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機械設計の仕事をしている者ですが、

新人に設計を教えるのに、
既存品の3DをCADで見ながら
見よう見まねでサイズダウンしたモデルを作るよう、指示をするのはどう思いますか?

きちんとした教育プログラムがなく、
既存品から動きや構造を見て学べ、というやり方です。

A 回答 (2件)

機械設計を35年ぐらいやってるおっさんです。


 それは3Dモデルを作る教育であって、設計を教えていることにはなりません。図面を書く(CADで3Dモデルを作る)=設計する、ではありませんよ。

※しかし。
 3Dでも2Dでも、更に言うならCADでも手書きでもいいですが、『図面』は設計者の『言語』です。設計者が思い描いた装置を外注や技能士に理解させ、部品を作ったり組立させたりするには詳しい説明が出来る言語=図面が必要です。

※新人なら、まずその『言語』を習得しなければなりません。
 その為のトレーニングとして、『見よう見まねでサイズダウンしたモデルを作る』というのは十分アリです。

※ただ‣・・既にある3Dモルをサイズダウンするなら、スケールをかければヨイだけなのでは?(手書きならともかく、そういう変更がカンタンに出来るのがCADの強みでしょう。)
 何か実際にあるモノを定規やノギスで測って3Dモデル化しろ、っというのは、ワタシが新人に対してよくやる手です。最初はタバコの箱とか文鎮とか単純な形状から始め、段々チャンファやRなどが付いているものに変え、最後は断面形状が変化しているもの(複雑な曲面が一体で作られている鋳物部品など、モデリングの手順が色々考えられるもの)の3Dモデルを作らせます。

※どういう機械を設計されているのか判りませんが・・・フツーの機械設計には、強度・剛性計算がセットです。(絵を描くだけなら、派遣のトレーサのねぇちゃんにも出来ます、っというか、3Dモデルを作るだけならトレーサの方がよほど優秀です。)
 3D-CADなら『おまけ』解析ソフトが入っているはずなので、3Dモデルを一つ作る度、拘束条件と入力条件を変えて解析を回させれば、解析ソフトの使い方と材料力学的な知識が身に付くでしょう。

※実際の設計は、OJTしか無いでしょうね。一つの装置の設計を一緒にやって、一部を設計させて採点することにより、実際の設計で必要な知識や考え方を身に付けさせる方法です。
 自分一人でやるより時間と手間がかかってしまいますが、新人教育とはそういうものです。彼が一人前になった時、貴方の仕事を助けてくれることがあるかもしれません。
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設計を教えるの大変ですね。


でもこれじゃまずは製図から教えるのように思われますが・・・。

機械材料・加工工作・応用力学など並行して復習、その会社に合った専門知識を入れながらも良いのかな。
(例えば材料の定尺・嵌合・温度特性・熱処理の実際・鍍金・塗装関連なども)

それから、機械加工を含めて精度的に実物はどうなっているのか理解が必要。
丸く書けば真円、線を引けば完全に平坦な物が出来ると思っている若者が多い。
このことをよく知らしめるのが先輩の仕事と考えます。
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