チョコレート嚢腫 チョコレート嚢腫7cmと言われました。 全く痛くも痒くもなくまぁ、生理痛がたまに辛

チョコレート嚢腫

チョコレート嚢腫7cmと言われました。

全く痛くも痒くもなくまぁ、生理痛がたまに辛いなぁ、くらいでした。

妊活しようと婦人科に行ってみつかりました。

大学病院を紹介されましたが、大学病院は手術まちが1年くらいだと言われました。


私の家の近くの大学病院は全国から治療で集まってくる有名大学病院で待ちが長いといわれました。

確かに年間臨床は800件以上と書いてありますが、早く手術できる病院で行って手術してもらうことかこのまま大学病院で1年待つか悩んでおります。

私としては早く妊活はじめたいので、手術してもらいたいですが、私の症状的にも優先順位が低いらしいです。

どうしたらよいかアドバイスいただけると幸いです。

No.1 回答者： hide12002 回答日時： 2022/04/16 22:36

難しくあまり投稿もないでしょうから私の方から説明を差し上げます。

チョコレート嚢腫:嚢胞が正しいのでしたら子宮内膜症です。
あまり症状も無いことから、軽いお気持ちで質問されたのかと思いますが、
現実は手術されても解決しないことが多いです。

●子宮内膜症は、子宮の内膜の細胞が子宮の筋層や卵巣に飛んで（転移し）増殖している病気です。
良性の増殖性病変ですが、転移や浸潤するなど癌のような性質も持つと言われます。
卵巣に転移したものはチョコレート嚢胞:嚢腫(卵巣子宮内膜症性囊胞)、子宮の筋層に起きたものを子宮腺筋症と言い、肺などにも及ぶことがあります。
★何らかの作用により性質が変った一部の子宮内膜の細胞が、はがれて移動し別の部位で増殖しているということになります。
ただ、子宮内膜の細胞に変わりはないためエストロゲン(卵胞ホルモン)に依存して発育もしますし、排卵にあわせて受胎の準備をするため充血もします。
受胎がなく不要になった子宮内膜は脱落し、生理として血液も排泄されますが、卵巣や筋層にあるものは排泄する出口がないため、生理前後激しい痛みなどが症状として現れます。
・なおチョコレート嚢胞は卵巣癌が生じることもあります。

●一般的な治療法
　一般的な治療法は、痛み止めと偽妊娠療法としてピルなどのホルモンの内服によって生理を抑え症状を軽くするか、または切除ということです。
しかし、腫瘍の切除をしても再発するということから根治療法がなく厄介な病気となっています。
　手術については病巣部のみを除去する保存手術と、根治を目指し子宮と卵巣を全部摘出する方法があります。
・保存手術は、子宮や卵巣を温存して子宮内膜症の病巣だけを切除するものや高周波で病巣を凝固する方法もあり、卵巣チョコレート嚢胞においては、嚢腫の核出や高周波での焼灼などがおこなわれます。しかし頻繁に再発します。
・根治手術としては、子宮と卵巣を全摘します。ただ、どこかに病巣が残っている場合には再発もします。手術にしても根治は容易ではありません。
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　子宮内膜症が癌のような性質をもつということは、病巣の一部の細胞が剥離して遊離し、腹腔内を移動し別の部位に着床するか(腹腔内転移)、血管内を流れ遠くの肺などに運ばれて着床(血行性転移)して増殖する訳です。
　癌の場合は、ウイルス発癌に見られるように、癌を起こすある種のウイルスの遺伝子が細胞核内の遺伝子に挿入されて癌遺伝子となり、その癌遺伝子の情報により分裂し増殖しているもので、転移するのは、腫瘍を形成した癌細胞の一部がウイルス作用により肥大化したり円形化し、剥離が起きて遊離し、それが血管内やリンパ管、また腹腔内を移動し、別の部位に着床して増殖することからです。
それと同じと考えれば、子宮内膜症の細胞も癌とよく似た性質を持つ理由として、何かのウイルスが関係していると考えられます。
・いずれにしても免疫療法であるハスミワクチンのK.Mと言うワクチンで消失を見るはずです。