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2020年4月に行われた電力会社の分割と、競争の促進はどのように関係してるか教えていただきたいです

A 回答 (1件)

電力事業は、次の3部門から成り立ってます。


発電、伝送、小売
昔の電力会社は、3部門を1社で地域独占で行っていたため、
自由化が起こらず、安くならないと指摘されていた。
で、最初に行ったのが、小売の自由化。
これによって、多数の新電力が小売事業に参入して、
使用電力量などの条件によっては多少安くなった。

次に行われたのが、発電事業。
但しこちらは、発電設備に多大な費用がかかるので、
参入業者は少ない。

で、ここで問題点。
送電事業は自由化されておらず、新しい発電電力事業者が現れても、
従来電力会社の送電設備を借りて(使用料を払って)送電する。
ここで問題なのが、従来電力会社は、発電と送電を行っていて、
その個別の会計(発電と送電の)が不明瞭となり、
新しい発電電力事業者の送電設備の使用料金が適切かどうかが
はっきり分からない。

で、今回行ったのが、発電事業と送電事業を分離させることで、
送電の個別会計を明瞭化させた。

尚、送電の自由化は行われない見込み。
理由は、アメリカのカリフォルニア(だったかな)が自由化して、
無理な経営によって倒産し、それによって大停電を起こした
悪しき例があるため。
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