「一気に最後まで読んだ」本、教えて下さい!

インフレーションのコスト例をあなたが大切な順番で教えてください。
課題の参考にさせていただきたいです。
チップさしあげます。よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

例えば、日本銀行のHPの『インフレのコストとベネフィット:日米を事例としたモデル分析 嶺山友秀、平田渉、西崎健司(日本銀行)』の中の「インフレのコストとベネフィットに影響を与える4つの代表的要因」を例にとると、4つの要因が考えられます。


 即ち、『ゼロ金利政策』『名目賃金』『貨幣保有』『価格の硬直化とゼロインフレ』です。
 但し、これらの4要因が、現在の新型コロナウィルスが齎す新たな経済危機については、既に、古い考え方で、新たな課題が発生しているように思います。
 
 というのも、具体的には
 
 ①『ゼロ金利政策』の持続となると、Summers (1991)の言うプラスのインフレ率期待でしたが、既に0%水準で、預金金利を-にしているので、通常の経済活動を制限している現在、この効果は期待できない不安が残ります。

 ②『名目賃金の下方修正』を行うことは、Tobin (1972) に因れば、プラスのインフレ率期待で、景気後退時に実質賃金が十分に調整されないことによる労働市場に資源配分の歪みを調整することを目的としているようですが、長期に亙る名目賃金の下方修正は、デフレにしない限り、広く生活を圧迫するものであって、プラスの効果とは言えないのではないかとの懸念があります。


③名目金利の高いモノへ貯蓄・投資をするという『貨幣保有』によるインフレコストの利益増収を見込む方法ですが、Friedman (1969) は、貨幣保有の機会費用である名目金利がゼロ%となるよう、インフレ率はマイナス
であるべきとの論点から考えると、他の金利の高い安定運用の通過や指標等を駆使しての新たな投資市場があれば、それを活用することは、必ずしもインフレコストの利益に対するマイナス要因ではなくなり、その効果が見込めますが、新型コロナ時代の全体的な下落は、そもそもある貨幣価値を著しく歪めておりますので、新たな生産的経済の評価(新たな指数化)としての新たな指標(指数化)を導入し、可能なインフレ変動を抑制し、その利益を再配分した方が、より公益的な利益効率も改善されると思います。

④『価格が硬直する状態だと、インフレであってもデフレであっても、経済の資源配分に歪みが生ずるので、価格が硬直する状態では、ゼロインフレが、社会構成を最大化するとも言われていますが、いきなりの外出制限等の命令による市場の経済の予測が不能な状態の変化がありますから、適正な価格の変動が為され、安定供給が確保できることが、有益だと思います。

 ということで、現状では、インフレーションのコスト要因は役に立たず、自国通貨を有する国は、借金の積み増しが増大するだけですから、そもそもの貨幣経済制度を破壊することなく、伝統的な固定観念にも囚われることのない新たな発想を創出しなければならないと思います。

 従って、伝統的なインフレコストの順番で、抑制する限度を超えている以上、現在は、上記③及び④に書いたように、新たな生産的経済の評価(新たな指数化)としての新たな指標(指数化)を導入し、物価の価格を、適正に変動させながら、可能なインフレ変動を抑制し、その利益を再配分した方が、より公益的な利益効率も改善されると思いますから、こうした新たな発想を、最も優先的に考えて適用しているものを尊重すべきだと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうう!わかりやすいです

お礼日時:2020/12/23 12:23

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