なら三平方の定理を知って、これを問題に適用できればよかったわけですが、新課程ではその証明方法にまでしっかりと言及しています。他、高校で履修する三角関数で扱う加法定理についても、以前は単純に公式を覚えて問題に適用できればよかったのですが、新課程では、証明方法と図形的な意味合いが載っています。
 何が言いたいかと言うと、色々な公式などの意味を深く考えなさいよ。というのが、新課程の教科書です。ゆとり教育の良い面だと思っています。
 ですから、センター試験でも、多少、公式の成立背景などを考えさせる形式の問題が出るかもしれません。ただ、何せマーク式ですので限界がありますが。怖いのは気付かないと解けない問題が出るかもしれないということです。
★東京大学の入試
あくまで、予測だということを考慮してください。
最近、東京大学の入試で出た印象的な問題を二問挙げます。
1)円周率は、3.05より大きいことを証明せよ。
2)三角関数の加法定理を証明せよ。
 旧課程までなら、また、新課程でもあたり前に利用している公式、性質などがなぜ成立するのかを、考察させる、これからは、所謂考えさせる問題が、今まで以上に出題されることが予想されます。これは、私個人の考えではありません。多くの場所で議論されている考え方の一つです。
★予測とアドバイス
 新課程でのセンター、東京大学入試ともに、新課程では、旧課程に比べて履修範囲、量は減少すると思います。しかし、量が減る代わりに、ゆとり教育では、各生徒がしっかりと考えることを期待しています。これに準じて、出てくる公式の成立する理由などを深く考察することが重要になってきます。単に問題を解くだけではいけないということです。
 まずは、新課程の教科書に書かれた内容をじっくりと読んでみてください。そして、問題をしっかりと100%解けるようにしてください。これがクリアーできたらチャートに移ってはどうでしょうか。新課程への変更じは教科書は、普段よりも重要な役割を果たします。
 旧課程から新課程に移行する年は、問題の難易度が下がる傾向がありますが、東大をめざすのであれば妥協せず、効率的な学習だけではなく、時には非効率な突き詰めた学習も必要になると思います。
ちょっと、分りにくい表現になってしまいましたが、どうでしょうか?
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